【ついに発売】Rakuten Turboホームルーターサービスは買いなのか?

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Rakuten Turbo 5G 04 楽天Turbo5G
本記事はPRによる消費税込みの価格表示です

2022年内にサービス開始とウワサされていた楽天モバイルのホームルーターサービス「Rakuten Turbo」が遂に発売です。

2023年1月26日より、専用ルーター「Rakuten Turbo5G」を使ったホームルーターサービス「Rakuten Turbo」としてサービスが開始されました。

光回線などの工事が不要で、ホームルーター「Rakuten Turbo5G」を置くだけでWi-Fiがつながるホームルーターサービスです。

この記事では速報として楽天モバイルのホームルーターサービス「Rakuten Turobo」と専用端末「Rakuten Turbo 5G」の情報を整理していきます。

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ついに発売!Rakuten Turbo 5G
1回線目なら事務手数料も無料

ついにサービス開始「Rakuten Turbo」

楽天モバイルの自社回線を使ったホームルーターサービスが「Rakuten Turbo(ラクテン・ターボ)」です。

NTTドコモ「home5G」KDDI「WiMAX +5G」そしてソフトバンク「Softbank Air」などの競合製品となり、自宅に光回線を引き込む工事をしなくても4G(LTE)や5G通信を使った高速なホームルーター(Wi-Fi)サービスです。

楽天モバイルの発表文には「Rakuten Turbo」と「Rakuten Turbo5G」の二つの用語があり、ちょっとわかりづらいです。

ホームルーターサービス「Rakuten Turbo」

楽天モバイルが提供開始する新しいホームルーター(Wi-Fi)サービス名称は「Rakuten Turbo(ラクテン・ターボ)」です。

Rakuten Turboは楽天モバイルの自社回線(Band3)を使ったホームルーターサービスであり、自宅に光回線を引き込む工事をしなくてもホームルーターを設置するだけで光回線並みの高速Wi-Fiが使えるようになるサービスです。

専用端末「Rakuten Turbo 5G」

ホームルーターサービス「Rakuten Turbo」を契約し利用するためには、サービス専用のホームルーター機器を購入する必要があります。

このサービス専用のホームルーター製品が「Rakuten Turbo 5G」です。

つまり「Rakuten Turbo」はサービス名称、「Rakuten Turbo 5G」はサービス利用のための専用端末名称、ということです。

「Rakuten Turboサービスを利用するためには専用端末Rakuten Turbo 5Gが必要」ということですね。

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Rakuten Turboの料金体系とサービス内容

あたらしいホームルーターサービス「Rakuten Turbo」の料金体系と契約形態は以下のようになっています。

費用項目 費用
初期費用 事務手数料 3,300円
※1回線目は0円
専用端末(Rakuten Turbo 5G)
代金
41,580円(一括払い)
※分割払いも可能
月額費用 基本料金 4,840円/月
キャンペーン割引 -1,155円/月
※3年間割引適用
差引支払額 3,685円/月(1~3年目)
4,840円/月(4年目以降
契約形態 利用場所制限 登録住所でのみ利用可能
契約期間 契約期間の縛りなし
解約時違約金 解約時違約金なし
※端末(Turbo5G)代金分割払い時の残債は一括請求

初期費用と専用端末(Turbo5G)代金

Rakuten turboサービスを契約・利用するためには初期費用として「契約事務手数料」および専用端末「Rakuten Turbo 5G」の購入が必要です。

専用端末Turbo 5Gの同時購入契約は必須条件であり、サービス(Rakuten Turbo)のみの契約はできません。

契約事務手数料は「初回無料」

まず、契約事務手数料として3,300円が必要ですが、これはRakuten Turbo契約の1回線目の場合は無料となります。

Rakuten Turboサービスはスマホのサービス(UN-LIMIT)とは別サービスであり、例えば現在楽天モバイル「UN-LIMIT」をスマホ利用している方であっても、ホームルーターサービス「Rakuten Turbo」の1回線目契約であれば事務手数料無料となります。

専用端末「Rakuten Turbo5G」は同時購入必須

また、Rakuten Turboサービスの契約時には専用端末「Rakuten Turbo5G」の同時購入が必要です。

通信サービス「Rakuten Turbo」のみの契約はできません。

専用端末Rakuten Turbo 5Gの販売価格は41,580円(税込み)となり、契約時に一括払いの他に分割払いでの購入も可能です。

支払方法 支払金額 支払総額
一括払い 41,580円 41,580円
分割払い 24回払い 1,732円/月
※初回請求のみ1,744円/月
48回払い 866円/月
※初回請求のみ878円/月

上記のように、専用端末「Turbo 5G」の代金支払い方法は「一括払い」「分割払い(24回/48回)」を選ぶことができますが、支払総額はすべて41,580円となり分割払いによる金利・手数料等はありません。

なお、注意点として48回分割払いは月々の基本料金および端末代金支払いの方法が楽天カード払いの場合のみ選択することができます。

月額基本料金とキャンペーン割引

楽天ホームルーターサービス「Rakuten Turbo」の基本月額料金は4,840円/月(税込)です、税抜きだと4,400円/月ですね。

この「月額基本料金4,840円/月」に対し、キャンペーン「おトクなプラン料金」が適用されることで「3年間の月額料金3,685円/月(税込)」となります。

つまり「月額基本料金は4,840円/月です」「最初の三年間は月額1,155円/月の割引を適用しますよ」という料金体系になっています。

「おトクな料金プラン」キャンペーン適用条件

三年間の月額1,155円/月の割引を適用してくれる「おトクなプラン料金」キャンペーンの適用条件は以下の二点です。

「おトクなプラン料金」適用条件

  • プランと製品を同時契約
  • プランの課金開始

まず「プランと製品を同時契約」について、ホームルーターサービス「Rakuten Turbo」の契約には専用端末「Rakuten Turbo 5G」の同時購入契約が必須、ということです。

サービス(Rakuten Turbo)の契約のみ、という契約はできません。

また「プランの課金開始」とは「製品到着後9日目以降の継続利用」となります。

Rakuten Turboを契約申し込みするとSIMカードおよび専用ルーター(Turbo5G)が送られてきますが、製品受け取りから8日間は返品可能な使用期間となり、9日目が課金開始日となります。

つまり「お試し期間の8日以内に返品した場合は割引適用されませんよ」という当たり前の条件になっています。

つまり「おトクなプラン料金」キャンペーンは継続利用する人ならだれでも適用されるキャンペーンとなっています。

契約形態「登録場所でのみ利用可能」

Rakuten Turboの契約について説明します。

Rakuten Turboは電波を使ったホームルーターサービスなのでどこでも持ち運びができますが、契約上「登録住所でのみ利用可能」という契約制限が適用されます。

例えば自宅利用として契約したRakuten Turboを友人宅や実家や仕事場など他の住所へ持ち運んで使うことはできません。

これはNTTドコモ「home5G」やソフトバンク「Softbank Air」でも同様の契約となっており、おそらくですが専用端末(Rakuten Turbo5G)に組み込まれているGPSにより登録住所から大きく逸脱した利用については通信が遮断される仕組みだと思われます。

契約期間の縛りはナシ

一方で、契約期間による縛りはありません。

いつ解約しても契約違反とはならず、当然ながらいつ解約しても解約時の違約金等は発生しません。

ただし、違約金ではありませんが、専用端末「Rakuten Turbo 5G」を分割購入した場合、端末代金の完済前での解約の場合には端末代金残債が残ります。

この端末代金残債は解約後の最終月の料金請求時に合算して一括請求となるのでご注意ください。

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専用端末「Rakuten Turbo 5G」

楽天モバイルが新しく始めたホームルーターサービス「Rakuten Turbo」を契約・利用するためには、サービス専用のホームルーター機器「Rakuten Turbo 5G」が必要です。

Rakuten Turbo 5Gの基本スペックを見てみましょう。

製品名 Rakuten Turbo 5G
通信速度 LTE受信時:最大391Mbps
LTE送信時:最大76Mbps
Sub6(5G NSA)受信時:最大2.1Gbps
Sub6(5G NSA)送信時:最大218Mbps
SIM nano SIMカード
クライアント
最大接続数
128台
IPv6 対応
VPNパススルー機能 非対応
本体サイズ 148mm×110mm×110mm
約774g
有線LAN規格 1000BASE-T/100BASE-T/10BASE-t
有線LAN
規格伝送速度
1Gbps
LANポート数 2ポート
無線LAN規格 IEEE801.11a/b/g/n/ac/ax
無線LAN
周波数帯
2.4GHz/5GHz
無線LAN
使用チャンネル
2.4GHz:1~13
5GHz:36~64/100~144
無線セキュリティ WEP:非対応
WPA:対応
WPA2:対応
WPA3:対応
暗号化方式 WPA:PSK:TKIP
WPA2:PSK:TKIP
WPA3:PSK:TKIP
USBポート機能 非対応
5G(Sub6波) Band n77(3.8GHz)
5G(ミリ波) 非対応
FDD-LTE Band3(1.8GHz)
TD-LTE 非対応
WCDMA 非対応
GSM 非対応
最大消費電力 14W
入力 AC100-240V、50Hz/60Hz
ホワイト
付属品 ACアダプター
LANケーブル
クイックスタートガイド(安全上のご注意)
パスカード

対応周波数は「楽天モバイル自社回線」のみ

Turbo5Gの対応周波数帯は楽天モバイルが自社回線として提供している電波のみの対応となります。

楽天モバイル「UN-LIMIT」で提供しているパートナー回線(KDDI Band18)の利用はできません。

また、現時点で楽天モバイルが一部地域で提供している5Gミリ波についても、現時点では「非対応」となっており、Sub6波のみの対応となっています。

Wi-Fi6対応、最新の「Wi-Fi6e」には非対応

Wi-Fi高速通信においてはWi-Fi6(IEEE802.11 ax)までの対応となります。

新周波数帯(6GHz帯)を利用した最新規格「Wi-Fi6e」には非対応となります。

VPNパススルー機能非対応

ビジネス利用の注意点として「VPNパススルーに非対応」という点があります。

たとえばテレワークなどで自宅から会社へVPN接続を利用する通信が利用できない場合があります。

「VPNパススルー」と言ってもプロトコルによる制限であり、現時点では詳細まで記載されていないのでどのVPNプロトコルが使える・使えないというのは不明です。

この点についてはサービス開始以降のレビューをお待ちください。

どちらにしても「会社とのVPN通信で利用する」という場合には注意と確認が必要です。

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Rakuten Turboは買いなのか?

楽天モバイルのスマホサービス「UN-LIMIT」はすでに月額3,278円でデータ通信量無制限で使えます。

このサービスを生かし、SIMフリーのホームルーターに「UN-LIMIT」契約のSIMカードを入れて自宅の固定回線として使っている方が多くなってきています。

つまり、「楽天モバイルを固定回線として使う」は新サービス「Rakuten Turbo」でなくてもスマホサービス「UN-LIMIT」で実現可能です。

では、楽天モバイル契約回線を自宅固定回線として使う場合、従来サービスの「UN-LIMIT」契約で使うほうが良いのか?新サービス「Rakuten Turbo」契約で使うほうが良いのか?について考えてみましょう。

両プランをまとめると、以下のようになります。

モバイル
サービス
ホームルーター
サービス
プラン名称 Rakuten UN-LIMIT Rakuten Turbo
月額料金 1,078円/月(~3GB/月)
2,178円/月(~20GB/月)
3,278円/月(20GB/月~無制限)
4,840円/月(無制限)
端末 SIMフリースマホ
利用可能
専用端末
Turbo5G(41,580円)
4G(LTE)通信 Band3(自社回線)
Band18(パートナー回線)
Band3(自社回線)
利用場所 利用場所の限定なし 登録住所のみで利用可能
音声通話 音声通話あり
※Rakuten Linkによる無料通話可能
音声通話機能なし

月額料金はかなり高くなる

安さが魅力の楽天モバイル「UN-LIMIT(スマホサービス)」ですがホームルーターサービス「Rakuten Turbo」は安くありません。

スマホサービス「UN-LIMIT」が無制限で月額3,278円/月であるのに対し、ホームルーターサービス「Rakuten Turbo」は月額4,840円となり、約1.5倍の月額料金となります。

また、他社のホームルーターサービスと比較してもNTTドコモ「home5G」の月額4,950円やWiMAX +5G(GMOとくとくBB)の月額3,800円とはほぼ同等または高くなります。

ホームルーターサービス「Rakuten Turbo」に関しては楽天モバイルは安くありません。

専用ルーター「Turbo5G」が高い

また、ホームルーターサービス「Rakuten Turbo」を契約・利用するためには専用ルーター「Rakuten Turbo 5G」の同時購入が必要、このルーターが41,580円です。

スマホサービス「UN-LIMIT」契約の回線を固定回線として使う場合には「Speed Wi-Fi HOME 5G L11」など高性能ルーターが1万円程度で買えてしまうことを考えると、どうしても端末代金が割高に見えてきます。

Rakuten Turboは安くない!

現在の楽天モバイルはやはりエリア展開が不十分であり電波が不安定な場所が多く存在します。

新しい通信事業者なので仕方ないことであり、また今後への期待もあるのですが、現状ではデメリットとなります。

これに対し、スマホサービス「UN-LIMIT」においては安さを打ち出してメリット化しています。

しかし、ホームルーターサービス「Rakuten Turbo」は他社と比較しても安くありません。

Rakuten UN-LIMIT契約回線をSIMフリールーターで利用することで、月額3,278円で固定回線として使える現状を考えると、現時点で新サービス「Rakuten Turbo」に飛びつく理由はあまりないのではないでしょうか?

今後への期待

Rakuten Turboは登録住所でしか通信サービスを利用できません。

登録住所以外で通信サービスを利用した場合、通信が遮断されてしまいます。

これはNTTドコモ「home5G」やソフトバンク「Softhank Air」でも同様の仕様です。

そして、これが何を意味するか、というと将来的に専用ルーター「Rakuten Turbo5G」の大幅割引が期待できるわけです。

スマホ端末と回線契約の同時契約における割引額は最大で2万円という制限が設けられていますが、この制限には抜け穴があり「利用場所を限定したサービス」とすることで2万円を超える端末代金割引が適用できるわけです。

実際、NTTドコモ「home5G」などは多くの家電量販店で4万円相当の専用端末「HR01」を0円や1円で販売しています。

「Rakuten Turbo 5G」は2023年1月26日より新規契約の申込みを受け付けていますが、通信サービスの繁忙期は毎年3月です。

3月には各社キャンペーンが激化することから、もしかするとRakuten Turbo 5Gの端末代金も実質無料程度になることが期待されます。

・今申込みするほどお得なサービスではない
・繁忙期3月での端末代金大幅割引があるかもしれない

これらの理由により、「しばらく様子見」「3月の状況を確認する」というのが良いかもしれません。

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