Yahoo!BB ADSLのサービスが地域ごとに順次終了となってきています。
すでにサービス終了の通知を受け取っている方も多いでしょう。
そして同時にソフトバンク・エアーやソフトバンク光への乗り換え案内を受けている方もいらっしゃると思います。
この記事ではYahoo!BB ADSLをご利用の方がソフトバンク光へ乗り換える場合の料金・契約条件などを詳しく説明しています。
ソフトバンク光の基本料金のワナ
ソフトバンク光に月額基本料金は以下のように(一般的には)記載されています。
ソフトバンク光月額基本料金 | |
---|---|
戸建て向け | 5,200円/月(税込5,720円/月) |
集合住宅向け | 3,800円/月(税込4,180円/月) |
最近は派手なキャンペーンのない代わりに月額料金が徹底的に安く設定されている光回線サービスもありますが、それらと比べるとソフトバンク光の月額料金は高いんですがそれほど高くはありません。
「まぁ、普通かなぁ~」という印象です。
特に集合住宅向けでの月額4,180円というのはまぁまぁ安い部類とも言えます。
割引を受けるために余計な月額料金を払うワナ
一方でソフトバンク光と言えばソフトバンクスマホやワイモバイルスマホとのセット割引「おうち割光セット」ですが、この割引サービスを適用すると割引適用と同時に月額料金が以下のように高くなります。
ソフトバンク光月額基本料金(おうち割適用時) | |
---|---|
戸建て向け | 5,700円/月(税込6,270円/月) |
集合住宅向け | 4,300円/月(税込4,730円/月) |
スマホセットの割引を受けるのになぜ基本料金が高くなるの?と言うと「おうち割光セット指定オプション」という月額550円/月のオプションが付与されるからです。
この指定オプションの実態は以下の3つのサービスオプションとなります。
- 光BBユニットレンタル(通常513円/月)
- Wi-Fiマルチパック(通常1,089円/月)
- 光電話サービス(通常550円/月)
3つのオプション合計で2,152円/月が「指定オプション」としてパックで月額550円になる、というカラクリです。
高くなるようで実は安くなるわかりにくさ
このようにちょっと見ただけでは「なんだか騙されてる?料金高くなってない?」と思えてしまいますが、よくよく調べてみると実はお得な料金プランになってたりします。
また、同様に光BBユニットや複雑な電話サービスなどもよく調べてみないと損なのかお得なのかわかりません。
ソフトバンクのサービスは損にしても特にしてもとにかく複雑でわかりにくくなっています。
この記事ではソフトバンク光を契約する場合に必ずオペレータさんにすすめられるであろう「光BBユニットとそのオプション」と「光電話サービスとそのオプション」について詳しく説明していきます。
光BBユニットのワナ
ソフトバンク光を契約する時にほとんどの人はオプションとして「光BBユニット」をすすめられるでしょう。
光BBユニットは月額513円のオプションですが、事実上の必須オプションだと思ってください。
光BBユニットって何?必要?不要?
光BBユニットはソフトバンク光回線に接続するためのルーターです。
ルーター以外の機能も豊富なので「多機能ルーター」といったところです。
「光回線に接続するルーターなら持ってる!」という方も多いと思いますが、ソフトバンク光回線の場合は市販品ルーターではなく「光BBユニット」が事実上の専用ルーターとなります。
光BBユニットはIPv6高速通信対応ルーター
ソフトバンク光はフレッツ光回線を使った通信サービスです。
フレッツ光回線の世界では「v6プラス」や「Transix」などのIPv6高速通信サービスが必須のサービスとなっていますね。
これらIPv6高速通信サービスを使わなければ、通信混雑時間帯(主に夜間)は動画も見れないほど速度低下してしまいます。
「v6プラス」や「Transix」といったIPv6高速通信サービスを使うことで、通信が混雑する夜間でも混雑地点を迂回してフレッツ光回線本来の高速通信ができる仕組みになっています。
ソフトバンクのIPv6高速通信と対応ルーター
そして「v6プラス」や「Transix」などのIPv6高速通信サービスのソフトバンク光版が「IPv6高速ハイブリッド IPv6 IPoE + IPv4」通信サービスになります。
IPv6高速ハイブリッド IPv6 IPoE + IPv4 | ソフトバンク
この高速通信サービスにおいて、光BBユニットは唯一の「IPv6高速ハイブリッド IPv6 IPoE + IPv4」対応ルーターということになります。
市販ルーターで対応したものはないため、事実上「光BBユニットは必須オプション」となります。
光BBユニット | 513円/月 | ソフトバンク光のIPv6高速通信対応ルーター ※事実上、必須オプションです |
---|
光BBユニットをWi-Fiルーターに変身させる「Wi-Fiマルチパック」
光BBユニットと一緒に「Wi-Fiマルチパック」というオプションもすすめられると思います。
「Wi-Fiマルチパック」とは月額1,089円もするオプションで、光BBユニットをWi-Fiルーターに変身させるオプションです。
光BBユニットにはWi-Fi機能があるのですが標準では「Wi-Fi無効」の設定になっています。
そして「Wi-Fiマルチパック」オプションを契約すると「Wi-Fi有効」となり、光BBユニットはWi-Fiルーターに変身する仕組みになっています。
よって、「Wi-Fiルーターも必要!」という場合は「Wi-Fiマルチパック」のオプション契約が必要です。
光BBユニット | 513円/月 | ソフトバンク光のIPv6高速通信対応ルーター ※事実上、必須オプションです |
---|---|---|
Wi-Fiマルチパック | 1,089円/月 | 光BBユニットをWi-Fiルーターに変身させるオプション |
「Wi-Fiマルチパック」オプションは断ろう!
「Wi-Fiマルチパック」オプションは光BBユニットをWi-Fiルーターに変身させてくれますが、そのために月額1,089円ものオプション料金を払いますか?
「Wi-Fiマルチパック」オプションはすすめられても断るのが良いでしょう。
この場合、光BBユニットはWi-Fiルーターにはなりませんが別途手持ちのWi-Fiルーターや安いWi-Fiルーターを光BBユニットに接続すればWi-Fiが使えるようになります。
Wi-Fiルーターは5,000円もあれば購入できるので、月額1,089円ものオプション料金を払ってまで光BBユニットをWi-Fiルーターにする必要はありません。
光BBユニット | 513円/月 | ソフトバンク光のIPv6高速通信対応ルーター ※事実上、必須オプションです |
---|---|---|
Wi-Fiマルチパック ※契約しない! |
1,089円/月 | 光BBユニットをWi-Fiルーターに変身させるオプション |
手持ちのWi-Fiルーター | – | 手持ちのWi-Fiルーターをアクセスポイントに使う ※手持ちがなければ買っても5,000円程度 |
結論!光BBユニットの賢い使い方
ソフトバンク光を契約する場合、多くの場合において「光BBユニット」と「Wi-Fiマルチパック」は「必要ですよぉ~!」とすすめられます。
「光BBユニット」はソフトバンク光でIPv6高速通信を利用するための専用ルーターです。
「Wi-Fiマルチパック」は光BBユニットをWi-Fiルーター(Wi-Fi親機)に変身させるオプションです(月額1,089円もします)。
フレッツ光回線が混雑する夜間でも快適な通信をするために「光BBユニット」は必要ですが、Wi-Fiルーターは別途購入して光BBユニットにアクセスポイントとして接続すれば良いです。
よって「光BBユニットは契約する」「Wi-Fiマルチパックは断る!」というのが賢いオプション選択になります。
- 光BBユニット(513円/月)
⇒ ソフトバンク光のIPv6高速通信専用ルーター(必須オプション!) - Wi-Fiマルチパック(1,089円/月)
⇒ 光BBユニットをWi-Fiルーターにするオプション(月額料金高すぎるから不要!) - 別途Wi-Fiルーターを購入(5,000円程度)
⇒ Wi-Fiアクセスポイントとして光BBユニットに接続
光電話サービスのワナ
ソフトバンク光には2つの光電話サービスがあり、これが混乱のもとになっています。
さらに、この2つの光電話サービスと光BBユニットが絡み合ってますます複雑になっています。
ソフトバンク光と一緒に光電話を利用する方に向けて、ソフトバンクの2つの光電話サービスを説明していきます。
光電話(N)とホワイト光電話の違い
ソフトバンク光といっしょに使える光電話サービスには「光電話(N)」と「ホワイト光電話」があります。
「光電話(N)」はNTT東西が提供するひかり電話サービスです(契約はソフトバンクになります)。
「ホワイト光電話」はソフトバンクが提供する光電話サービスです。
どちらも同じようなサービスで、NTT固定電話を置き換えることができる光電話サービスです。
光電話(N) | 550円/月 | NTT東西が提供する光電話 | 一般的な光電話サービス |
---|---|---|---|
ホワイト光電話 | 513円/月 | ソフトバンク提供の光電話 | 一般的な光電話サービス ソフトバンクスマホへ通話料無料になる |
「光電話(N)」も「ホワイト光電話」もどちらも一般的な光電話サービスなので同じようなものですが、ホワイト光電話はソフトバンク提供なのでソフトバンクスマホとの通話料が無料などのメリットがあります。
工事費・通話料金はほとんど変わらないので、リンク先を見てどちらでも選んでください。
ただし「光電話(N)」は全国どこでも使えるのに対し、「ホワイト光電話」は提供地域が限られており、お住まいの地域によってホワイト光電話を選べない場合もあります。
ホワイトひかり電話と光BBユニットの関係
光電話サービスにホワイト光電話を選んだ場合、また光BBユニットが登場します。
光電話サービスを利用する場合には光電話対応機器という光電話用のルーターが必要です。
光BBユニットは先述のように「多機能ルーター」であり、ホワイト光電話の「光電話対応機器」でもあります。
光電話サービスとしてホワイト光電話を選んだ場合には必須オプションとして「光BBユニット」が必要です。
ホワイト光電話 | 513円/月 | 光BBユニットが光電話対応機器となる |
---|---|---|
光BBユニット | 513円/月 | ソフトバンク回線専用のIPv6高速通信対応ルーター ※ホワイト光電話ルーターにもなる |
光BBユニットはソフトバンク光を快適に使うための必須オプションとしたうえで、別途光電話対応機器をレンタルする必要なくホワイト光電話を利用できることになります。
光電話(N)なら光電話対応機器はどうなる?
では光電話サービスとして「光電話(N)」を選んだ場合のオプションはどうなるでしょうか?
光電話(N)はNTT東西が提供する光電話サービスなので、光電話対応機器も他社プロバイダーと同様にNTTのホームゲートウェイがレンタルされます。
光電話(N) | 550円/月 | 別途光電話対応機器が必要 |
---|---|---|
ホームゲートウェイ(N) | NTT東日本エリア: ・無料(戸建て) ・495円/月(マンション) NTT西日本エリア: ・無料(戸建て) ・無料(マンション) |
光電話(N)用の光電話対応機器 |
上記のようにNTT東日本エリアのマンションタイプであれば光電話(N)基本料金(550円/月)に加えてホームゲートウェイ(N)のレンタル料金が495円/月となり、ちょっと高くなりますね。
「光電話機能」オプションで光電話(N)でも光BBユニットが使える
ここから話しが面倒になってきます。
光電話サービスに光電話(N)を選んだ場合基本的にはホームゲートウェイ(N)が必要であり、NTT東のマンションタイプではレンタル料金495円/月がかかります(それ以外はレンタル無料)。
これに「光電話機能」という光BBユニットのオプションがあります。
光BBユニットに「光電話機能(409円/月)」というオプションをつけると光BBユニットがNTT提供のホームゲートウェイ(N)と同等の光電話対応機器となります。
光電話(N)を契約した場合に光BBユニットを電話対応機器(ホームゲートウェイ)として使えると機材が減って少しすっきりします。
ただ、そのために光電話機能オプション料金409円/月を払いますか?というとNTT東のマンションタイプ以外の人は余計な出費となります。
光BBユニットを光電話(N)のホームゲートウェイとして使いたい場合は以下のようになります。
光電話(N) | 550円/月 | 別途光電話対応機器が必要 |
---|---|---|
光電話機能 | 409円/月 | 光BBユニットを光電話対応機器に変身させるオプション |
光BBユニット | 513円/月 | 光電話(N)用の光電話機器になる |
光電話機能(409円/月)を使わない場合には以下のようになります。
光電話(N) | 550円/月 | 別途光電話対応機器が必要 |
---|---|---|
ホームゲートウェイ(N) | NTT東日本エリア: ・無料(戸建て) ・495円/月(マンション) NTT西日本エリア: ・無料(戸建て) ・無料(マンション) |
光電話(N)用の光電話対応機器 |
光BBユニット | 513円/月 | 光回線専用ルーターとして必要 ※光電話(N)では使わない |
これだけ見ると「光電話機能(409円/月)」は使わないほうが良いですよね。
ソフトバンク光と同時利用なら「光電話機能」無料!
ところが、ソフトバンク光と光電話(N)を同時利用の場合は「光電話機能が無料キャンペーン」というのがあります。
キャンペーンなのでいつ終了するかわかりませんが、ずっと昔からのキャンペーンなのでこれからもずっとキャンペーンかもしれません。
つまり光電話(N)を利用する場合でも「光電話機能オプション追加(本来は409円/月)」して光BBユニットをホームゲートウェイとして使うほうが安くなります。
ソフトバンク光と一緒に光電話を契約する方、そして光電話(N)を契約する方は、「光電話機能(本来は409円/月だけどキャンペーン無料)」のオプションを追加すると良いでしょう。
結論!光電話の賢い使い方
ではソフトバンク光と一緒に光電話をご利用になる方のオプションについてまとめます。
前提として前章の光BBユニットで説明したように「光BBユニットは必須」「Wi-Fiマルチパックは契約しない」とします。
ホワイト光電話で契約する場合
ホワイト光電話で契約する場合には光BBユニットが光電話対応機器となるので話しは簡単です。
また、ホワイト光電話はソフトバンクスマホとの通話料金が無料になる「ホワイトコール24(無料)」というオプションがあります。オプション無料なのでぜひつけておくべきでしょう。
つまり、ホワイト光電話で契約する場合のおすすめオプションは以下のようになります。
ホワイト光電話 | 513円/月 | ソフトバンク提供の光電話サービス |
---|---|---|
光BBユニット | 513円/月 | ソフトバンク光IPv6高速通信専用ルーター ※ホワイト光電話の対応機器にもなる |
ホワイトコール24 | 0円/月 ※無料 |
ソフトバンクスマホへの通話料無料オプション |
光電話(N)で契約する場合
光電話(N)で契約する場合には基本的にはNTT東西の仕様となり、以下のようになります。
光電話(N) | 550円/月 | 別途光電話対応機器が必要 |
---|---|---|
ホームゲートウェイ(N) | NTT東日本エリア: ・無料(戸建て) ・495円/月(マンション) NTT西日本エリア: ・無料(戸建て) ・無料(マンション) |
光電話(N)用の光電話対応機器 |
ただし光BBユニットの「光電話機能オプション(409円/月)」を追加することで、光BBユニットを光電話対応機器とすることができ、ホームゲートウェイ(N)が不要になります。
そして光電話(N)とソフトバンク光を一緒に使う場合にはこの「光電話機能(409円/月)」が無料になります。
つまり、光電話(N)で契約する場合のおすすめオプションは以下のようになります。
光電話(N) | 550円/月 | NTT東西が提供する光電話サービス |
---|---|---|
光電話機能 | 409円/月 ⇒ キャンペーンで無料 |
光BBユニットを光電話対応機器に変身させるオプション |
光BBユニット | 513円/月 | ソフトバンク光IPv6高速通信専用ルーター ※「光電話機能」により光電話(N)の対応機器にもなる |
ここまでのまとめ!「光BBユニット」と「2つの光電話サービス」
ここまでの話しをまとめます。
ソフトバンク光の回線契約オプション
光BBユニット(513円/月)は事実上必須のオプションと言えます。
これがないと通信が混雑する夜間では動画も見れないくらい通信速度が遅くなります。
これを回避してくれるIPv6高速通信サービスのソフトバンク版に対応したルーターは光BBユニットだけだからです。
Wi-Fiマルチパックは不要
光BBユニットのオプションとして(たぶん)すすめられる「Wi-Fiマルチパック」は契約する必要はありません。
「Wi-Fiマルチパック」は光BBユニットをWi-Fi親機へ変身させてくれるオプションですが月額1,089円もかかります。
Wi-Fiが必要な場合は手持ちのWi-Fiルーター(または安く購入する)を光BBユニットに接続してアクセスポイントとして使うことをおすすめします。
ソフトバンク光のおすすめオプション
以上まとめるとソフトバンク光回線契約でおすすめのオプションは以下のようになります。
光BBユニット | 513円/月 | 必ずオプション契約しよう! |
---|---|---|
Wi-Fiマルチパック ※オプション契約しない! | 1,089円/月 | Wi-Fi親機は市販ルーターを使おう! |
手持ちのWi-Fiルーター | – | 手持ちのWi-Fiルーターをアクセスポイントとしよう! ※持ってなければ買っても5,000円程度 |
光回線と一緒に「光電話(N)」を契約する場合
光電話(N)はNTT東西が提供する光電話サービスなので別途光電話対応機器としてホームゲートウェイ(N)がレンタルされます。
ホームゲートウェイ(N)のレンタル料金は基本的に無料ですがNTT東マンションタイプだけは月額495円/月のレンタル料が必要です。
光BBユニットをホームゲートウェイに変身してくれる「光電話機能」
光BBユニットのオプション「光電話機能(409円/月)」を契約すると光BBユニットが光電話(N)の光電話対応機器に変身します。
これによってホームゲートウェイ(N)がレンタル不要となります。
ソフトバンク光と一緒なら「光電話機能が無料!」
そしてソフトバンク光と光電話(N)を一緒に使うと「光電話機能(409円/月)が無料キャンペーン」実施中です(ずーーっと実施中です)。
光電話(N)を契約する場合には「光BBユニットのオプション光電話機能が無料」を確認して光電話機能オプションを追加しておきましょう。
以上まとめると光電話(N)契約でおすすめのオプションは以下のようになります。
光BBユニット | 513円/月 | 光回線の専用ルーター(事実上必須オプション) ※光電話機能により光電話(N)対応機器になる |
---|---|---|
光電話(N) | 550円/月 | NTT東西が提供する光電話サービス |
光電話機能 | 409円/月 ⇒キャンペーンで無料 |
光BBユニットを光電話対応機器に変身させてくれる ※ホームゲートウェイ(N)不要 |
光回線と一緒に「ホワイト光電話」を契約する場合
ホワイト光電話はソフトバンクが提供する光電話サービスなので光BBユニットが光電話対応機器となります(ホームゲートウェイ不要)。
ソフトバンクスマホとの通話料無料
ホワイト光電話には「ホワイトコール24」という無料オプションがあり、これをオプション追加するとソフトバンクスマホへの通話料金が無料になります。
オプション無料なのでぜひつけておきましょう。
光電話サービスをホワイト光電話で契約する場合のおすすめオプションは以下のようになります。
ホワイト光電話 | 513円/月 | ソフトバンク提供の光電話サービス |
---|---|---|
光BBユニット | 513円/月 | 光回線の専用ルーター(事実上必須オプション) ※ホワイト光電話の対応機器になる |
ホワイトコール24 | 0円/月 ※無料 |
ソフトバンクスマホへの通話料無料オプション |
そしてスマホセット割「おうち割光セット」へ誘導のワナ!
ここからはソフトバンク光をソフトバンク・ワイモバイルスマホとのセット割引「おうち割光セット」適用で契約する方向けの説明になります。
「おうち割光セット」はソフトバンク光とソフトバンクスマホやワイモバイルスマホをセット利用することで、最大10回線まで月額料金割引が適用される割引サービスです。
正直、ソフトバンク光はこの「おうち割光セット」のためにある光回線サービスです。
「おうち割」適用だと月額料金が高くなる?
ソフトバンク光の公式ページを見ると、「おうち割」を適用した場合のソフトバンク光の月額料金は550円高くなってしまいます!
契約形態 | ソフトバンク光 月額料金 |
|
---|---|---|
集合住宅 | 戸建て住宅 | |
スマホとセットでご利用の方 | 4,730円 | 6,270円/月 |
ソフトバンク光のみご利用の方 | 4,180円 | 5,720円/月 |
ソフトバンク光をスマホセットで利用する場合は月額料金が550円も高くなってしまいます!
これはとんでもないワナだっ!と思うところですが、実はこれ結構お得な仕組みになっているんです。
「おうち割」適用で550円/月も高くなる仕組み
スマホセット割引「おうち割」を適用する場合には月額料金が550円も高くなってしまいます。
実はこれ結構お得な仕組みだったりします。
「おうち割」適用には光電話契約が必須
「おうち割」を適用するには光電話サービスの契約が必須になります。
これはソフトバンクに限らずauひかりなどKDDI(au)のスマホセット割引でも同じです。
そして、この「おうち割適用なら月額550円高くなる!」というのは光電話契約が含まれています。
550円/月の実態は「おうち割指定オプション」
「おうち割」適用すると月額550円も高くなる、その550円は「おうち割指定オプション料金」と言います。
「おうち割」適用には光電話サービス契約が必須であり、指定オプションの中には光電話サービス(ホワイト光電話または光電話(N))が含まれます。
さらに光電話の利用に関する以下のオプションも含まれています。
光電話サービス ※どちらか一方 |
光電話(N) | 550円/月 |
---|---|---|
ホワイト光電話 | 519円/月 | |
光BBユニット | 基本料金 | 519円/月 |
Wi-Fiマルチパック | 1,089円/月 | |
光電話機能 | 419円/月 ※光電話(N)の場合 |
上記のように総額2,000円以上のオプションがセットになって「指定オプション」として月額550円で提供される、という仕組みになっているわけです。
ソフトバンク光では光BBユニットは必須!
この記事では何度も書いていますが「ソフトバンク光では光BBユニットは事実上必須オプション!」です。
ソフトバンク光はフレッツ光回線を使った通信サービスであり、フレッツ光の夜間の速度低下を迂回するために必要なIPv6高速通信に対応するソフトバンクのルーターは「光BBユニット」だけだからです。
フレッツ光回線を快適に使うならIPv6高速通信(v6プラスなど)は必須であり、ソフトバンクのIPv6高速通信対応ルーターが光BBユニットだと言うことです。
よって「ソフトバンク光では光BBユニットは事実上必須オプション」なのです。
そして光BBユニットのレンタル料金は月額513円です。
この光BBユニットのレンタル料金(513円/月)程度で指定オプション(550円/月)がついてくる、という超お得な仕組みになっています。
よって「おうち割適用なら月額550円高くなる!」のではなく「光BBユニットレンタルと同額でオプションてんこ盛り」となるわけです。
×「おうち割」適用なら月額550円も高くなる!
◎「おうち割」適用なら光BBユニットと同額でオプションてんこ盛りになる
「おうち割」適用しない場合 ※ソフトバンク光のみ利用 |
光BBユニット(513円/月) |
---|---|
「おうち割」適用する場合 ※ソフトバンク/ワイモバイルのスマホセット割 |
光BBユニット 光電話サービス Wi-Fiマルチパック 光電話機能 ※パックで550円/月 |
実は「お値段変わらずオプションてんこ盛り」
このようにソフトバンク光では光BBユニット(513円/月)は事実上必須なので、「おうち割指定オプション(550円/月)」を追加してもお値段は変わらない仕組みなのです。
そうであれば、ご利用のスマホを1回線でもワイモバイルにして「おうち割」を適用したほうが断然お得感が高くなるわけです。
これがソフトバンク光はおうち割のためにある、という理由です。
ソフトバンクスマホ&「おうち割」
ソフトバンク光をソフトバンクスマホと一緒に使うと最大1,100円割引がスマホ最大10回線まで毎月割引適用されます。
割引額は契約プランにより異なり、以下の割引額となります。
契約プラン | 割引額 ※月額 |
---|---|
データプランメリハリ無制限 データプランミニフィット+ データプランメリハリ データプランミニフィット データプラン50GB データプランミニ |
1,100円 |
データ定額50GBプラス ミニモンスター |
1,100円 |
データ定額50GB/20GB/5GB | 1,100円 |
データ定額(おてがるプラン専用) データ定額ミニ2GB/1GB データ定額(3Gケータイ) |
550円 |
パケットし放題フラット for 4G LTE パケットし放題フラット for 4G 4G/LTEデータし放題フラット 4Gデータし放題フラット+ |
1,100円 |
パケットし放題フラット for シンプルスマホ (iPad専用)ベーシックデータ定額プラン for 4G/LTE (タブレット専用)ベーシックデータ定額プラン for 4G |
550円 |
ワイモバイルスマホ&「おうち割」
ワイモバイルの主力料金プラン「シンプル(S/M/L)」に「おうち割」を適用すると毎月1,188円の基本料金割引が最大10回線まで適用されます。
ワイモバイル「シンプル」 | |||
---|---|---|---|
S | M | L | |
基本データ容量 | 3GB/月 | 15GB/月 | 25GB/月 |
基本料金 | 2,178円/月 | 3,278円/月 | 4,158円/月 |
「おうち割」適用時 基本料金 |
990円/月 | 2,090円/月 | 2,970円/月 |
もともとの月額料金の安さを考えるとソフトバンクスマホの割引額よりもワイモバイルスマホの割引額が非常に大きいことがわかります。
ワイモバイル「シンプル(S/M/L)」を見る | ワイモバイル
大容量・無制限のソフトバンクブランドに対し、小~中容量のワイモバイルとなり、毎月のデータ通信量が3GB程度の方から25GB程度の方であればワイモバイルスマホへ乗り換えたうえでソフトバンク光をご利用になることをおすすめします。
まとめ、ソフトバンク光は「おうち割」のためにある
ソフトバンク光は「おうち割」適用で使うための光回線です。
「おうち割」を適用してもしなくても月額料金はほぼ同じです。
そのうえでワイモバイルの「シンプルS(3GB/月)」が月額990円で使えてしまいます。
ソフトバンク光の最低利用料金
ソフトバンク光を利用するうえで光BBユニット(513円/月)は事実上必須オプションです。
これを前提に「おうち割適用時」「おうち割非適用時」のソフトバンク光の月額料金を見てみると以下のようになります。
費用項目 | 集合住宅 | 戸建住宅 | |
---|---|---|---|
おうち割 非適用時 |
基本料金 | 4,180円/月 | 5,720円/月 |
光BBユニット | 513円/月 | ||
Wi-Fiアクセスポイント | 自分で用意する | ||
おうち割 適用時 |
基本料金 | 4,180円/月 | 5,720円/月 |
おうち割 指定オプション |
550円/月 | ||
光BBユニット | 513円/月 ⇒ 無料(指定オプションに含む) |
||
Wi-Fiマルチパック | 1,089円/月 ⇒ 無料(指定オプションに含む) |
||
光電話サービス | 513円/月~550円/月 ⇒ 無料(指定オプションに含む) ※光電話(N)またはホワイト光電話 |
||
光電話機能 | 409円/月 ⇒ 無料(指定オプションに含む) ※光電話(N)の場合 |
このように「おうち割」を適用することでソフトバンク光には光電話サービスがついてくるだけでなく多機能ルーター「光BBユニット」がWi-Fiルーターになる「Wi-Fiマルチパック」までついてきます。
それでお値段変わらず、という料金体系です。
ソフトバンク光はおうち割適用することで非常にお得になる光回線です。
「おうち割」を適用するために
ワイモバイル「シンプルS」なら月間3GB/月のデータ容量を月額990円で使うことができます。
「3GB/月で990円(税込み)」ならもはや最近主流の格安SIMや大手キャリアの格安プランでも最安級です。
また、「3GB/月ではたりないかな?」という場合でも「25GB/月で2,970円/月(税込み)」で、これはNTTドコモのahamo(アハモ)と同価格帯になります。
ソフトバンク光を検討中であれば、ぜひスマホもワイモバイルへの乗り換えをおすすめします。
GMOとくとくBB×ソフトバンク光「最大36,000円キャッシュバックキャンペーン」
大手プロバイダー「GMOとくとくBB」がソフトバンク光の販売代理店としての業務を開始しました。
GMOとくとくBBと言えばドコモ光やWiMAXでは最大のプロバイダーであり「通信サービス提供」のイメージが強いのですが、今回はソフトバンク光の販売代理店という位置づけです。
高額キャッシュバックが得意なGMOとくとくBBらしくソフトバンク光でも「最大36,000円キャッシュバック」のキャンペーンを実施しています。
キャッシュバックに加えて高性能Wi-Fiルーターももらえる
キャンペーン特典は「キャッシュバックの特典」と「高性能Wi-Fiルーター特典」のどちらももらえる内容になっています。
キャンペーン特典(A) | |||
---|---|---|---|
キャッシュバック | 新規契約 | 工事費サポート初めて割 適用なし |
36,000円 |
工事費サポート初めて割 適用あり |
29,000円 ※工事費実質無料+キャッシュバック |
||
転用・事業者変更 | 15,000円 | ||
ルータープレゼント |
以下のルーターのいずれかをプレゼント ※機種の指定はできません |
||
キャッシュバック時期 | 最短2か月後 ※開通月のよく翌月末振込 |
||
キャッシュバック手続き | 契約直後に振込先銀行口座登録 |
高額キャッシュバックに加えて高性能なWi-Fiルーターももらえる点が特徴です。
ソフトバンク光でWi-Fiルーターは必要なの?
ここまで説明してきたように、ソフトバンク光を快適に使うためには光BBユニット(レンタル)が必須であり、インターネット接続のために別途Wi-Fiルーターは必要なの?という疑問があります。
ソフトバンク光で高速回線を利用するならソフトバンク提供のIPv4 over IPv6通信は必須であり、これを利用するためには光BBユニットしか対応していない、という点です。
一方で高機能な光BBユニットを自宅内のWi-Fiアクセスポイントとしても利用する場合には別途「Wi-Fiマルチパックオプション(月額1,089円)」が必要です。
光BBユニットをWi-Fiアクセスポイントとして利用するのではなく、プレゼントルーターをWi-Fiアクセスポイントとして利用することでこの「Wi-Fiマルチパックオプション(月額1,089円)」を節約することができます。
また、自宅が広い・部屋数が多いという場合には光BBユニットに加えてプレゼントルーターでWi-Fiアクセスポイントを拡張することで、広い自宅でも快適にWi-Fiの電波が届くようになります。
ソフトバンク公式キャンペーンとの併用もできる
GMOとくとくBBのキャッシュバックキャンペーンはソフトバンク公式のキャンペーンと併用することができます。
ソフトバンク 公式キャンペーン |
キャンペーン特典 | 適用条件 |
---|---|---|
工事費サポート初めて割 | 新規工事費の分割払い分を毎月補填 ※36か月で実質無料になる |
「新規」契約者 |
光乗換新規で割引 | 他社光回線・モバイル回線からの乗換で工事費実質無料 | フレッツ光以外からの乗換 |
あんしん乗換 | 他社光回線・モバイル回線からの乗換で違約金を負担(上限10万円) | ソフトバンク以外からの乗換 |
基本的には「工事費は実質無料(36か月分割で無料)」「他社の解約違約金(端末残債含む)は上限10万円まで補填(キャッシュバック)」という公式キャンペーン特典になります。
それに加えてGMOとくとくBBから「最大36,000円キャッシュバック(特典A)」または「最大32,000円キャッシュバック&高性能Wi-Fiルーター(特典B)」の特典がもらえる、というキャンペーン内容になります。
GMOとくとくBBが実施中のソフトバンク光キャンペーンの詳しい内容および注意点については以下の記事を参考にしてみてください。