2021年3月、ついにNTTドコモの新料金プラン「ahamo(アハモ)」がサービス開始しました。
ドコモ品質で「20GB/月で月額2,970円」という、今までのドコモからは考えられないコスパの高い新プランです。
KDDI(au)やソフトバンクも「povo」「LINEMO(ラインモ)」でahamo(アハモ)を追随、似たようなプランですが少し特徴があり、ahamo(アハモ)との微妙な比較ポイントがあります。
また、KDDI(au)やソフトバンクは「povo」「LINEMO(ラインモ)」を出す前からサブブランドとして「UQモバイル」「ワイモバイル」ブランドの格安スマホプランを提供しており、これらのプランもahamo(アハモ)と比較・検討すべきコスパの高いプランになっています。
この記事ではahamo(アハモ)を中心に、対抗プラン「povo」「LINEMO(ラインモ)」の特徴を比較、さらに従来プラン「UQモバイル」「ワイモバイル」までも特徴を比較して、ahamo(アハモ)のメリット・デメリットをまとめていきます。
- ahamo(アハモ)の特徴・料金プラン
- ahamo(アハモ)のデメリット
- ahamo(アハモ)のメリット
- ahamo(アハモ)をKDDI「povo」ソフトバンク「LINEMO」と比較
- ahamo(アハモ)とKDDI「povo」の比較
- ahamo(アハモ)とソフトバンク「LINEMO(ラインモ)」の比較
- 比較① ahamo(アハモ)なら海外でも使える
- 比較② ahamo(アハモ)なら店舗サポートが利用できる
- 比較③ ahamo(アハモ)ならスマホが買える・機種変更できる
- 比較④ ahamo(アハモ)なら家族割引の契約回線数にカウントされる
- 比較⑤ ahamo(アハモ)なら家族間通話無料
- 比較⑥ ahamo(アハモ)なら継続契約期間がリセットされない
- 比較⑦ LINEMOなら小容量3GB/月プランも選べる
- 比較⑧ 5分かけ放題不要ならpovoとLINEMOはちょっと安くなる
- 比較⑨ povoなら「24時間データ使い放題(220円/日)」が使える
- 比較⑩ LINEMO(ラインモ)ならLINEアプリ使い放題
- ahamo(アハモ)をKDDI「UQモバイル」ソフトバンク「ワイモバイル」と比較
- 比較でわかった!ahamo(アハモ)のおすすめポイント
ahamo(アハモ)の特徴・料金プラン
ドコモ新料金プラン「ahamo(アハモ)」 | ||
---|---|---|
月額料金 | 2,970円/月 ※税抜きで2,700円/月 ※別途、機種代金等が必要 |
|
データ通信 | 基本データ容量 | 20GB/月 ※超過後は1Mbpsで通信可能 |
利用可能エリア | 日本国内:4Gエリア/5Gエリア 海外:海外82の国・地域での利用もコミ ※国内・海外合わせて20GB/月まで ※海外利用は継続15日で速度制限 |
|
テザリング | 利用可能(無料) | |
追加チャージ | 550円/1GBで追加チャージ可能 | |
音声通話 | 標準 | 5分かけ放題標準 ※5分超過後は22円/30秒 ※SMS/他社接続サービス(0570など)は含まず |
オプション | 国内完全かけ放題(1,100円/月) | |
メール サービス |
提供なし(使えない) | |
留守番電話 サービス |
提供なし(使えない) | |
金融サービス |
|
|
割引サービス |
|
|
契約 手数料 |
eSIM対応 | 対応予定 |
手数料 |
|
ahamo(アハモ)のデメリット
デメリット① 店舗・電話でのサポートがない
ahamo(アハモ)は「オンライン専用プラン」なので、すべての手続きやサポートはネット上で行われます。
店舗や電話でのサポートを受けることはできません。
ただし「1件3,300円で店舗サポート」を受けられる
ただし、「1件3,300円の手数料」を支払うことでドコモショップで契約・各種手続きなどのサポートを受けることができます。
「手数料を払うと店舗で手続してくれる」ではなく「手数料を支払うと店員さんがとなりで操作を教えてくれる」「自分でスマホやPCを操作して手続きを行う」という「サポート」です。
「ahamo WEBお申込みサポート」「ahamo WEBお手続きサポート」の開始および故障受付チャネルの拡大について | NTTドコモ
※正直、このサービスを利用する方はUQモバイルなど店舗・電話サポートを提供しているプランを選ぶべきでしょう。
デメリット② キャリアメールが使えない
ahamo(アハモ)では従来のキャリアメール「@docomo.ne.jp」が提供されません。
現在ドコモをご利用の方がahamo(アハモ)へ乗り換えると現在ご利用のメールアドレスは解約となります。
デメリット③ 留守番電話が使えない
ahamo(アハモ)では留守番電話サービスを提供していません。
もし仕事などのご利用で留守番電話サービスが必要であればワイモバイルやUQモバイルへ乗り換えたほうが良いでしょう。
デメリット④ 「ドコモ光セット割」が適用されない
ahamo(アハモ)ではドコモ光とのセット割引「ドコモ光セット割」の適用対象外となります。
「ドコモ光セット割」の適用がなければドコモ光はただ高いだけのフレッツ光回線となるので、もし一人でドコモ光をお使いなら他の安い光回線に乗り換えたほうが良いでしょう。
デメリット⑤ 3G回線(FOMA)は使えない
ahamo(アハモ)は4G/5G通信サービスを提供していますが、3G通信サービス(FOMA)は利用することができません。
現在でも山奥や海上などでは3G通信エリアが主体のところも多く、これらの場所によく行く人はahamo(アハモ)に乗り換えると使い勝手が悪くなります。
デメリット⑥ 余ったギガの翌月繰り越しができない
ahamo(アハモ)では毎月の余ったギガは月末で消滅してしまい、翌月繰り越しができません。
毎月のデータ容量20GBで大きく余ってしまう人はUQモバイルやワイモバイルなどの「翌月繰り越しに対応」したプランに乗り換えるべきでしょう。
ahamo(アハモ)のメリット
メリット① 5分かけ放題コミで月額2,970円と激安
ahamo(アハモ)は5分かけ放題と20GB/月のデータ通信がついて月額2,970円です。
今までのドコモからは考えられないほどコスパの高いプランです。
また対抗馬であるau「povo」やソフトバンク「LINEMO(ラインモ)」と比べると「5分かけ放題が必須」という価格デメリットがある反面、かけ放題をつけるとpovoやLINEMOより安くなる、という価格メリットがあります。
つまり、実質的な基本料金はpovoやLINEMOよりも安い、ということです。
メリット② ドコモと同じ通信品質で高速通信
ahamo(アハモ)はドコモの料金プランとは思えないほど安いプランとして提供されています。
しかし、通信品質はドコモと同じであり、いわゆるドコモ系格安SIMのようなお昼・夜間の通信速度の低下はありません。
メリット③ 海外82の国・地域でも使える
ahamo(アハモ)は別途追加料金なしでも「20GB/月で月額2,970円」の範囲内で海外82の国・地域でのデータ通信が利用できます。
ただし、一回の渡航で15日を超過すると通信速度が制限されます。
短い海外渡航が多い人にはahamo(アハモ)は便利なサービスと言えます。
メリット④ 5G通信も使える
ahamo(アハモ)はドコモの高速5G通信を利用できます。
※別途5G対応スマホが必要です。
メリット⑤ 20GB/月を使い切っても高速1Mbps使い放題
ahamo(アハモ)は毎月のギガ「20GB/月」を使い切ってしまっても低速通信1Mbpsが使い放題です。
通信速度1Mbpsというと標準画質の動画も見れる程度の通信速度、それが使い放題となるので、かなり使い勝手の良い通信サービスです。
メリット⑥ ファミリー割引の契約回線数にカウント
ahamo(アハモ)はファミリー割引の対象となりませんが、契約回線数にはカウントされます。
家族みんなでドコモの家庭でひとりだけahamo(アハモ)へ乗り換えても、契約回線数は変わらないので残された家族の割引額が減額されることがありません。
※povoやLINEMO(ラインモ)では契約回線数にカウントされないため、残された家族の割引額が減額となる場合があります。
メリット⑦ ドコモの長期契約期間がリセットされない
永くドコモを使ってきた人がahamo(アハモ)に乗り換えてもドコモの継続利用期間はそのままahamo(アハモ)でも引き継げます。
ドコモを長期利用しても良いことはないので継続利用年数に意味はないのですが、昔から長く使っている人には気になる点のようです。
※au(povo)やソフトバンク(LINEMO)では継続利用年数はリセットされます。
メリット⑧ ahamo(アハモ)と一緒にスマホも買える
ahamo(アハモ)では契約時にスマホセットでの契約や契約後に機種変更(スマホの購入)することができます。
当たり前のようですが、au(povo)やソフトバンク(LINEMO)ではスマホの販売を行っていません。
ただし、ahamo(アハモ)が取り扱っているスマホはドコモが取り扱っているスマホの中の一部となり、あまり選択肢がありません。
メリット⑧ dカードGOLDで10%還元と5GB/月の増量
ahamo(アハモ)の毎月の支払をdカードGOLDで支払うと、毎月支払額の10%がdポイント還元され、また毎月5GBが増量されます。
ドコモからahamo(アハモ)への乗換でも支払い方法がdカードGOLDの場合には結構なポイントメリットがあります。
ahamo(アハモ)をKDDI「povo」ソフトバンク「LINEMO」と比較
ahamo(アハモ)とKDDI「povo」の比較
NTTドコモの「ahamo(アハモ)」に対抗してKDDI(au)が出してきた格安スマホプランが「povo」です。
povoはahamo(アハモ)と似たり寄ったりのプランですが、「かけ放題を別途オプション」にしたことで基本料金が少し安くなっているのと「24時間データ使い放題(220円/日)」のトッピングが魅力のプランです。
両者を比較してみましょう。
ahamo(アハモ) | 比較項目 | povo |
---|---|---|
2,970円/月 ※20GB/月 |
月額料金 | 2,728円/月 ※20GB/月 |
音声通話サービス | ||
22円/30秒 | 標準通話料金 | 22円/30秒 |
5分かけ放題 | 無料通話 | 別途オプション |
完全かけ放題 ・1,100円/月 |
無料通話 オプション |
5分かけ放題 ・550円/月 完全かけ放題 ・1,100円/月 |
データ通信サービス | ||
4G/5G通信 | 通信サービス | 4G/5G通信 |
20GB/月 | 基本データ容量 | 20GB/月 |
1Mbps | 超過時速度 (低速通信) |
1Mbps |
不可 | 高速・低速 速度切替 |
不可 |
不可 | 余ったギガの 翌月繰越 |
不可 |
なし | カウントフリー 対象サービス |
なし |
追加チャージ ・550円/1GB |
追加チャージ | 24時間使い放題 ・220円/1日 追加チャージ ・550円/1GB |
利用可 ※82の国・地域 ※20GB/月に含む |
海外利用 | 不可 |
割引サービス | ||
対象外 ※契約回線数カウント |
家族割引 | 対象外 |
対象外 | 光回線 セット割引 |
対象外 |
家族→ahamo ・無料通話 ahamo→家族 ・対象外 |
家族間無料通話 | 対象外 |
サポート・手続き | ||
オンライン専用プラン | サポート体制 | オンライン専用プラン |
別途有料で利用可 ・3,300円/件 |
店舗サポート | なし |
なし | 電話サポート | なし |
契約 | ||
最低利用期間なし 解約違約金なし |
契約期間 | 最低利用期間なし 解約違約金なし |
なし | 初期費用 | なし |
なし | MNP転出手数料 | なし |
契約期間保持 | 継続利用期間 (乗り換え時) |
契約期間リセット |
ahamo(アハモ)とソフトバンク「LINEMO(ラインモ)」の比較
NTTドコモの「ahamo(アハモ)」に対抗してソフトバンクが出してきた格安スマホプランが「LINEMO(ラインモ)」です。
LINEMO(ラインモ)はahamo(アハモ)と似たり寄ったりのプランで「LINEデータフリー」くらいの特徴なのですが、2021年7月に「3GB/月で月額990円」の「LINEMOミニプラン」を出してきたことで、少量量ユーザーにとって魅力的なプランとなりました。
両者を比較してみましょう。
ahamo(アハモ) | 比較項目 | LINEMO(ラインモ) |
---|---|---|
2,970円/月 ※20GB/月 |
月額料金 | 2,728円/月(スマホプラン) ※20GB/月 990円/月(ミニプラン) ※3GB/月 |
音声通話サービス | ||
22円/30秒 | 標準通話料金 | 22円/30秒 |
5分かけ放題 | 無料通話 | 別途オプション |
完全かけ放題 ・1,100円/月 |
無料通話 オプション |
5分かけ放題 ・550円/月 完全かけ放題 ・1,100円/月 |
データ通信サービス | ||
4G/5G通信 | 通信サービス | 4G/5G通信 |
20GB/月 | 基本データ容量 | スマホプラン:20GB/月 ミニプラン:3GB/月 |
1Mbps | 超過時速度 (低速通信) |
1Mbps |
不可 | 高速・低速 速度切替 |
不可 |
不可 | 余ったギガの 翌月繰越 |
不可 |
なし | カウントフリー 対象サービス |
LINEカウントフリー |
追加チャージ ・550円/1GB |
追加チャージ | 追加チャージ ・550円/1GB |
利用可 ※82の国・地域 ※20GB/月に含む |
海外利用 | 不可 |
割引サービス | ||
対象外 ※契約回線数カウント |
家族割引 | 対象外 |
対象外 | 光回線 セット割引 |
対象外 |
家族→ahamo ・無料通話 ahamo→家族 ・対象外 |
家族間無料通話 | 対象外 |
サポート・手続き | ||
オンライン専用プラン | サポート体制 | オンライン専用プラン |
別途有料で利用可 ・3,300円/件 |
店舗サポート | なし |
なし | 電話サポート | なし |
契約 | ||
最低利用期間なし 解約違約金なし |
契約期間 | 最低利用期間なし 解約違約金なし |
なし | 初期費用 | なし |
なし | MNP転出手数料 | なし |
契約期間保持 | 継続利用期間 (乗り換え時) |
契約期間リセット |
比較① ahamo(アハモ)なら海外でも使える
ahamo(アハモ)は「20GB/月で2,970円/月」のプランの範囲内(20GB/月)で「海外82の国・地域でもデータ通信ができる」という特徴があります。
つまり、ahamo(アハモ)は「国内・海外でのデータ通信合わせて20GB/月で月額2,970円」というプランになります。
注意点として、一回の渡航で15日を超えると高速通信ギガが残っていても速度制限される、という点になります。
LINEMO(ラインモ)は「海外パケットし放題(~2,980円/日)」が使える
一方、povoやLINEMO(ラインモ)でのデータ通信は国内専用となります。
LINEMO(ラインモ)はソフトバンクが提供する「海外パケットし放題」が利用できますが、別途データ使用料金(最大2,980円/日)が必要です。
※ソフトバンクが提供する「アメリカ放題」は対象外です。
povoは海外データ通信は使えない
povoは海外でのデータ通信が利用できません。
ahamo | 「20GB/月で月額2,970円」の範囲で海外82の国・地域でデータ通信可能 ※ただし一回の渡航で15日まで |
---|---|
povo | 海外ローミングサービス利用不可 |
LINEMO | 「海外パケットし放題(~2,980円/日)」利用可能 ※「アメリカ放題」利用不可 |
比較② ahamo(アハモ)なら店舗サポートが利用できる
ahamo(アハモ)・povo・LINEMO(ラインモ)はすべて「オンライン専用プラン」とされており、基本的にネットでの手続き・サポートとなります。
全国の店舗でのサポートや電話サポートを利用することはできません。
ahamo(アハモ)なら3,300円/件で店舗サポートを受けられる
ahamo(アハモ)は例外的に「別途3,300円のサポート費用にて、手続きをサポートする」というサービスを提供しています。
ただし、基本は「お客様が自分でスマホ・PCを操作する」「店員がそれをサポートする」という内容になります(あくまでもオンライン手続きのサポート)。
「契約の手続きサポート」で3,300円、「契約後の手続きサポート」で3,300円、とかなり割高になりますが、「どうしてもわからない」「教えてくれる人もいない」という場合には利用すると良いでしょう。
ahamo | オンライン専用プラン ※別途3,300円/件で契約サポート・手続きサポート(店舗) ※電話サポート利用不可 |
---|---|
povo | オンライン専用プラン ※店舗・電話サポート利用不可 |
LINEMO | オンライン専用プラン ※店舗・電話サポート利用不可 |
比較③ ahamo(アハモ)ならスマホが買える・機種変更できる
povo・LINEMO(ラインモ)では契約時のスマホセット購入や契約後の機種変更ができません(スマホ販売していない)。
ahamo(アハモ)なら契約時にスマホセット購入もできるし契約後に最新機種に機種変更することもできます。
ただし、ahamo(アハモ)で取り扱われるスマホは非常に少なく、あまり選択肢がありません。
ahamo | スマホ販売あり |
---|---|
povo | スマホ販売なし |
LINEMO | スマホ販売なし |
比較④ ahamo(アハモ)なら家族割引の契約回線数にカウントされる
「家族みんなでauスマホ」の契約から自分ひとりがpovoに乗り換えた場合、家族割引の適用対象外となります。
この場合、家族の契約回線数からものぞかれてしまうため、残った家族の割引額が下がるかもしれません。
つまり「povoは家族割引対象外、契約回線数にもカウントされない」という仕様です。
これはソフトバンク「LINEMO(ラインモ)」でも同じです。
ahamo(アハモ)なら割引は適用されないけど回線数にはカウントされる
ahamo(アハモ)なら家族割引は適用されなくなりますが、契約回線数としてはカウントされるため、残った家族のドコモ回線の割引額が下がることがありません。
ahamo | 家族割引対象外 ※契約回線数にはカウント |
---|---|
povo | 家族割引対象外 |
LINEMO | 家族割引対象外 |
比較⑤ ahamo(アハモ)なら家族間通話無料
「家族みんなでau」の場合、家族間の音声通話は無料通話となりますが、ひとりが「povo」に乗り換えた場合にはpovoは家族間無料通話の対象から外れてしまいます。
これはソフトバンク「LINEMO(ラインモ)」でも同じです。
ahamo(アハモ)ならドコモからahamo(アハモ)は無料通話対象
ahamo(アハモ)なら、家族のドコモ回線(ギガプラン)からahamo(アハモ)への発信は家族間無料通話の対象となります。
ahamo(アハモ)から家族のドコモ回線(ギガプラン)への発信は家族間無料通話の対象となりませんが、ahamo(アハモ)には「5分かけ放題」が標準装備なのでそれで対応できます。
ahamo | 家族→ahamoは無料通話対象 ahamo→家族は5分かけ放題を利用 |
---|---|
povo | 家族間無料通話の対象外 |
LINEMO | 家族間無料通話の対象外 |
比較⑥ ahamo(アハモ)なら継続契約期間がリセットされない
現在は同じキャリアをずっと使っていても全くメリットがないのですが・・・・
長年auやソフトバンクと長期契約してきた人がpovo・LINEMO(ラインモ)に乗り換えると契約上の契約期間がリセットされます。
ahamo(アハモ)なら利用期間は継続される
ahamo(アハモ)ならドコモをご利用の人が乗り換えても今までの契約期間は保持されたまま乗り換えることができます。
ahamo | ドコモ契約期間は保持 |
---|---|
povo | au契約期間はリセット |
LINEMO | ソフトバンク契約期間はリセット |
比較⑦ LINEMOなら小容量3GB/月プランも選べる
ahamo(アハモ)もpovoも「20GB/月」のプランしか選べません。
LINEMO(ラインモ)なら「3GB/月で月額990円」という少量両プランの「LINEMOミニプラン」を選ぶこともできます。
ahamo | 料金プランは「20GB/月」のみ |
---|---|
povo | 料金プランは「20GB/月」のみ |
LINEMO | 「スマホプラン(20GB/月)」と「ミニプラン(3GB/月)」が選べる |
比較⑧ 5分かけ放題不要ならpovoとLINEMOはちょっと安くなる
ahamo(アハモ)は標準で「5分かけ放題」がセットですが、povoやLINEMO(ラインモ)はかけ放題はすべて別途オプションとなります。
このため、「5分かけ放題不要」であればahamo(アハモ)はちょっとだけpovoやLINEMO(ラインモ)よりも高い料金となります。
一方で、「5分かけ放題」「国内かけ放題」が必要であれば、povoやLINEMO(ラインモ)より安くなります。
ahamo | 5分かけ放題コミで月額2,970円 国内かけ放題で月額4,070円 |
|
---|---|---|
povo | かけ放題なしで月額2,728円 5分かけ放題コミで月額3,278円 国内かけ放題で月額4,378円 |
|
LINEMO | スマホプラン (20GB/月) |
かけ放題なしで月額2,728円 5分かけ放題コミで月額3,278円 国内かけ放題で月額4,378円 |
ミニプラン (3GB/月) |
かけ放題なしで月額990円 5分かけ放題コミで月額1,540円 国内かけ放題で月額2,640円 |
比較⑨ povoなら「24時間データ使い放題(220円/日)」が使える
povoの面白いデータ通信オプションに「データ使い放題24時間」という220円のオプションがあります。
220円を払うことで、支払いから24時間のデータ通信が使い放題になります。
もちろん、毎月の基本データ容量が残っていてもそれを消費することはありません。
「週末にまとめて動画を見まくる」「今日はWindowsアップデートをかける」など、大容量通信を予定している日ごとに220円で使い放題ができるのが魅力です。
ahamo | 1GB/550円で追加チャージ | |
---|---|---|
povo | 1GB/550円で追加チャージ 24時間/220円で24時間データ使い放題 |
|
LINEMO | スマホプラン (20GB/月) |
1GB/550円で追加チャージ LINEギガフリー |
ミニプラン (3GB/月) |
比較⑩ LINEMO(ラインモ)ならLINEアプリ使い放題
LINEMO(ラインモ)ならLINEアプリで使用するデータ通信がカウントされません(カウントフリー)。
LINEアプリをどれだけ使っても(通信しても)、月間の基本データ容量を消費しません。
LINEアプリのヘビーユーザーならLINEMO(ラインモ)はお得になります。
LINEアプリはあまりデータ通信量を使わない
ただし、LINEアプリで使うデータ量はあまり多くありません。
LINEモバイルが公開しているLINEアプリのデータ通信量は以下の通りです。
LINEアプリサービス | データ通信量 |
---|---|
LINE通話 | 1時間あたり18MB 20GBなら1,100時間 ※45日間しゃべりっぱなし 3GBなら166時間 |
LINEビデオ通話 | 1時間あたり307MB 20GBなら65時間 3GBなら10時間 |
このようにLINEアプリはデータ通信量があまり多くないので「LINEカウントフリー」によるメリットはあまり大きくないと言えます。
ahamo(アハモ)をKDDI「UQモバイル」ソフトバンク「ワイモバイル」と比較
ahamo(アハモ)とKDDI「UQモバイル」の比較
ahamo(アハモ) | 比較項目 | UQモバイル くりこしプラン |
---|---|---|
2,970円/月 ※20GB/月 |
月額料金 | プラン(S):1,628円/月(3GB/月) プラン(M):2,728円/月(15GB/月) プラン(L):3,828円/月(25GB/月) |
音声通話サービス | ||
22円/30秒 | 標準通話料金 | 22円/30秒 |
5分かけ放題 | 無料通話 | 別途オプション |
完全かけ放題 ・1,100円/月 |
無料通話 オプション |
10分かけ放題 ・770円/月 完全かけ放題 ・1,870円/月 通話パック ・550円/月 |
データ通信サービス | ||
4G/5G通信 | 通信サービス | 4G/5G通信 |
20GB/月 | 基本データ容量 | プラン(S):3GB/月 プラン(M):15GB/月 プラン(L):25GB/月 |
1Mbps | 超過時速度 (低速通信) |
1Mbps |
不可 | 高速・低速 速度切替 |
アプリで切替可 |
不可 | 余ったギガの 翌月繰越 |
可能 |
なし | カウントフリー 対象サービス |
なし |
追加チャージ ・550円/1GB |
追加チャージ | 追加チャージ ・550円/1GB |
利用可 ※82の国・地域 ※20GB/月に含む |
海外利用 | 不可 |
割引サービス | ||
対象外 ※契約回線数カウント |
家族割引 | 対象外 |
対象外 | 光回線 セット割引 |
対象外 |
家族→ahamo ・無料通話 ahamo→家族 ・対象外 |
家族間無料通話 | 対象外 |
サポート・手続き | ||
オンライン専用プラン | サポート体制 | オンラインサポート 店舗サポート 電話サポート |
別途有料で利用可 ・3,300円/件 |
店舗サポート | 利用可能 |
なし | 電話サポート | 利用可能 ※フリーダイアル |
契約 | ||
最低利用期間なし 解約違約金なし |
契約期間 | 最低利用期間なし 解約違約金なし |
なし | 初期費用 | 3,300円 ※au内乗換なら無料 |
なし | MNP転出手数料 | なし |
契約期間保持 | 継続利用期間 (乗り換え時) |
リセット |
ahamo(アハモ)とソフトバンク「ワイモバイル」の比較
ahamo(アハモ) | 比較項目 | ワイモバイル シンプル |
---|---|---|
2,970円/月 ※20GB/月 |
月額料金 | プラン(S):2,178円/月(3GB/月) プラン(M):3,278円/月(15GB/月) プラン(L):4,158円/月(25GB/月) |
音声通話サービス | ||
22円/30秒 | 標準通話料金 | 22円/30秒 |
5分かけ放題 | 無料通話 | 別途オプション |
完全かけ放題 ・1,100円/月 |
無料通話 オプション |
10分かけ放題 ・770円/月 完全かけ放題 ・1,870円/月 |
データ通信サービス | ||
4G/5G通信 | 通信サービス | 4G/5G通信 |
20GB/月 | 基本データ容量 | プラン(S):3GB/月 プラン(M):15GB/月 プラン(L):25GB/月 |
1Mbps | 超過時速度 (低速通信) |
1Mbps |
不可 | 高速・低速 速度切替 |
不可 |
不可 | 余ったギガの 翌月繰越 |
可能 |
なし | カウントフリー 対象サービス |
なし |
追加チャージ ・550円/1GB |
追加チャージ | 追加チャージ ・550円/1GB |
利用可 ※82の国・地域 ※20GB/月に含む |
海外利用 | 不可 |
割引サービス | ||
対象外 ※契約回線数カウント |
家族割引 | 「家族割引」適用 ※2回線目から1,100円/月割引 |
対象外 | 光回線 セット割引 |
「おうち割」適用 ※1回線目から1,100円/月割引 |
家族→ahamo ・無料通話 ahamo→家族 ・対象外 |
家族間無料通話 | 対象外 |
サポート・手続き | ||
オンライン専用プラン | サポート体制 | オンラインサポート 店舗サポート 電話サポート |
別途有料で利用可 ・3,300円/件 |
店舗サポート | 利用可能 |
なし | 電話サポート | 利用可能 ※ナビダイアル |
契約 | ||
最低利用期間なし 解約違約金なし |
契約期間 | 最低利用期間なし 解約違約金なし |
なし | 初期費用 | 3,300円
※ネット契約なら無料 |
なし | MNP転出手数料 | なし |
契約期間保持 | 継続利用期間 (乗り換え時) |
リセット |
比較① ahamo(アハモ)なら海外でもそのまま使える
ahamo(アハモ)は「20GB/月で2,970円/月」のプランの範囲内(20GB/月)で「海外82の国・地域でもデータ通信ができる」という特徴があります。
つまり、ahamo(アハモ)は「国内・海外でのデータ通信合わせて20GB/月で月額2,970円」というプランになります。
注意点として、一回の渡航で15日を超えると高速通信ギガが残っていても速度制限される、という点になります。
ワイモバイルは「海外パケットし放題(~2,980円/日)」が使える
一方、UQモバイルやワイモバイルでのデータ通信は国内専用となります。
ワイモバイルはソフトバンクが提供する「海外パケットし放題」が利用できますが、別途データ使用料金(最大2,980円/日)が必要です。
※ソフトバンクが提供する「アメリカ放題」は対象外です。
UQモバイルは海外データ通信は使えない
UQモバイルは海外でのデータ通信が利用できません。
ahamo | 「20GB/月で月額2,970円」の範囲で海外82の国・地域でデータ通信可能 ※ただし一回の渡航で15日まで |
---|---|
UQモバイル | 海外ローミングサービス利用不可 |
ワイモバイル | 「海外パケットし放題(~2,980円/日)」利用可能 ※「アメリカ放題」利用不可 |
比較② ahamo(アハモ)はプランが選べない
ahamo | 「20GB/月で月額2,970円」 | |
---|---|---|
UQモバイル くりこしプラン |
プランS | 3GB/月で月額1,628円 |
プランM | 15GB/月で月額2,728円 | |
プランL | 25GB/月で月額3,828円 | |
ワイモバイル シンプル |
プランS | 3GB/月で月額2,178円 |
プランM | 15GB/月で月額3,278円 | |
プランL | 25GB/月で月額4,158円 |
比較③ ahamo(アハモ)は余ったギガが無駄になる
UQモバイル「くりこしプラン」もワイモバイル「シンプル」も、余ったギガの翌月繰り越しに対応し、無駄なく使うことができます。
ahamo(アハモ)は余ったギガの繰り越しができず、月末で消滅してしまいます。
「余裕をもって20GB/月」程度の利用者は余ったギガを無駄なく繰り越して使えるUQモバイル・ワイモバイルの方がお得になります。
ahamo | 余ったギガは月末に消滅 |
---|---|
UQモバイル | 余ったギガは翌月末まで繰り越し |
ワイモバイル | 余ったギガは翌月末まで繰り越し ※2021/8より |
比較④ ahamo(アハモ)は5分かけ放題不要ならちょっと高い
UQモバイル「くりこしプラン」もワイモバイル「シンプル」もかけ放題は別途オプションですが、ahamo(アハモ)は標準で5分かけ放題がコミでその分少し月額料金が高くなっています。
もしかけ放題が不要であれば、ahamo(アハモ)はちょっと無駄な料金を支払っていることになります。
比較⑤ UQモバイルなら低速通信の使い勝手がよく、ギガ節約できる
ahamo(アハモ)もワイモバイルも、ギガを使い切っても「低速通信1Mbps」とかなり快適な低速通信が使い放題です。
これはUQモバイルも同じなのですが、UQモバイルはさらに「アプリでいつでも高速・低速通信を切り替えられる」という特徴があります。
通常の待ち受けでは1Mbpsもあれば十分なので、「待ち受け時は低速(1Mbps)」「動画を見るときだけ高速」とアプリでひと手間かけることで、UQモバイルならギガを大幅に節約することができます。
ahamo | 高速ギガを使い切ったら低速通信(1Mbps)使い放題 |
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UQモバイル | 高速ギガを使い切ったら低速通信(1Mbps)使い放題 ※アプリでいつでも高速・低速切替可能 |
ワイモバイル | 高速ギガを使い切ったら低速通信(1Mbps)使い放題 |
比較⑦ 複数回線契約ならワイモバイルは安くなる
ahamo(アハモ)もUQモバイルも複数回線契約時の割引がありません。
ワイモバイルは複数回線契約に対して「家族割引」が適用され、2回線目以降について月額1,188円もの割引が受けられます。
もし家族でワイモバイルを契約すると、月額料金(割引後)は以下のようになります。
契約回線数 | ワイモバイル シンプル(M) |
ahamo(アハモ) | UQモバイル くりこしプラン(M) |
---|---|---|---|
1回線契約 | 3,278円/月 | 2,970円/月 | 2,728円/月 |
2回線契約 | 5,368円/月 | 5,940円/月 | 5,456円/月 |
3回線契約 | 7,458円/月 | 8,910円/月 | 8,184円/月 |
4回線契約 | 9,548円/月 | 11,880円/月 | 10,912円/月 |
比較⑥ ソフトバンク光とセットならワイモバイルは圧倒的に安くなる
ahamo(アハモ)もUQモバイルも光回線とのセット割引がありません。
ワイモバイルはソフトバンク光・ソフトバンクエアーとのセット割引「おうち割光セット」が適用され、月額1,188円もの割引が受けられます。
もしソフトバンク光・ソフトバンクエアーとのセット利用の場合、月額料金(割引後)は以下のようになります。
契約回線数 | ワイモバイル シンプル(M) |
ahamo(アハモ) | UQモバイル くりこしプラン(M) |
---|---|---|---|
1回線契約 | 2,090円/月 | 2,970円/月 | 2,728円/月 |
2回線契約 | 4,180円/月 | 5,940円/月 | 5,456円/月 |
3回線契約 | 6,270円/月 | 8,910円/月 | 8,184円/月 |
4回線契約 | 8,360円/月 | 11,880円/月 | 10,912円/月 |
このように、「家族みんなでワイモバイル」「光回線とセット」で利用することでワイモバイルは圧倒的に安くなります。
比較でわかった!ahamo(アハモ)のおすすめポイント
中容量(~20GB/月)でドコモから乗換ならahamo(アハモ)最高
ドコモから乗り換えるべき?
現在ドコモをご利用でahamo(アハモ)へ乗り換えるのはおすすめです。
ドコモからahamo(アハモ)への乗換は、他社(KDDIやソフトバンク)のそれよりも乗り換え条件が良いです。
※「家族割引の契約回線数にカウント」や「dカードGOLDでポイント還元・ギガ増量」など
ひとりでも、家族で使っていても、ドコモからahamo(アハモ)へ乗り換えるのは比較的良い条件で乗り換えることができます。
光回線に注意しよう
ただし、光回線にドコモ光をご利用の場合、ひとりでドコモからahamo(アハモ)へ乗り換えるなら光回線ももっと安いものに乗り換えましょう。
新規で一人で契約ならUQモバイルが安くて便利
ドコモ・au・ソフトバンクへのこだわりがなく、また一人での利用を検討する場合には「UQモバイル」や「ワイモバイル」も検討の対象としてみることをおすすめします。
特に、「一人で使う(単身者)」「スマホアプリでひと手間かけることを惜しまない」という方にはUQモバイルがおすすめです。
auと同じ回線品質でありながら家族割引に相当する金額が標準適用された新プランにより、一人で使っても圧倒的に安いプランになっていまs。
また、低速通信の使い勝手が良いので「通常待ち受けは低速通信」「動画を見るときにアプリで高速通信に切り替える」などひと手間かけることで、ギガを節約できます(安いプランにできる)。
家族で複数回線契約するならワイモバイルがどんどん安くなる
家族みんなで乗り換え検討、さらに光回線もセットで乗り換え検討ならワイモバイルが一番やすくなるでしょう。
家族で「光回線とセットで使う(おうち割適用)」なら、全回線に月額1,188円もの割引が受けられ、圧倒的に安くなります。