@スマート光に「格安プラン」登場！月額料金はマジで光回線最安へ！通常プランとどちらがお得？

月額料金最安級で人気の「@スマート光」がさらに安い料金プラン「格安プラン」を導入しました。

enひかり・おてがる光などとならんで光回線最安級の料金プランを提供している@スマート光ですが、「格安プラン」の登場により月額料金は本当に光回線最安となります。

ただし、「格安プラン」で申し込む場合にはいくつかの条件・制約があります。

この記事では、どんな人が「格安プラン」に向いているのか、について詳しく説明していきます。

「@スマート光」の「格安プラン」ってどんな料金プラン？

まず「@スマート光」の「通常プラン」を見てみましょう。

「通常プラン」は以下のようになっており、これだけでも「最安級の月額料金」に加えて「工事費無料」「契約縛りなし・違約金なし」などのメリットがあるプランになってます。

新登場「格安プラン」でマジの月額料金最安

では新プラン「格安プラン」を見てみましょう。

「格安プラン」は「通常プラン」に対して「工事費は負担してもらいますが、月額料金をさらに安くします」というプランになっています。

このように、「格安プラン」は「通常プラン」に対して「工事費は負担してもらうけど月額料金を330円/月も安くします」というプランです。

圧倒的な月額料金の安さ

「格安プラン」での申し込みの場合、月額料金は以下のようになります。

最近は税込み表示が必須となっているのであまり安さが伝わりにくいですが、税抜きで考えると「戸建て向け4,000円/月(税抜き)」「集合住宅向け3,000円/月(税抜き)」ということです。

ここまで月額料金の安い光回線サービスは他にありません。

キャンペーンによる割引適用などではなく、ずっとこの「戸建て4,000円/月(税抜き)」「集合住宅3,000円/月(税抜き)」です。

「通常プラン」の工事費無料も魅力的ですが、工事はやってもらう以上必要なものと考えれば工事費を払ったうえで月額料金は本当に最安となるのが@スマート光「格安プラン」です。

「格安プラン」は「新規」契約のみ選択可能

圧倒的な月額料金の安さとなる「格安プラン」ですが、「新規」での契約者のみが「格安プラン」を選択できます。

「転用」「事業者変更」での契約の場合、そもそも工事費が発生しない(工事不要)ので「格安プラン」を選択することはできません。

「格安プラン」と「通常プラン」はどちらがお得？

「格安プラン」は「通常プラン」に対して「工事費が必要」「月額料金がさらに安くなる」というプランです。

なので、どちらのプランがお得か？は継続利用期間で決まります。

「格安プラン」で必要となる新規工事費は戸建て19,800円、集合住宅16,500円です(通常プランでは無料)。

この工事費を支払う代わりに月額料金が330円/月安くなります。

よって・・・

戸建て向けプラン = 19,800円(工事費) ÷ 330円/月(月額差額) = 60か月

集合住宅向けプラン = 16,500円(工事費) ÷ 330円/月(月額差額) = 50か月

つまり、戸建てなら「継続利用60か月以上で格安プランが安くなる」、集合住宅なら「継続利用50か月以上で格安プランが安くなる」ということになります。

あなたは@スマート光を60か月(5年)以上使いますか？50か月以上使いますか？

「@スマート光」を格安光回線「enひかり」「おてがる光」と比較

前章で「@スマート光」の「通常プラン」と「格安プラン」を見てきました。

ポイントは以下の通りです。

「格安プラン」のおさらい

@スマート光の「通常プラン」では「工事費無料」で、さらに月額料金最安級の「戸建て4,730円/月、集合住宅3,630円/月」というプランです。

これに対し「格安プラン」は「工事費(戸建て19,800円/集合住宅16,500円)は払ってね！」「その代わり月額料金を戸建て4,400円/月、集合住宅3,300円/月に安くしますよ」というプランです。

工事費(19,800円/16,500円)を払う代わりに月額料金が330円/月安くなる、というのが「格安プラン」です。

@スマート光の料金体系と契約形態

@スマート光の新しいプラン「格安プラン」は工事費を負担する代わりに「戸建て月額4,000円(税抜き)/集合住宅月額3,000円(税抜き)」という圧倒的な安さで、これはもう光回線では間違いなく最安です。

ただし前章で確認したように「戸建てで60か月以上」「集合住宅で50か月以上」の継続利用により初めて「通常プラン」よりもお得になります。

そもそも@スマート光では「格安プラン」以前に「通常プラン」でも圧倒的な月額料金の安さが特徴なので、よほど長期契約前提でなければ「通常プラン」のほうがおすすめです。

そして「格安プラン」「通常プラン」両プランの料金プランと契約形態は以下のようになります。

ではここからは@スマート光の特徴を見ていきましょう。

特徴① 光回線最安級の月額料金

派手なキャンペーン(キャッシュバックなど)がない代わりに月額料金を徹底的に安くした「格安光回線」が人気、現在特に人気のプロバイダーは「@スマート光」「enひかり」「おてがる光」です。

この三社はすでに月額料金100円程度の差となっており、料金的にはどれを選んでもあまり変わりません。

あまり変わらないのですが「高速通信(v6プラス等)は必須」とした場合に、徹底的に三社を比較すると以下のようになります。

もはや誤差の範囲ですが、「初期費用」「月額費用」ともに@スマート光が最安の光回線であることがわかります。

特徴② 契約縛りなし、解約違約金なし

@スマート光は2022年6月までは「工事費無料」のかわりに「最低利用期間2年/解約違約金22,000円」という契約形態でした。

つまり「工事費は無料にするので、最低2年間は使ってください！」というサービスだったわけです。

2022年7月からは契約形態がかわり「工事費無料」に加えて「契約期間の縛りなし・解約時違約金なし」での契約となりました。

もはや、ちょっと経営を心配してしまうくらいお得な光回線になっています。

特徴③ あらゆる「初期費用」が無料

@スマート光の「工事費無料」は「初期費用無料」特典の一部でしかありません。

@スマート光では工事費以外でもすべての初期費用が(基本的に)無料になっています。

光回線初期費用(工事費)以外でもひかり電話・ひかりTVその他サービスの初期費用はすべて無料なので、光回線と一緒に各種サービスも乗り換えるなら圧倒的な初期費用のコストダウンとなります。

特徴④ 高速通信「v6プラス」が無料

現在、「戸建てで4千円前半/マンションで3千円前半」の格安光回線は「@スマート光」以外に「enひかり」「おてがる光」くらいです。

これらの中で高速通信サービス「v6プラス」が無料(標準装備)なのは@スマート光だけです。

これら「数百円で最安値を競っている」という光回線の中ではv6プラスなどのオプション料金220円程度は致命的な金額差かもしれません。

数百円にこだわるなら「v6オプション無料」の@スマート光は最安と言えます。

特徴⑤ IPv4/PPPoEとの併用もできる

@スマート光は高速通信サービス「v6プラス」が無料提供されますが、従来からの通信方式「IPv4/PPPoE」接続も併用して利用することができます。

多くのプロバイダーは「IPv4/PPPoE」は提供されない

現在のフレッツ光回線は夜間の速度低下を回避するために高速通信(v6プラスなど)が必須となっています。

これにより従来の接続方式「IPv4/PPPoE」から高速通信「v6プラスなど」への移行が急速に進んでいます。

そして、多くのプロバイダーでは高速通信サービスの利用開始と同時に「IPv4/PPPoE」アカウントの閉鎖を行います(併用不可になる)。

よって、多くのプロバイダーでは高速通信サービスとIPv4/PPPoE通信の併用はできません。

@スマート光は「IPv4/PPPoE」アカウントが閉鎖されない

@スマート光ではv6プラスでの通信が行われてもIPv4/PPPoEアカウントを閉鎖しません(併用ができる)。

通常の使い方においては「v6プラス」による高速通信だけで十分でありIPv4/PPPoE通信は必要ありません。

しかし、「外部からの接続(ポート開放)」「匿名掲示板への書き込み」などにおいてIPv4/PPPoE併用ができると便利です。

特徴⑥ ひかり電話の「ホームゲートウェイ」が無料レンタル

フレッツ光コラボで「ひかり電話」を利用する場合に注意すべきは「ひかり電話対応機器(ホームゲートウェイ)のレンタル料金」です。

ひかり電話を利用するためには「ひかり電話対応機器」というものが必要で、これが「無料(基本料金内)レンタルか？」「別途レンタル料金が必要か？」という点は契約プロバイダによって異なります。

@スマート光はひかり電話契約時のひかり電話対応機器も無料レンタルなので、ひかり電話契約するなら他社と比べてさらに月額料金が安くなるという特徴があります。

@スマート光ならホームゲートウェイ無料

@スマート光でひかり電話を利用する場合にはひかり電話オプション料金(月額550円/月)が必要ですが、この料金内で「ひかり電話対応機器」をレンタルしてくれます。

他社プロバイダーでひかり電話オプション契約する場合には基本料金以外に機器レンタル料金も請求される場合が多いので注意が必要です。

@スマート光は光回線の月額料金が安いうえ、ひかり電話利用時にも機器レンタル料金が不要です。

ホームゲートウェイの無線LANカードオプション

ひかり電話機器(ホームゲートウェイ)にはv6プラス接続機能があるので、ひかり電話契約者は別途ブロードバンドルーターを用意する必要はありません。

※お手持ちのブロードバンドルーターでv6プラス接続することも可能です。

ただし標準提供されるひかり電話機器にはWi-Fi機能がオプションとなっています。

ひかり電話機器(ホームゲートウェイ)無線LANオプションを申し込むことで「無線LANカード」が送られてくるので、この無線LANカードをひかり電話機器に差し込むとひかり電話機器がWi-Fi親機に変身する、という仕組みです。

@スマート光でひかり電話契約する場合、ひかり電話対応機器は無料(基本料金内)レンタルですが無線LANカードのレンタルは別途330円/月が必要です。

おすすめは3,000円程度のWi-Fiルーターを用意して利用することです。

ひかり電話利用時の費用

@スマート光はどれだけ安い？他社と比較

派手なキャンペーンや高額なスマホセット割引などがない代わりに徹底的に月額料金を安くしたシンプルな格安光回線が人気です。

この記事でご紹介した@スマート光以外では「enひかり」「おてがる光」が月額料金最安級の光回線と言えます。

では、この三社ではどこが一番安いのか？をまとめてみましょう。

光回線のみ契約ならどこが一番安い？

まず光回線のみのサービスで「初期費用」「月額費用」を見てみましょう。

比較の前提として「v6プラスなどの高速通信サービスは必須」としました。

現在のフレッツ光回線は高速通信サービスなしでは夜間に動画もまともに見れないくらい速度低下してしまい、もはや(v6プラスなど)高速通信サービスは必須だとします。

上記のように月額料金は三社とも十分安く、もはや誤差の範囲だと言えます。

一方で初期費用は@スマート光の「初期費用無料」がダントツでお得であり、光回線を初期費用・月額費用のみで選ぶなら@スマート光がもっともお得だと言えます。

通信サービスの比較

料金以外に通信サービスを比較してみましょう。

まず三社とも高速通信サービスとして「v6プラス」を提供しています。

v6プラスで通信する時点で三社とも通信サービス(速度など)は同じになります(理論上)。

高速通信サービスが選べる「enひかり」

enひかりは高速通信サービスのオプションが充実しています。

v6プラス以外にTransixやクロスパス(Xpass)を提供しており、3つの高速通信サービスから好きなものを選ぶことができます。

また、光回線の契約後に高速通信サービスを変更することもできます。

さらに個人向け光回線プロバイダーとしては珍しく「v6プラス固定IPv4アドレスオプション」「クロスパス(Xpass)固定IPv4アドレスオプション」に対応しており、高速通信サービスでIPv4固定アドレスが使えるという数少ないプロバイダーです。

高速通信サービスでいろいろ遊んでみたいならenひかりが一番おすすめと言えます。

@スマート光なら「IPv4/PPPoE併用」ができる

一般的には高速通信サービス(v6プラスなど)が開通すると標準サービスである「IPv4/PPPoE」のアカウントは閉鎖されます(使えなくなります)。

これはこれで良いのですが、「ポート開放したい」「外出先から自宅へ接続したい」などの利用者にとってグローバルIPアドレスが割り当てられる「IPv4/PPPoE」は使いたいサービスとも言えます。

@スマート光はv6プラス開通後でも「IPv4/PPPoEアカウント」が閉鎖されません。

これによりv6プラスによる通信とIPv4/PPPoEによる通信を切り替え/併用することができます。

ひかり電話も契約するならどこが一番安い？

「自宅に固定電話がない」という家庭も多くなったようですが、やはり固定電話(ひかり電話)の契約者は多いようです。

光回線に加えてひかり電話もオプション契約する場合の初期費用・月額費用を比較してみましょう。

ひかり電話でも初期費用無料の@スマート光

ひかり電話においても@スマート光の初期費用無料がお得です(他社は一般的な1,100円)。

また、NTT東西の固定電話(アナログ電話)から同番移行する場合にはNTT東西からの同番移行費用として2,200円が直接請求されますが、これはNTT東西発番の電話番号を休止するための手数料となります。

すでに休止している人(つまり「転用」「事業者変更」の人)は請求はありません。

注意すべきは「光電話対応機器(ホームゲートウェイ)」

ひかり電話を利用する場合に注意すべきは「光電話対応機器(ホームゲートウェイ)」のレンタル料金です。

これはNTT東西のひかり電話においても料金体系系がバラバラでちょっと面倒であり、フレッツ光コラボにおいてもレンタル料金がプロバイダーにより異なってきます。

まず、ホームゲートウェイのレンタル料金としては@スマート光とおてがる光はレンタル料無料(基本料金内)となり、enひかりは「別途220円/月」となります。

また、ホームゲートウェイはv6プラス対応ルーターにもなりますが、これを無線LANルーターとして使うためにはホームゲートウェイ用の無線LANカードを追加でレンタルする必要があります。

この無線LANカードのレンタル料金が@スマート光は330円/月、enひかりとおてがる光は110円/月となります。

一般的にはホームゲートウェイはひかり電話専用として使い、v6プラス対応ルーター(およびWi-Fiルーター)は別途自分で用意するのが良いでしょう。

ひかり電話を利用するなら「enひかり」がちょっとだけ高くなる

v6プラス対応ルーターおよびWi-Fiルーターは自分で用意する前提で、ひかり電話をご利用ならホームゲートウェイのレンタル料金220円/月が加算される分、enひかりは高くなると言えます。

まとめ、@スマート光の安さを検証

@スマート光の「格安プラン」を見てきました。

@スマート光の魅力は最安級の月額料金に加えて「初期費用無料」「工事費無料」でありながら「契約縛りなし」という点にあります。

この中で新しく登場した「格安プラン」は「工事費は負担してくださ、月額料金は330円安くします」という料金プランになります。

新料金プラン「格安プラン」はお得なの？

@スマート光の本来の工事費は「戸建て向け19,800円/集合住宅向け16,500円」です。

これを負担する代わりに月額330円安くなります。

つまり、戸建てだと60か月(19,800円÷330円=60)、集合住宅だと50か月(16,500円÷330円=50)でモトが取れる計算になります。

60か月(5年間)以上の継続利用で「格安プランは通常プランより安くなる」ということです(集合住宅なら50か月)。

「通常プラン」での「工事費無料」「月額4,730円/月(戸建て)、月額3,630円/月(集合住宅)」のインパクトが強すぎて「格安プラン」の魅力が小さく見えてしまいます。

@スマート光はお得なの？

@スマート光に加えてenひかり・おてがる光の三社は「シンプルでとことん安い！」と評判の格安光回線サービスです。

この三社の中においても@スマート光は「初期費用(工事費含めて)最安」「月額費用も最安(誤差の範囲)」で最安の光回線と言えます。

「新規」での契約なら工事費無料の@スマート光が断然おすすめ！「転用」「事業者変更」ならこの三社はもはや誤差の範囲なのでお好きにどうぞ！というところでしょう。

ただ、通信サービスの特徴まで評価すると「安さで選ぶなら@スマート光」「高速通信サービスでいろいろ遊んでみるならenひかり」と分けることができます。

おてがる光はひかり電話利用でホームゲートウェイを無線LAN親機にする場合にメリットが出てくる感じです。