ドコモhome5GとWiMAX +5Gを徹底比較、home5Gのメリット・デメリットは?

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簡単設置でWi-Fi環境が整う ドコモ home 5G 01 ドコモ home 5G
本記事はPRによる消費税込みの価格表示です

自宅のネットも光回線ではなく「工事不要」「置くだけ」の簡単設置ができる無線インターネットサービスが人気です。

「工事に時間がかかる」「女性ひとりなので他人を家に上げたくない」などの理由や、無線サービスの性能向上によって電波を使ったインターネット回線(無線インターネット)が普及してきたからです。

今まではソフトバンクが提供する「ソフトバンク・エアー」とKDDI子会社であるUQコミュニケーションズが提供する「WiMAX」が選択肢でした。

そして、ついに2021年8月よりドコモが「home5G」として無線インターネットサービスに参入してきます。

この記事では現在の無線インターネトで一番人気の「WiMAX +5G」とドコモの新しいサービス「home5G」を徹底比較し、ドコモ「home5G」のメリットとデメリットを整理していきます。

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どれだけ使っても速度制限なし!
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  1. ドコモ「home5G」
    1. ドコモ「home5G」のサービス概要
    2. ドコモ「home5G」の比較ポイント
  2. GMOとくとくBB「WiMAX +5G」
    1. 比較対象について
    2. WiMAX +5Gのサービス概要
    3. 知っておくべき2つの通信モード
    4. WiMAX +5Gは多くのプロバイダーが提供している
  3. ドコモ「home5G」とGMOとくとくBB「WiMAX +5G」のサービス比較
  4. 契約形態を比較
    1. 比較① ドコモ「home5G」は契約期間の縛りなし
    2. 比較② ドコモ「home5G」は登録住所でしか使えない
  5. 料金体系と割引サービスを比較
    1. 比較① home5G「HR01」は月々サポートで3年間で実質無料
    2. 比較② WiMAX +5Gは月額料金割引「はじめる割」標準適用
    3. 比較③ ドコモ「home5G」の方が契約・プランともにシンプル
    4. 比較④ 両者のスマホセット割引対応
    5. 比較⑤ 「WiMAX +5G」は5Gルーター無料になる場合もある
  6. データ通信方式を比較
    1. 比較① 5G通信はSub6のみ対応、ミリ波は非対応
    2. 比較② ドコモ「home5G」は基本料金で4Gプラチナバンドが利用できる
  7. 速度制限ルールを比較
    1. 比較① 月間データ通信量の上限なし
    2. 比較② WiMAX +5Gには「3日で15GB制限」のルールがある
    3. 比較③ 「WiMAX +5G」はプラチナバンドを月間15GBまでしか使えない
  8. 比較でわかるドコモ「home5G」のデメリット
    1. デメリット① 契約住所以外では使えない
    2. デメリット② 速度制限ルールが不明確
  9. 比較でわかるドコモ「home5G」メリット
    1. メリット① 通信サービスがシンプル
    2. メリット① 料金体系も契約もシンプル
    3. メリット③ 基本料金でドコモのすべてが使える
  10. ドコモ「home5G」の総合評価(と期待)
    1. 無線インターネットへの期待
    2. ドコモ「home5G」は買いか?

ドコモ「home5G」

簡単設置でWi-Fi環境が整う ドコモ home 5G

ドコモ「home5G」のサービス概要

ドコモ「home5G」は月額4,950円(税込)のずっと定額で「契約期間の縛りなし」「違約金なし」で使える無線インターネットサービスです。

ドコモの4G通信と5G通信が容量無制限で利用できます。

また、ドコモは他社に先駆けて「PREMIUM 4G」という4G通信の高速通信技術を全国展開していることから、5Gのみならず4G通信においても相当高速・快適な通信が期待できます。

ドコモ home5G
費用項目 金額
初期費用 機種代金
(5GルーターHR01)
39,600円
※月々サポート1,100円×36回
契約事務手数料 3,300円
月額費用 月額基本料金 4,950円/月
データ通信 通信サービス 4G通信/5G通信
通信速度 下り最大4.7Gbps(5G通信時)
下り最大1.7Gbps(4G通信時)
通信容量 月間上限なし
※3日間の使い過ぎ制限なし
契約形態 契約期間 契約期間の縛りなし
解約時違約金 解約違約金なし

ドコモ「home5G」の比較ポイント

home5GをWiMAX +5Gとの比較にあたり、以下の点を比較ポイントとして挙げておきます。

GMOとくとくBB「WiMAX +5G」

GMOとくとくBB WiMAX 月額割引&キャッシュバックキャンペーン

比較対象について

WiMAX +5Gという通信サービスはKDDI系列の「UQコミュニケーションズ」が運営し、多くの通信事業者(プロバイダー)が自社ブランドでサービス提供しています。

通信サービス自体(エリア・速度など)はどのプロバイダーでも同じで、契約形態・料金プラン・キャンペーン特典などがプロバイダーにより異なります。

今回はWiMAX +5Gの中で最もキャンペーンが充実している「一番安いWiMAX +5G」である「GMOとくとくBB WiMAX +5G」を比較対象とします。

※通信サービス自体はどのプロバイダーでも同じです。

WiMAX +5Gのサービス概要

「WiMAX +5G」はKDDIの子会社「UQコミュニケーションズ」が提供している無線インターネットサービスです。

自宅で使える置くだけ簡単の「ホームルーター」と外出先でも使える「モバイルルーター」が選べるところがポイントです。

※本記事はホームルーターでの比較となります。

新しい「WiMAX +5G」は標準の通信モードにおいて「つながりやすいスマホの電波(au 4G LTE)」を利用できるようになったことで、auスマホがつながる場所ならWiMAX +5Gもつながるようになりました。

GMOとくとくBB WiMAX +5Gの料金体系は以下のようになります。

GMOとくとくBB WiMAX +5G ギガ放題プラン
費用項目 金額
初期費用 機種代金 21,780円
※Speed Wi-Fi HOME 5G L11
※36回分割払い(605円/月×36回)
契約事務手数料 3,300円
月額費用 0か月目
※利用開始月
最大1,474円/月
※日割り計算
1~2か月目 1,474円/月
3~35か月目 3,784円/月
36か月目~ 4,444円/月
データ通信 通信サービス 4G通信/5G通信
通信速度 下り最大2.7Gbps(5G通信時)
下り最大1.7Gbps(4G通信時)
通信容量 月間上限なし
※3日間の使い過ぎ制限なし
契約形態 契約期間 最低利用期間2年(25か月間)
自動更新なし
解約時違約金 1,100円
※25か月以内の解約時

知っておくべき2つの通信モード

「WiMAX +5G」を比較する前に、ちょっと面倒な「WiMAX +5G」のサービスの仕組みを説明しておきます。

まず、「WiMAX +5G」には通信モードが2つあり、標準(初期値)の通信モードを「スタンダードモード」通信といい、オプション(別途有料)の通信モードを「プラスエリアモード」と言います。

標準モードとオプションモードは端末設定またはスマホアプリで切り替えることができますが(初期値は標準モード)、オプションモードでの通信を行った月はその月だけ月額1,100円のオプション料金が課金される仕組みです。

で、このオプション料金を払うことで何ができるのか、というと「auプラチナバンドでの通信ができる」ということになります。

ちょっとだけ面倒な点①

  • WiMAX +5Gには標準通信モードとオプション通信モードがある
  • オプション通信を行うと別途1,100円/月が課金される
  • オプション通信を使うと「auプラチナバンド(Band18)」が利用できる

WiMAX +5Gは多くのプロバイダーが提供している

ドコモhome5GとWiMAX +5Gには大きな違いがあります。

サービス比較の大前提として、頭に入れておいてください。

まず、ドコモhome5Gはどこで契約しても契約先はNTTドコモとなるため、通信サービス自体も料金プランも同じです。唯一、契約を取り次いだ店舗独自のキャンペーンがある程度です。

一方のWiMAX +5Gは通信サービスの運営はKDDI(au)の子会社であるUQコミュニケーションズですが、KDDI(au)やUQコミュニケーションズが直接契約する以外にも多くの通信事業者が自社ブランドでサービスを提供しています。

WiMAX +5Gの通信サービスはどこで契約しても同じ

どのプロバイダーでWiMAX +5Gを契約しても通信サービス自体はUQコミュニケーションが運営しているサービスです。

よって、どのプロバイダーで契約しても「通信速度」「エリア」「速度制限」などの通信サービスはすべて同じです。

WiMAX +5Gは契約プロバイダーによって料金プランが異なる

一方でWiMAX +5Gの料金プランや契約形態などはプロバイダーによって異なります。

基本的な月額料金等は本家UQコミュニケーションズの「UQ WiMAX +5G」が基準となっているものの、プロバイダー各社が独自の「月額割引」「高額キャッシュバック」「端末無料提供」などの特典を提供している場合があり、WiMAX +5Gの料金面においてはプロバイダー選びが重要となってきます。

ちょっとだけ面倒な点②

  • WiMAX +5Gは複数のプロバイダーがサービス提供している
  • 通信サービスはどれも同じもの
  • 契約期間・違約金・キャンペーン特典などが違う

ドコモ「home5G」とGMOとくとくBB「WiMAX +5G」のサービス比較

ドコモ「home5G」とGMOとくとくBB「WiMAX +5G」のサービス詳細を比較してみます。

なお、WiMAX +5Gはモバイルルーターとホームルーターが利用できますが、この記事ではドコモ「home5G」との比較という趣旨であるため、WiMAX +5Gホームルーター「Speed Wi-Fi HOME 5G L11」での比較とします。

ドコモ
home5G
比較項目 GMOとくとくBB
WiMAX +5G
料金
3,300円 初期費用 3,300円
4,950円/月 月額料金 3,784円/月
HR01
※39,600円
※月々サポート1,100円×36回
ルーター代金 Speed Wi-Fi HOME 5G L11
※21,780円
home5Gセット割
※スマホセット割引
割引サービス auスマートバリュー
自宅セット割
※スマホセット割引
データ通信方式
n78
n79
※n257(ミリ波)非対応
5G通信 n77
n78
※n257(ミリ波)非対応
Band1
Band3
Band19
Band21
Band28
4G通信
FD-LTE
Band1
Band3
Band18
Band26
Band42 4G通信
TD-LTE
Band41
Band42
データ通信
下り最大4.7Gbps(5G通信)
下り最大1.7Gbps(4G通信)
通信速度 下り最大2.7Gbps(5G通信)
下り最大1.7Gbps(4G通信)
月間通信容量上限なし
※3日間使い過ぎ制限あり
通信容量 月間通信容量上限なし
※3日間使い過ぎ制限あり
契約形態
契約期間なし 契約期間 最低利用期間2年
自動更新なし
なし 違約金 1,100円
登録住所でのみ利用可 サービス
利用場所
利用場所の規定なし

契約形態を比較

ドコモ
home5G
比較項目 GMOとくとくBB
WiMAX +5G
契約形態
契約期間なし 契約期間 最低利用期間2年
自動更新なし
なし 違約金 1,100円
登録住所でのみ利用可 サービス
利用場所
利用場所の規定なし

比較① ドコモ「home5G」は契約期間の縛りなし

ドコモ「home5G」は契約期間の縛りがありません。

使ってみて気に入らない場合など、いつでも違約金等なしで解約することができます。

「home5G」は契約期間の縛りナシ!

GMOとくとくBB WiMAX +5Gも縛りを気にする必要なし

home5Gの「契約縛りなし」に対してGMOとくとくBB WiMAX +5Gは「最低利用期間2年・自動更新なし」という縛りがあります。

しかし、2年以内に解約したとしても解約時の違約金はたったの1,100円に設定されています。

実際にはGMOとくとくBB WiMAX +5Gでも契約縛りを気にする必要はないでしょう。

GMOとくとくBB WiMAX +5Gは「解約違約金たったの1,100円」なので縛りを気にする必要はない!?

比較② ドコモ「home5G」は登録住所でしか使えない

ドコモ「home5G」は契約時に登録した住所でのみ通信サービスを利用できます。

登録住所以外でのデータ通信サービスの利用は既定によりできません。

一方のWiMAX +5Gは登録住所以外の場所でもデータ通信サービスを利用することができます。

なぜ「home5G」は登録住所でしか使えない?

ドコモ「home5G」は総務省が大手キャリアに課している電気通信事業法ガイドラインに従っているからです。

ガイドラインには以下の記載があります。

エ)電気通信事業者が電気通信設備を制御することにより、特定地点以外での利用を制限して提供される電気通信役務【役務指定告示第2項第4号】
「電気通信事業者が電気通信設備を制御することにより」とは、電気通信事業者が自社の事業用電気通信設備を制御すること1を意味しており、利用者側で端末等を設定することにより制限されることは含まれない。
「特定地点以外での利用を制限」には、契約住所等の特定地点以外で利用者が当該電気通信役務を利用することができないよう、電気通信事業者において、当該電気通信役務の利用地点を常時把握し、利用者が特定地点以外で当該電気通信役務を利用した場合は、当該電気通信役務の提供を停止する措置が担保されているもの2が該当する。

「電気通信事業法第27条の3等の運用に関するガイドライン |総務省(PDFが開きます)」より抜粋

つまり・・・

  • 特定地点(契約住所)でのみサービスを利用できるようにしなさい
  • 特定地点(契約住所)以外でサービス利用した場合はサービス停止できるようにしておきなさい

と総務省がおっしゃっています。

さらに同ガイドラインには以下の記述もあります。

  1. 利用者に対して契約上で制限を課すのみの措置では足りない
  2. 例えば、利用者による特定地点以外での利用の把握については、GPS や基地局を活用して即時に検知できるように常時行い、電気通信役務を停止する措置については、利用者が特定地点以外で利用した場合に、直ちに当該電気通信役務を自動的に停止することのほか、利用者に注意喚起を行い、その後の状況を踏まえて、速やかに当該電気通信役務の提供を停止することが考えられる。

「電気通信事業法第27条の3等の運用に関するガイドライン |総務省(PDFが開きます)」より抜粋

つまり・・・

  • 契約上の文言だけではダメ
  • GPSを使って常時監視しなさい!

と総務省がおっしゃっています。

ドコモ「home5G」はこのガイドラインに従って運用されるサービスなので、「登録住所でしか使えない」「規約上だけでなくGPSで常時監視されている」ということです。

なぜ「WiMAX +5G」は登録住所外で使っていいの?

「WiMAX +5G」は電源さえあれば契約者住所以外でもどこでも使うことができます。

ドコモ「homr5G」と同じようなサービスなのに、なぜ「WiMAX +5G」はガイドラインに従っていないのでしょうか?

ガイドラインにはガイドラインの適用範囲・適用範囲外として以下の記述があります。

① 法律の規定
法第 27 条の3第1項において、禁止行為の対象となる電気通信事業者は、移動電気通信役務を提供する電気通信事業者(移動電気通信役務の利用者の総数に占めるその提供する移動電気通信役務の利用者の数の割合が電気通信事業者間の適正な競争関係に及ぼす影響が少ないものとして総務省令で定める割合を超えないものを除く。)と規定されている。

「電気通信事業法第27条の3等の運用に関するガイドライン |総務省(PDFが開きます)」より抜粋

つまり・・・

  • 基本的に通信事業者には適用する
  • ただし、弱小の通信事業者は除く

と総務省がおっしゃっています。

ドコモ「home5G」を提供するNTTドコモは紛れもなく大手通信事業者なので「ガイドライン適用対象」となります。

一方で、WiMAX +5Gを提供するUQコミュニケーションズは(KDDI子会社と言えど)弱小通信事業者なので「ガイドライン適用対象外」ということです。

管理人
管理人
あなたのドコモ「home5G」はGPSで常に監視されてます!
ソフトバンク・エアーも監視されてます!

auブランド「ホームルータープラン5G」も契約住所のみ

WiMAX +5GはUQコミュニケーションズ(および提携通信事業者)からの提供だけでなく、KDDI(au)もauブランドにて「ホームルーター5Gプラン」として提供しています。

通信サービス自体はWiMAX +5Gなのですが独自の料金プラン(ちょっと高め)で提供しています。

そして、auブランドとして提供されるサービス「ホームルータープラン5G」はドコモ「home5G」と同様、契約住所でのみ利用可能という制限があります。

■「ホームルータープラン 5G」概要
「スタンダードモード」では、一部の5Gと4G LTE、WiMAX 2+エリア内での通信を月間データ容量上限なくお使いいただけます。また、より広いエリアで通信が可能になる「プラスエリアモード」も無料で利用することができます。なお本料金プランは、ご契約住所でのみご利用いただけます

※「ホームルータープラン 5G」については、2021年5月17日に発表した提供内容を一部変更しました。

「月間データ容量上限なしの「ホームルータープラン 5G」を提供開始 | KDDI」より抜粋

UQコミュニケーションズが提供するWiMAX +5Gもauブランドで提供される「ホームルータープラン5G」も同じ通信サービスなのですが、提供元がKDDI(au)であることから「ガイドライン適用」となっています。

登録住所(利用場所)は月に1回変更可能

home5Gは登録住所での利用のみ許可されていますが、この登録住所は利用場所住所であり契約者の居住住所である必要はありません。

そして、月に1回はネット上で登録住所(利用場所)を変更することができるので、「ちょっと帰省で使おう」という場合にもネットで簡単に利用場所を変更することができます。

※ただし翌月にならないと次の住所(利用場所)変更はできませんが・・・

1時間間隔で位置情報を確認している?

home 5Gの管理画面には「位置情報履歴」のログを確認できる画面があります。

位置情報履歴のログによると、ほぼ1時間間隔で本体の位置情報を取得している(位置情報取得→サーバーへ送信?)ことがわかります。

料金体系と割引サービスを比較

ドコモ
home5G
比較項目 GMOとくとくBB
WiMAX +5G
料金
3,300円 初期費用 3,300円
4,950円/月 月額料金 3,784円/月
HR01
※39,600円
※月々サポート1,100円×36回
ルーター代金 Speed Wi-Fi HOME 5G L11
※21,780円
home5Gセット割
※スマホセット割引
割引サービス auスマートバリュー
自宅セット割
※スマホセット割引

比較① home5G「HR01」は月々サポートで3年間で実質無料

ドコモ「home5G」の専用ルーター「HR01」の販売価格が39,600円と発表されました。

同時に「月々サポート」で月額1,100円割引×36か月間の適用も発表されています。

つまり、ドコモ「home5G」は3年利用で実質端末無料になる、ということです。

GMOとくとくBB WiMAX +5Gは「キャッシュバックで端末無料」

GMOとくとくBB WiMAX +5Gはキャンペーン特典が充実しており、「利用開始1年後に23,000円キャッシュバック」の特典を受けることができます。

GMOとくとくBB WiMAX +5Gの5G専用ルーターは21,780円なので、1年後のキャッシュバックにより端末代金は実質無料以上になってしまいます。

home5Gの「3年利用で実質端末無料」に対し、GMOとくとくBB WiMAX +5Gは「1年使えば実質端末無料」となります。

管理人
管理人
home5Gは3年使えば端末無料
WiMAX +5Gは1年使えばキャッシュバックで端末実質無料
どちらも端末代金は気にする必要ないですね!

比較② WiMAX +5Gは月額料金割引「はじめる割」標準適用

いきなり割引サービスの話しになりますが、WiMAX +5Gは「はじめる割」という2年間の月額料金割引サービス(550円/月の割引)が標準適用されます。

「キャンペーン特典」ということになるのですが、本家UQ WiMAXが適用していることで他のプロバイダーでも同様の月額料金割引が適用されます。

この「はじめる割」の適用により、一般的にWiMAX +5Gはドコモ「home5G」よりも(2年間は)毎月550円ほど安く使えてしまいます。

比較③ ドコモ「home5G」の方が契約・プランともにシンプル

「料金の高い・安い」は置いておいて、ドコモ「home5G」の料金体系はとてもシンプルです。

以前はまったくわかり辛かったスマホの料金体系が最近ではすっきりしてきたのと同じ感覚のシンプルプランになっています。

WiMAX +5Gは「期間限定の割引特典」を日常化させることで安く見せている料金プランになります。

先述のWiMAX +5Gの「はじめる割」を適用した場合の両者の料金比較は以下のようになります。

費用項目 ドコモ
home5G
UQ WiMAX
WiMAX +5G
初期費用 事務手数料 3,300円 3,300円
端末代金 別途必要
※金額不明
21,780円
月額料金 0か月目
※利用開始月
4,950円/月 4,818円/月
⇒ 4,268円/月
1~25か月目 4,950円/月 4,818円/月
⇒ 4,268円/月
26か月目以降 4,950円/月 4,818円/月
契約形態 契約期間 契約期間なし 2年契約
自動更新あり
解約手数料 なし 1,1000円
※契約更新月は不要
  • 「高い・安い」を置いておけばドコモ「home5G」がとてもシンプルな料金体系
  • 「高い・安い」で言えば、「はじめる割」適用によりWiMAX +5Gが月額550円も安い(2年間)

比較④ 両者のスマホセット割引対応

ドコモ「home5G」もWiMAX +5Gもスマホセット割引に対応しています。

home5Gはドコモ光セット割相当の「home5Gセット割」があり、ドコモのスマホが月額最大1,100円割引となります。

WiMAX +5Gも「auスマートバリュー(auスマホ)」「自宅セット割(UQモバイル)」のセット割引が適用され、auスマホ最大1,100円割引、UQモバイルスマホは最大1,188円もの割引が適用されます。

どちらのスマホセット割引も最大10回線のスマホに適用されます。

ドコモ契約プラン 「home5Gセット割」
割引額
5Gギガホプレミア
ギガホプレミア
1,100円/月(永年)
5Gギガライト
ギガライト
ステップ4:~7GB/月

1,100円/月(永年)
ステップ3:~5GB/月

1,100円/月(永年)
ステップ2:~3GB/月

550円/月(永年)
ステップ1:~1GB/月

-(対象外)

home 5Gセット割 | NTTドコモ

上記を見ればわかるように、光回線「ドコモ光」とのセット割「ドコモ光セット割」と同じ割引形態です。

WiMAX +5Gは「auスマートバリューmine」適用対象外

一方、WiMAX +5Gは旧サービス「WiMAX 2+」ではauスマホとのセット割引「auスマートバリューmine」が適用されていたのですが、新サービス「WiMAX +5G」では適用対象外となりました。

※ライバル「home5G」の登場で見直しあるかもしれませんね。

比較⑤ 「WiMAX +5G」は5Gルーター無料になる場合もある

WiMAX +5Gは先述したように多くのプロバイダーが同じ通信サービスを自社ブランドで提供しています。

通信サービスは同じですが、独自の契約形態・料金体系・キャンペーン特典を提供しています。

この独自特典により、WiMAX +5Gを提供するプロバイダーの中には「3年契約・自動更新あり」という厳しい契約条件の見返りとして「5G端末無料提供」の特典を提供するプロバイダーもあります。

「3年間の継続利用」を覚悟できるなら21,780円相当の5Gルーター代金が無料となり、悪くない契約です。

WiMAX +5Gではプロバイダーによっては「5Gルーター無料提供」の特典があります。

データ通信方式を比較

比較① 5G通信はSub6のみ対応、ミリ波は非対応

ドコモ「home5G」も「WiMAX +5G」も5G通信対応ですが、どちらも「Sub6波対応」「ミリ波非対応」となっています。

現在国内で販売・利用されている5G対応スマホでも「ミリ波非対応」がほとんどなので、こんなものでしょう。

アップル初の5G対応iPhoneであるiPhone12シリーズも「ミリ波」は米国内でのみ対応、日本版は「ミリ波非対応」です。

Sub6とミリ波の違いは?

比較② ドコモ「home5G」は基本料金で4Gプラチナバンドが利用できる

ドコモ「home5G」も「WiMAX +5G」も4G(LTE)通信を利用することができます。

5G通信エリアがまだまだピンポイントであることから、当面はこの4G(LTE)通信による通信サービスとなります。

ドコモ「home5G」は標準でドコモのプラチナバンド(Band19)を利用することができます。

WiMAX +5Gはauプラチナバンド利用はオプション

一方の「WiMAX +5G」は標準で使えるのは4G(LTE)通信のBand1/3のみであり、auのプラチナバンド(Band18)は別途オプションの「プラスエリアモード」を使わないと使えません。

オプション通信モード「プラスエリアモード」はそのモードでの通信を行った月だけ月額1,100円のオプション料金が課金されます。

速度制限ルールを比較

比較① 月間データ通信量の上限なし

ドコモ「home5G」も「WiMAX +5G」も「月間データ通信容量の上限なし」つまり「(一応)使い放題」です。

比較② WiMAX +5Gには「3日で15GB制限」のルールがある

WiMAX +5Gは短期間での使い過ぎ対策として「3日間で15GB制限」のルールがあります。

直近3日間でのデータ通信量が15GBを超過した場合、翌日の18:00~26:00の間は通信速度1Mbpsに制限されます。

この「直近3日間の使い過ぎに対するルール」は規約でも明確化されています。

より多くのお客さまにWiMAX +5Gを快適にご利用いただくために、短期間に多くのデータ通信をご利用の場合、ネットワークの混雑回避のため通信速度を制限させていただきます。

速度制限がかかる
ご利用データ量
直近3日間で15GB以上
(「WiMAX +5G」と「au 4G LTE」と「au 5G」のデータ量の合計)
制限時間 3日間で15GBを超えた日の翌日のネットワーク混雑時間帯
(18時頃~翌2時頃)
制限後の
最大通信速度
概ね1Mbps
(YouTube動画の標準画質レベルが視聴可能な速度)

「WiMAX +5Gサービス ネットワーク混雑回避のための速度制限について | UQコミュニケーションズ」より抜粋

WiMAX+5G「3日で15GB制限ルール」

ドコモ「home5G」は「ルールが不明確」

ではドコモ「home5G」は短期間での使い過ぎによる速度制限を行わないのか?というとそうではありません。

ドコモ「home5G」の特徴として「無制限にネット利用し放題」と明記しています。

■「home 5G」の特長
1 設置工事不要ですぐ※2に使える。
2 高品質なドコモの5Gネットワークに対応※8。
3 月額4,950円で無制限にネット利用し放題※9
4 「ドコモのギガプラン」とセットなら「home 5G セット割」でスマホの料金がお得。

「報道発表資料 | NTTドコモ」より抜粋

しかし、注釈「※9」を見てみると・・・

※9
ネットワークの混雑状況により、通信が遅くなる、または接続しづらくなることがあります。また、当日を含む直近3日間のデータ利用量が特に多いお客さまは、それ以外のお客さまと比べて通信が遅くなることがあります。なお、一定時間内または1接続で大量のデータ通信があった場合、長時間接続した場合、一定時間内に連続で接続した場合は、その通信が中断されることがあります。

「報道発表資料 | NTTドコモ」より抜粋

やはり、なにかしら「3日間の使い過ぎに対する速度制限がある」ようです。

速度制限ルールを明確化していないため、実際に使ってみないとわからないサービスということになります。

比較③ 「WiMAX +5G」はプラチナバンドを月間15GBまでしか使えない

大手通信会社にはそれぞれ「プラチナバンド」と呼ばれる「もっともつながりやすい電波」があります。

ドコモではBand19であり、UQ(KDDI)ではBand18がプラチナバンドです。

ドコモ「home5G」は基本料金内でドコモプラチナバンドが制限なく利用できます。

一方、「WiMAX +5G」はプラチナバンドを利用するためには別途オプション料金(1,100円/月)が必要です。

そして、このオプションを使ったプラチナバンドの利用は「月間のデータ通信容量15GBまで」という制限があります。

比較でわかるドコモ「home5G」のデメリット

デメリット① 契約住所以外では使えない

ドコモ「home5G」は契約の登録住所以外ではサービス利用することができません。

※引っ越した場合には登録住所の変更を行います。

例えば「夏休みに帰省するから実家へもっていって使おう!」ということはできません。

「契約者住所」と「設置場所住所」の扱いについて(注意)

ドコモ「home+5G」はまだサービス開始前なので詳細は不明ですが、契約時の登録情報には注意が必要です。

前述のようにドコモ「home5G」は「特定地点(契約住所など)でのみ利用可」となります。

この「特定地点」が「契約者の住所」になるのか別に設置場所を登録できるのかは注意が必要です。

たとえば「特定地点は契約者の住所」であれば、自営業の方が仕事場(住居とは別)で使いたいなどの使い方ができないということになります。

一方のWiMAX +5Gにはそのような制限はないため、「旅行先にもって行って使おう!」ということもできてしまいます。

デメリット② 速度制限ルールが不明確

WiMAX +5Gは短期間(3日間)での使い過ぎによる速度制限を定め、ルールを明確化しています。

ドコモ「home5G」は「3日間の使い過ぎは制限する場合がある」としつつ、そのルールを明確化していません。

サービス開始後の検証を待ってみよう(注意)

WiMAX +5Gは明確に「3日で15GB以上で速度制限」「速度制限は18時から26時のみ」「制限時の通信速度は1Mbps」と制限ルールを明確化しています。

たとえば「私は日中しか使わないから実質制限なし!」という判断もできるし、実際その通りです。

ドコモ「home5G」はこの「3日間での使い過ぎは制限する(かも)」と記載しているだけで、実態は不明です。

この点についても、現時点で「home5Gなら使い放題!」と決めつけないで、サービス開始後の検証情報を待つほうが良いでしょう。

比較でわかるドコモ「home5G」メリット

メリット① 通信サービスがシンプル

ドコモ「home5G」は月額料金4,950円でドコモのすべての電波を利用することができます。

ホームルーター「HR01」の設置場所に応じ、自動的にベストな電波が自由に使える点が通信サービスとしてシンプルです。

WiMAX +5G通信サービスの面倒な点

WiMAX +5Gは通信サービスの仕組みとして「auプラチナバンド」を使った通信は別途オプションという仕組みがわかりにくいです。

別途オプション料金を払ったうえで通信モードを切り替えないとauプラチナバンドが利用できない、という仕組みがわかりにくいです。

また、標準通信モードは「使い放題」なのにauプラチナバンドは「月間上限15GB」と、通信モードによって速度制限ルールが違うことも分かりにくいです。

通信サービスの仕組みが面倒

  • auプラチナバンドは通信モードを切り替えないと使えない
  • auプラチナバンドは月間上限15GBと制限がある

メリット① 料金体系も契約もシンプル

ドコモ「home5G」は契約も料金体系も非常にシンプルです。

「料金が高いか・安いか」「契約が不利か・有利か」はおいておいて、とても分かりやすくてシンプルな料金体系と契約形態です。

一方の「WiMAX +5G」も悪くはありませんがドコモ「home5G」と比較すると「わかりにくい」という印象があります。

「WiMAX +5G」はプロバイダーによって契約・料金が違うのでわかりにくい

WiMAX +5Gは本家UQコミュニケーションズ(UQ WiMAX)以外にも多くのプロバイダーが自社ブランドで同じ通信サービスを提供しています。

プロバイダー各社は独自の契約形態・料金体系・キャンペーン特典などによりユーザー獲得競争を行っています。

その結果、「同じ通信サービスなのに契約・料金・特典が全然違う!」という混乱が起きてしまいます。

ただし、これは反面メリットでもあります。

自分の利用計画、たとえば「3年間は使う」とか「一時しのぎなので1年程度しか使わない」などに応じて一番お得なプロバイダーを選べることで、多くの場合はドコモ「home5G」より安く利用できるメリットがあります。

WiMAX +5Gはメリット・デメリット合わせて「ちょっとわかり辛い」ということです。

サービス提供の仕組みが面倒

  • 多くのプロバイダーが同じ通信サービスを提供している
  • プロバイダーごとに「契約・料金・特典」が違う
しかし、メリットでもある

  • 自分の利用計画に応じたベストなプロバイダーを選べる
  • 5G端末無料に高額キャッシュバックがもらえたりする
  • ベストなプロバイダー選びによって「home5G」より安く使える

メリット③ 基本料金でドコモのすべてが使える

ドコモ「home5G」の総合評価(と期待)

ドコモ「home5G」は2021年8月下旬よりサービス提供開始とアナウンスされています。

まだサービス前なので、通信サービスの品質やキャンペーン特典などはまったく未知数です。

最後に現在わかる情報からのドコモ「home5G」の操業評価をまとめてみます。

無線インターネットへの期待

ソフトバンクとKDDIの独壇場だった無線インターネットについに最大手ドコモが参入します。

正直、現時点でのソフトバンクエアーやWiMAXは光回線に置き換わる通信手段ではありません。

ひとりで使う分には良いのですが、家族で使うとなると通信制限のデータ容量が小さかったり、速度制限時の通信速度が遅かったりと、とても光回線の代わりにはなりません。

ADSLも終了となることで、ADSLからの乗換先として光回線以外に無線インターネットが選べることには大きな期待があります。

ドコモの参入により、今まで以上に快適な無線インターネットサービスになってほしいものです。

ドコモ「home5G」は買いか?

現在知りえる情報を見る限り、「買い!」だと思います。

ドコモはすでにスマホプラン「ギガホ・ギガホプレミア」で「使い放題」を実現しており、概ね評判も良いです。

この実績をドコモ「home5G」でも実現してくれると、ドコモ「home5G」は光回線と並ぶ大きな選択肢となります。

ドコモには今までにない無線インターネットサービスを提供してもらい、ソフトバンクエアーやWiMAX +5Gなど従来からの無線インターネットサービスもより品質の良いサービスになっていってほしいですね。

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