TransixサービスにおけるIPv4接続(固定IP)の提供開始について(mfeed)

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91 IPv4 over IPv6
本ページ記載のサービス提供価格は特記がない限り消費税込みの価格です

Transixを提供するインターネットマルチフィード社がTransixサービス向け「IPv4固定IPアドレス」サービスの提供を開始しました。

Transix本来のサービスとしてIPv4アドレスの変換(NAT)はVNE側で行う「NATステートフル」の特徴がありますが、Transix向けIPv4固定アドレスサービスを利用することで利用者宅設置のルーターにIPv4固定アドレスが付与されることになり、外部ネットワークから自宅機器への自由なアクセスや65535全ポートの開放・フォワーディングが可能となります。

transixサービスにおけるIPv4接続(固定IP)の提供開始について | インターネットマルチフィード

TransixサービスにおけるIPv4固定アドレスサービス

サービスの概要

「Transix向けIPv4固定アドレスサービス」はフレッツ光の夜間の速度低下を迂回する高速通信サービス「Transix」の高速通信はそのままに、自宅ルーターにIPv4固定アドレスを付与してくれるサービスです。

通常のTransixサービスでは自宅ルーターに付与されるIPv4アドレスは最大512人で共有しており、自宅ルーターに割り振られるIPv4ポートは128個となります。

「Transix向けIPv4固定アドレスサービス」を利用することで、自宅ルーターにあなた専用のIPv4アドレスが付与され、65535すべてのIPv4ポートが利用できるようになります。

※もちろんTransix本来の高速通信はそのまま利用可能です。

提供方式

Transix向けIPv4固定アドレスサービスは開発元のインターネットマルチフィードが直接提供するのではなく、エンドユーザーへTransixサービスを提供するISP事業者を介して提供されます。

このため、Transixをご利用ならすべてのユーザが「Transix向けIPv4固定アドレスサービス」を利用できるのではなく、ご利用のISP事業者が「Transix向けIPv4固定アドレス」のサービスを提供している必要があります。

何ができるようになる?

Transix環境において「IPv4固定アドレスサービス」を利用するとなにができるようになるのか?を一例としてみてみましょう。

Transixの高速通信環境下でIPv4固定アドレス

Transixやv6プラスなどの高速通信サービスは複数のユーザーでIPv4アドレスを共有します。

このため、外部ネットワークから自宅へのアクセスができないとか、自宅ルーターの特定ポート開放・フォワーディングができない、などの利用上の問題が発生してしまいます。

Transix向けIPv4固定アドレスサービスを利用すると、Transix本来のフレッツ光高速通信はそのままで、従来PPPoE通信と同様なIPv4アドレス利用が可能となります。

外部ネットワークからのアクセスができる

IPv4固定アドレスが自宅ルーターに付与されるため、外部ネットワークから自宅へのアクセスが自由になります。

サーバー公開やウェブカメラの利用、VPN接続など、今までTransixやv6プラスでは利用できないと言われていたような使い方もできてしまいます。

すべてのポート開放・フォワーディング

Transixの標準サービスでは自宅ルーターに付与されるIPv4ポートは128個です。

これはTransixサービスでは複数人で1個のIPv4アドレスを共有するためです。

Transix向けIPv4固定アドレスサービスを利用すると、あなた専用のIPv4固定アドレスが付与されるため、65535個のすべてのIPv4ポートが利用できるようになります。

ポート開放やポートフォワーディングが自由になります。

固定IPv4アドレスと変動IPv4アドレスが利用できる

Transix向けIPv4固定アドレスサービスを利用すると、ルーターの設定により「IPv4固定アドレスを使う・使わない」の設定ができます。

Transixの本来の特性としてルーターを再起動するとIPv4共有アドレスを変更できる、という特徴があります(v6プラスの場合はIPv4アドレスは変更できない)。

このことから「IPv4固定アドレスを使わない」設定により、匿名掲示板利用時などのIPv4アドレスを変更することができます。

また「IPv4固定アドレスを使う」設定により、外部ネットーワークから自宅への接続利用やIPv4任意ポートの開放・フォワーディングができるようになります。

「固定IPv4アドレス」と「変動(共有)IPv4アドレス」を使い分けることができます。

マインクラフトのマルチサーバー公開ができる

つまり、たとえばマインクラフトのマルチサーバーを自宅サーバーとして構築し、Transixの高速通信環境においてマルチサーバーを公開する、という使い方もできます。

IPv4 over IPv6は従来のPPPoE接続とはすこしIPv4アドレスの使い方が違うため、サーバー公開などを利用していた人にとってはちょっと使いにくい通信サービスになりますが、「Transix向けIPv4固定アドレス」サービスを使えばフレッツ光高速通信はそのままで、今までのPPPoE通信と同じようなサービス利用ができます。

注意!IPv4アドレスは1個だけ

PPPoE接続でのIPv4固定アドレスは希望すれば複数個のIPv4固定アドレスが提供されます。

自宅のルーターだけでなく、自宅ネットワーク内の機器(公開サーバーなど)にもIPv4固定アドレスを付与することができます。

Transix向けIPv4固定アドレスサービスではIPv4固定アドレスは1個のみ提供となります。

複数個のIPv4固定アドレスは提供されません。

「Transix IPv4固定アドレス対応ルーター」が必要

Transix向けIPv4固定アドレスサービスを利用する場合には対応ルーターが必要です。

現在市販されているほとんどのルーターは「Transix」をはじめとする高速通信サービスにフル対応していますが、「IPv4固定アドレス対応」ルーターはそれほど多くありません。

「Transix対応」だけではIPv4固定アドレスサービスは利用できず、「Transix向けIPv4固定アドレス対応ルーター」が必要です。

Transix向け「IPv4固定アドレス」対応のルーター

「Transix対応ルーター」だけでは使えないので注意!

現在市販されているルーターはほとんど「Transix」をはじめとするIPv4 over IPv6高速通信サービスには対応していますが、「Transix向けIPv4固定アドレス」を利用する場合には「Transix対応」かつ「IPv4固定アドレス対応」のルーターが必要です。

現時点(2020年8月)で「Transix向けIPv4固定アドレス」サービスに対応しているルーターは以下のようになります。

メーカー機種
Allied TelesisAT-AR3050S
AT-AR4050S
CENTURY SYSTEMSNXR-G260
Cisco SystemsC1111-4P
ELECOMWMC-2LX-B
WMC-DLGST2-W
WRC-X3200GST3-B
WRC-2533GST2
WRC-2533GS2-B
WRC-2533GS2-W
WRC-1167GST2
WRC-1167GS2-B
WMC-X1800GST-B
WMC-M1267GST2-W
NECUNIVERGE IX2106
UNIVERGE WA2610-AP
ヤマハRTX830
RTX1210
NVR510
NVR700W
古河電工FITELnet F70
FITELnet F71
FITELnet F220
FITELnet F221

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現実的には「ELECOM(エレコム)」のルーターから選ぶ

上記の対応ルーターを見るとわかるように、ほとんどが業務用の高性能ルーターです。

一般の利用者が個人ユースで利用する場合にはちょっと高額で設定等の操作が難しいルーターばかりです。

一般の利用者が選ぶ場合には現実的にはELECOM(エレコム)のルーターから選ぶことになるでしょう。

無線LAN親機 (Wi-Fi/無線LANルーター) | ELECOM

どのルーターを選べばいい?

「Transix向けIPv4固定アドレス」サービス対応のルーターは多くが業務用の高性能ルーターであり、一般ユーザーが使う場合にはエレコム製から選ぶことになります。

高速Wi-Fi「Wi-Fi6対応」ならWRC-X3200GST3-B

とにかく速くて高性能!なら現在のフラッグシップモデル「WRC-X3200GST3-B」になります。

最新規格「Wi-Fi6」にも対応している高速ルーターです。

エレコム WiFi ルーター Wi-Fi6 11ax 2402+800Mbps フレッツ光・光コラボ IPv6(IPoE)対応 WRC-X3200GST3-B
エレコム
【Wi-Fi6対応】Wi-Fi 6対応でより安定した高速通信を実現しました。複数台同時接続に強いので、テレワークやオンライン学習に最適です。

Transix対応だけでなく、v6プラス・OCNバーチャルコネクトなど他のIPv4 over IPv6サービスにも対応、さらにIPv4固定アドレスについてもTransix向けIPv4固定アドレスだけでなくv6プラス固定IPv4アドレスにも対応しているモデルです。

IPv4 over IPv6についは万能型ルーターと言えるので、持っていて損はないでしょう。

汎用モデルなら「WRC-1167GS2-B」

汎用的な価格帯でのモデルなら「WRC-1167GS2-B」になります。

大体6,000円~7,000円程度で購入できるもっとも普及帯のルーターになります。

エレコム WiFi 無線LAN ルーター 親機 11ac 867+300Mps 有線ギガ IPv6(IPoE)対応 ブラック WRC-1167GS2-B
エレコム
【IPv6対応】回線混雑しにくいIPv6 IPoEインターネット接続に対応し、快適な通信が可能です。動作確認済IPv6(IPoE)接続サービスは詳細をご確認ください。

WRC-1167GS2-BもWRC-X3200GST3-Bと同様、高速通信についてはフル対応の万能型ルーターになります。

Transix対応だけでなく、v6プラス・OCNバーチャルコネクトなど他のIPv4 over IPv6サービスにも対応、さらにIPv4固定アドレスについてもTransix向けIPv4固定アドレスだけでなくv6プラス固定IPv4アドレスにも対応しているモデルです。

IPv4 over IPv6についは万能型ルーターと言えるので、持っていて損はないでしょう。

Transix向け「IPv4固定アドレス」対応のプロバイダー

Transix向け「IPv4固定アドレス」サービスはTransixを提供するISP事業者を通じて提供されます。

現在「Transix向けIPv4固定アドレス」サービスを提供しているISP事業者とサービス内容は以下の通りです。

インターリンク「ZOOT NATIVE」

INTERLINKが提供するフレッツ光接続サービス「ZOOT NATIVE(ずっとネイティブ)」にて、Transix向けIPv4固定アドレスサービスが提供されています。

「ZOOT NATIVE」はフレッツ光コラボではなく、通常のフレッツ光接続サービス(プロバイダーサービス)のみなので、別途フレッツ光回線またはPPPoE接続でのフレッツ光コラボサービスが必要です。

ZOOT NATIVEの利用料金

ZOOT NATIVEの利用料金は以下のようになります。

初期費用無料
月額費用1,100円/月
※最大2か月無料
※別途フレッツ光回線が必要
※Transix標準対応
オプション費用IPv4固定アドレス2,200円/月

「Transix向けIPv4固定アドレスサービス」は月額2,200円のオプションサービスとして提供されます。

Transix対応の接続サービス

ZOOT NATIVEはTransix標準装備のフレッツ光接続サービス(プロバイダーサービス)です。

フレッツ光コラボではないため、別途フレッツ光回線契約または(PPPoE接続の)フレッツ光コラボ契約が必要です。

初期費用なし、最大2か月無料

ZOOT NATIVEは初期費用なしで最大2か月(加入月と翌月)無料です。

また、契約期間の縛りもありません。

使ってみて期待に沿わない場合にはいつでも解約することができます。

Transix向けIPv4固定アドレスオプション

そしてTransix向けIPv4固定アドレスオプションを提供しています。

オプション料金は月額2,200円で初期費用なし、月単位でオプションをつけたり外したりできます。

Transix対応ルーターが必要

ZOOT NATIVEは標準でTransix対応、オプションでTransix向けIPv4固定アドレス対応です。

ZOOT NATIVEではこれらの対応ルーターを提供していません。

よって、標準利用ではTransix対応ルーターが必要、さらにオプションのIPv4固定アドレスを利用するなら「Transix向けIPv4固定アドレス対応ルーター」が必要です。

対応ルーターはご自分で用意する必要があります。

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