WiMAXの大手プロバイダー「BIGLOBE」が2021年8月2日よりWiMAX +5Gの提供を開始します。
WiMAX +5Gは2021年4月に発表され4月8日より本家UQコミュニケーションズの「UQ WiMAX」より販売が開始されました。
その後、Broad WiMAXやカシモWiMAXなども早期参入してきましたが、2021年8月より大手プロバイダーの本格参入が始まります。
大手プロバイダーのBIGLOBEが新サービス参入することで、各社のキャンペーン競争もより一層高まってほしいものです。
この記事では新サービス「WiMAX +5G」と従来サービス「WiMAX2+」のサービスの比較、そしてBIGLOBE WiMAXのメリットとデメリットを見ていきます。
たったの3,773円の月額料金大幅割引キャンペーン
WiMAX +5Gの人気プロバイダー「BIGLOBE」が月額料金を大幅に割引して「月額料金たったの3,773円」の月額割引キャンペーンを実施しています。
月額料金3,773円なら「安い!月額3,278円で使い放題!」と人気の楽天モバイルよりさらに月額11円安い!、しかもこちらは固定回線利用を前提とした商品設計となっているため固定回線利用時の安定性・高速性も向上することができたいできます。
BIGLOBE WiMAX +5Gの料金プランと契約形態
BIGLOBE WiMAX +5Gの月額料金割引キャンペーンの料金プラン・契約形態は以下のようになります。
費用・契約項目 | ギガ放題プラス | |
---|---|---|
初期費用 | 事務手数料 | 3,300円 |
端末代金 | 21,912円 ※24回分割払い(913円/月×24回) |
|
端末送料 | 無料 | |
月額料金 | 0か月目 ※利用開始月 |
0円/月 ※無料 |
1~24か月目 | 3,773円/月 | |
25か月目以降 | 4,928円/月 | |
オプション | プラスエリア 利用オプション |
1,100円/月 ※使った月だけ |
キャンペーン特典 | 月額料金大幅割引 ※上記「月額料金」に反映済 |
|
5,000円キャッシュバック ※申込時にクーポンコード入力 SIMの未契約対象外 |
||
契約形態 | 端末購入契約 | 任意 ※通信サービスのみ(SIMのみ)契約も可能 |
契約期間 | 契約期間の縛りなし | |
契約解除料 | 契約解除料不要 |
端末購入は任意、「SIMのみ契約」が可能
契約時の初期費用として3,300円が必要です。
またWiMAX +5Gサービスを利用するための専用端末(WiMAX +5G対応ルーター)を購入する場合には別途端末代金21,912円となり、24回分割払い(913円/月×24回)での購入となります。
ただしBIGLOBE WiMAX +5Gは端末購入を伴わない「SIMのみ(通信サービスのみ)契約」が可能なので、「以前使ってた5G対応ルーターを持っている」「友人から譲ってもらった」「メルカリなどで安く購入する」という場合においては端末購入する必要はありません。
2年間の月額料金大幅割引「たったの月額3,773円」
月額割引キャンペーンにより2年間の月額料金が圧倒的に安くなります。
初月(利用開始月)の月額料金は無料、その翌月は月額1,166円という安さです。
そして2か月目からの2年間の月額料金はたったの3,773円、これは「安い!」と評判の楽天モバイルの月額3,278円よりさらに月額11円も安い価格設定です。
この月額料金の安さがBIGLOBE WiMAX +5Gの最大の魅力です。
さらに5,000円キャッシュバック
月額料金の大幅割引に加え、現在「5,000円キャッシュバック」特典も提供されており、月額割引特典との併用が可能です。
10,000円キャッシュバックは申込時にクーポンコード「FJM」を入力することで適用される仕組みであるため、忘れないように・間違えないようにクーポンコードを入力してください。
そしてこの5,000円キャッシュバックは利用開始の翌月には付与(銀行振込)されるという早期キャッシュバックになっています。
契約期間の縛りなし、解約違約金なし
BIGLOBE WiMAX +5Gの契約形態は「契約縛りなし、解約時違約金なし」での契約となります。
使ってみて不満があればいつでも無料で解約することができます。
なお、解約違約金はありませんが5G端末同時購入時の端末残債は一括請求されます。
新しいWiMAX +5Gの通信サービス
KDDI(au)のWiMAXサービスはなんと6,000万回線もの契約数があり、電波を使ったモバイルデータ通信サービスとしては国内最大です。
そのためか、旧サービスWiMAX2+や登場当時の新サービスWiMAX +5Gでは結構強気の速度制限ルールなども設けており、利用者の不満も高かったようです。
しかし2021年最大手ドコモから「home5G」が登場し「広いエリアで高速通信」「どれだけ使っても速度制限されない」という実態サービスが実現されたことで、2022年2月よりWiMAX +5Gサービスも大幅にサービス内容を見直してきました。
やはり競争がないと良いサービスにはなりませんね。
ここからは新しいWiMAX +5G通信サービスの特徴について説明していきます。
スマホの電波「au 4G LTE」」が使える
WiMAX2+の時代には「WiMAXはつながらない!」という口コミも多くありましたが、WiMAX +5Gでは断然つながりやすくなっています。
WiMAX +5Gには2つの通信モード「スタンダードモード」「プラスエリアモード」があり、通信モードを切り替えることで使える電波が増える仕組みになっています。
両通信モードで通信できる電波は以下のようになっています。
周波数帯 | スタンダード モード |
プラスエリア モード |
|
---|---|---|---|
5G通信 | n78(3.7GHz) | 〇 | 〇 |
4G通信 ※スマホの電波 |
Band1(2GHz) | 〇 | 〇 |
Band3(1.7GHz) | 〇 | 〇 | |
Band18(800MHz) | – | 〇 | |
WiMAX2+ | Band41(2.5GHz) | 〇 | 〇 |
標準通信モード「スタンダードモード」でスマホの電波が使える
WiMAX +5Gでは標準通信モード「スタンダードモード」でスマホの電波(Band1/3)を使えるようになりました。
つまり基本的にはauスマホが使える場所ならWiMAX +5Gも使える、ということになります。
WiMAX2+ではスマホの電波を使えませんでしたが、WiMAX +5Gでは標準通信モードでスマホの電波が使えるようになったことで「つながらない!」ということが断然なくなっています。
オプション通信モード「プラスエリアモード」でauプラチナバンドも使える
オプション通信モード「プラスエリアモード」にするとauプラチナバンドも使えるようになります。
KDDIではビルの陰や地下街など障害物により電波の届きにくい場所をBand18(auプラチナバンド)で整備しており、「プラスエリアモード」を使うことで地下街の奥深くのお店や地下鉄の中などでもWiMAX +5Gが使える、という仕組みになっています。
超高速通信「au 5G通信」が使える
WiMAX +5Gでは標準通信モード「スタンダードモード」で高速通信「au 5G通信」を利用することができます。
自宅や行動範囲が5Gエリアであれば下り最大2.7Gbpsという光回線を超える通信速度を体感することができます。
周波数帯 | スタンダード モード |
プラスエリア モード |
|
---|---|---|---|
5G通信 ※高速5G通信 |
n78(3.7GHz) | 〇 | 〇 |
4G通信 | Band1(2GHz) | 〇 | 〇 |
Band3(1.7GHz) | 〇 | 〇 | |
Band18(800MHz) | – | 〇 | |
WiMAX2+ | Band41(2.5GHz) | 〇 | 〇 |
Sub6に対応、ミリ波には非対応
5G通信が使う電波には「Sub6」と「ミリ波」があります。
Sub6は広いエリアで5G通信エリアを展開していくための高速な電波であり、ミリ波は超高速・調停遅延を実現するための局所的な超高速な電波です。
WiMAX +5Gの5G通信は「Sub6対応」「ミリ波非対応」となっています。
ミリ波はIoTなど特定目的のための局所的な超高速・調停遅延のための通信方式であり、またスマホでも最新のiPhoneでさえ日本国内版はミリ波非対応です。
よって、現状では日本国内においてミリ波非対応は妥当かな?という感じです。
auプラチナバンドも使える(オプション通信モード)
WiMAX +5Gには2つの通信モード「スタンダードモード」と「プラスエリアモード」があり、ルーターまたはアプリでいつでも通信モード切り替えることができます。
通信モードを切り替えるとどうなるか?というと「プラスエリアモード」へ切り替えることでauプラチナバンド(Band18)が使えるようになります。
※ただし「プラスエリアモード」通信を利用した場合、その月はプラスエリア利用料として1,100円/月が請求されます(オプション通信モードです)。
周波数帯 | スタンダード モード |
プラスエリア モード |
|
---|---|---|---|
5G通信 | n78(3.7GHz) | 〇 | 〇 |
4G通信 | Band1(2GHz) | 〇 | 〇 |
Band3(1.7GHz) | 〇 | 〇 | |
Band18(800MHz) ※auプラチナバンド |
– | ● | |
WiMAX2+ | Band41(2.5GHz) | 〇 | 〇 |
KDDI(au)はビルの陰や地下街などで障害物等により電波が届きにくい場所をBand18で整備しており、「プラスエリアモード」ではこのBand18が使えるということになります。
たとえば地下街の奥深くのお店だとか地下鉄の車内などでもWiMAX +5Gが使える、ということです。
どれだけ使っても速度制限がなくなった(3日15GB制限の撤廃)
WiMAX +5Gでは「3日で〇〇GB以上で速度制限」という短期の大量通信に対する速度制限がなくなりました(2022年2月撤廃)。
サービス開始当初は「3日で15GB超過で通信速度1Mbps」という通信制限ルールがあり、「大容量5Gの時代にありえない!」と大きな不満もありましたが、2022年2月に撤廃されました。
これもドコモ「home5G」の使い放題のおかげですね、やはり競争は良いことです!
WiMAX2+時代からずっと続けていた「3日使い過ぎルール」の撤廃ですが、撤廃直後は「何か裏があるんじゃない?」という声も多かったのですが、実際には本当に短期使い過ぎの速度制限ルールはないようです。
速度制限ルール撤廃に関する口コミ
「3日で15GB」の速度制限ルールが撤廃されたことに関する口コミを見てみましょう。
WiMaxの3日制限って大分前に撤廃されてたのね。よかった😅
まぁ5Gの時代にそんなセコい事継続されても困るけどw#wimax pic.twitter.com/hPSIUTxHOt— Ludwig (@Ludie162) September 15, 2022
UQ Wimax使ってます。
あれ?最近、重めの動画見ててついつい
直近3日間で15Gb制限を意識してたんだけど
全然速度制限かからないなーって思ってました。
いつの間にか、速度制限撤廃してたのね。
すげーよUQ Wimax
最高だよ。
これから毎日You tube 1080pで観るわw
ちな、都内ですが、速度は以下です pic.twitter.com/K8lcEgBk3C— megumin (@megumin_winter) September 13, 2022
WiMAX +5Gに3日15GB制限が無くなってとても助かっている。 pic.twitter.com/JtT1B5pw7t
— Jun Shimada (@shimajiro) July 22, 2022
BIGLOBE WiMAX +5Gのデメリット
WiMAX +5Gは多くの通信事業者(プロバイダー)が自社ブランドで提供していますが、KDDI系列の通信事業者「UQコミュニケーションズ」が運営・提供している通信サービスです。
このため、どのプロバイダーでWiMAX +5Gを契約しても通信サービス(通信エリア・通信速度・速度制限ルールなど)はすべて同じです。
違うのはプロバイダー独自の料金プラン・キャンペーン特典・契約形態などになります。
よって、WiMAX +5Gのプロバイダー選びではこの点を比較してみることが大事になります。
ここからは、BIGLOBE WiMAX +5Gが他社WiMAXプロバイダーとの違い(特徴)を説明していきます。
デメリット① 3年目からの月額料金が少し高くなる
BIGLOBE WiMAX +5Gが現在実施している「月額料金割引」キャンペーンにより、2年間は月額たったの3,773円という圧倒的な安さで使うことができます。
しかし、その反面か、3年目(25か月目)以降は月額4,928円と大幅にアップしてしまいます。
つまり、BIGLOBE WiMAX +5Gの上手な使い方は「2年間安く使って解約する」という使い方になってしまいます。
デメリット② 口座振替払いの注意点
BIGLOBE WiMAX +5GはWiMAXプロバイダーでは珍しく、支払方法として「口座振替払い」を選ぶことができます。
これは選択肢としては良いのですが、支払い方法に「口座振替払い」を選んだ場合は2つの注意点があります。
注意点① 口座振替手数料220円/月
口座振替払いの場合には振替毎に口座振替手数料220円が加算請求されてしまいます。
せっかく「月額料金たったの3,773円」という圧倒的な安い月額料金において、ちょっともったいない感じです。
注意点② 端末代金が「一括払い」「代金引換」となる
支払い方法に「口座振替払い」を選択した場合、端末代金の支払い方法は「代金引換一括払い」となります。
さらに代引き手数料として440円が加算されます。
※支払い方法がクレジットカード払いの場合には「24回分割払い」です。
BIGLOBE WiMAX +5Gのメリット
BIGLOBE WiMAX +5Gが他社WiMAXプロバイダーに対するメリットを説明していきます。
メリット① 月額料金が一番安い(2年間の月額割引特典)
現在BIGLOBE WiMAX +5Gが実施している「月額料金大幅割引で月額3,773円(2年間)」の特典が適用されて、月額料金はWiMAX +5Gで最安になっています。
また、ちょっとジャンルは違いますが「安い!」と評判の楽天モバイル「使い放題で月額3,278円」よりさらに月額11円安くなっています。
月額割引特典の適用は2年間なので、3年目(25か月目)から月額料金が高くなってしまいますが、2年間は圧倒的な安さでWiMAX +5Gを使ってみることができます。
メリット② 契約縛りなし・解約違約金なし
BIGLOBE WiMAX +5Gは月額料金割引特典により月額3,773円という圧倒的な安さを提供していますが、契約縛りもないのでいつでも無料で解約することができます。
BIGLOBE WiMAXは「月額3,773円で最大2年使う」「不要になったらいつでも解約する」「2年使って解約する」という使い方が良いです。
メリット③ 端末購入不要の「SIMのみ契約」ができる
BIGLOBE WiMAX +5GではすでにWiMAX +5G対応ルーターをお持ちであれば端末購入不要の「SIMのみ(通信サービスのみ)契約」ができます。
「以前WiMAX +5G使ってたからルーター持ってる!」「友人から譲ってもらった」「メルカリで安く買う!」という方は、端末購入契約不要で通信サービスのみの契約ができるので、約2.2万円の端末代金を節約できます。
これはWiMAX +5Gでは珍しい仕組みであり、また月額料金の安さに加えてBIGLOBE WiMAX +5Gがさらにお得に使える仕組みでもあります。
WiMAX +5G対応ルーターを安く手に入れる
過去に使用実績があるWiMAX +5Gルーターでも本体初期化してBIGLOBE WiMAX +5GのSiMカードを差し込めばそのままWiMAX +5G通信が利用できます。
また、現在WiMAX +5Gルーターをお持ちでなくてもアマゾンで新品が販売されています。
WiMAX +5Gルーターはどのプロバイダーで購入しても2.2万円なので、約半額で購入できます。
また、メルカリなどでは中古品が出品されており7,000円~10,000円程度で購入することができます。
ホームルーター「Speed Wi-Fi HOME 5G L11」の出品を見てみる | メルカリ
モバイルルーター「Galaxy 5G Mobile Wi-Fi」の出品を見てみる | メルカリ
折角の「SIMのみ契約」ができるプロバイダーなので、WiMAX +5G端末の購入代金も節約したいですね。
メリット④ 支払方法で「口座振替払い」が選べる
BIGLOBE WiMAX +5GはWiMAXプロバイダーの中では珍しく「口座振替払い」での支払いを選ぶことができます。
クレジットカードを持たない若い世代の方や、自営業などで支払い履歴が欲しい方などには便利な仕組みです。
ただし、支払方法として「口座振替払い」を選ぶ場合には2点の注意点があります。
口座振替払いの注意点① 「振替手数料が220円」
ただし、支払い方法として口座振替払いを選ぶと毎月の振替毎に振替手数料220円が加算して振り返られます。
せっかくの「月額たったの3,773円」なので、この手数料220円/月はちょっともったいないですね。
口座振替払いの注意点② 端末代金が「一括払い/代金引換」となる
BIGLOBE WiMAX +5Gで「口座振替払い」「端末同時購入」とした場合、端末代金は一括払いとなります(クレジットカード払いの場合は24回分割払い)。
端末代金の一括払いはメリットともデメリットとも言い難いですが・・・
注意点としては一括払いの端末代金は「代金引換払い」となり、かつ「代引き手数料440円」という点です。
BIGLOBE WiMAX +5Gのおすすめルーター
BIGLOBE WiMAX +5Gに限らず、WiMAX +5Gを検討中の方に伝えたいのが「おすすめのWiMAX +5Gルーター選び方」です。
WiMAX +5Gに対応したルーターはホームルーターで2機種、モバイルルーターで2機種、の計4機種のみとなります。
そして、それぞれにルーター選びの注意点があります。
ホームルーターのおすすめ「Speed Wi-Fi HOME 5G L11」
WiMAX +5G用のホームルーターには「Speed Wi-Fi HOME 5G L11」と「Speed Wi-Fi HOME 5G L12」の2機種があります。
機種名末尾でわかるように「Speed Wi-Fi HOME 5G L12」が後発(新型)と言えます。
しかし、おすすめは断然先発ルーター「Speed Wi-Fi HOME 5G L11」です。
WiMAX +5Gホームルーターのスペック比較
Speed Wi-Fi HOME 5G L11とSpeed Wi-Fi HOME 5G L12の両者スペックを比較してみます。
製品名 | Speed Wi-Fi HOME 5G L11 | Speed Wi-Fi HOME 5G L12 |
---|---|---|
製造元 | ZTE Corporation | NECプラットフォームズ株式会社 |
対応ネットワーク | ・5G(sub6/sub6ミリ波以外の周波数) ・4G LTE ・WiMAX2+ |
|
質量 | 約599g | 約446g |
同梱物 | ・ACアダプタ ・つなぎかたガイド(保証書) |
|
外形寸法(mm) | 約W70×H182×D124mm | 約W101×H179×D99mm |
UIMカードバージョン | au Nano IC Card 04 LE U | |
有線LAN規格 | 1000BASE-T 100BASE-TX 10BASE-T ※2ポート |
1000BASE-T 100BASE-TX ※2ポート |
無線LAN規格 | IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax(2.4GHz/5GHz) | |
最大同時接続数 | 有線LAN:2台 無線LAN:30台 |
有線LAN:2台 無線LAN:40台 |
電源 | ACアダプタ |
どちらもスペック的には同等なルーターです。
Speed Wi-Fi HOME 5G L11おすすめの理由
スペック的には同等の両ルーターですが、L12にはホームルーターとして長時間通信における致命的な問題点(障害?)が2つあります。
- L12は通信による発熱が大きく、次第に通信不安定になっていく
- KDDI(au)の5G通信エリア状況との相性が悪い(?)
問題点① 発熱による速度低下の問題
Speed Wi-Fi HOME 5G L12は使っているとだんだん通信速度が落ちてくる現象があります。
これは通信による発熱が問題だと思われ、電源を切ってしばらくすると(本体を冷ますと)通信速度は改善されます。
Speed Wi-Fi HOME 5G L12はNECプラットフォーム社製のルーターですが、NECプラットフォーム社のWiMAXルーターはWiMAX2+時代から発熱の問題が改善されないままになっています。
問題点② KDDI(au)の5G通信との相性問題(?)
L11もL12もau 5G通信に対応したルーターなので、au 5Gエリアにおいては5G通信を利用することができます。
この点において「L12は積極的に5G通信を行う」「L11は安定した5Gでなければ4G通信を行う」という違いがあるようです。
この結果、現在進行形でエリア拡大中の5Gエリアにおいて「積極的に5G通信を行うL12はパケ詰まりが多い」という問題点が指摘されています。
この問題はL12の問題というよりもau 5Gエリアの問題なのですが、結果として「積極的に5G通信を行うL12はパケ詰まりが多い」という現象が発生します。
この問題はau 5Gが十分成熟することで解決される問題なのですが、それまではL11の方が安定的な通信が期待できます。
WiMAX +5Gホームルーターの口コミ
これらL11とL12の2つの問題点を踏まえて、ネット上でのホームルーターの口コミを見てみましょう。
WiMAXホームルーターのL12(NEC)、1日稼働すると速度が800kbpsくらいまで落ちる。2回くらい再起動すると50~80Mbpsに戻る。どういう事?
— ジュリ(ゴッド) (@julis1111) August 26, 2022
NECのWiMAXルーターは昔から発熱問題が改善されず、発熱による不安定化やバッテリー劣化(モバイルの場合)の問題があります。
2021/12に #L12 導入し数か月でパケ詰まりが酷く、2022/4に初期不良ということで本体交換、8月には日に何度も勝手に回線が切断する(インターネットアクセスなし)ため怒りの解約。
欠陥品を作る #NEC も終わってるし、それを販売し続ける #WiMAX も終わってる。
後続の人が引っかからないように祈る— 要佐@薄い本用 (@soboro113) September 10, 2022
L12はL11より積極的に5Gの電波をつかみに行くようですが、5G環境が十分でない場所ではパケ詰まりが発生して速度低下していきます。
これはL12の問題というよりKDDI(au)の5Gの問題なのですが・・・
WiMAXホームルーター(L12)届いたー!😆
以前レンタルでL11を使った時に100M超えだったから、L12に超期待!
早速接続!
……アレ?10Mも出ないんだけど💦
騙されたか!?😱
L11がスムーズ過ぎたからチョト焦ってる…。
ここから問題解決に結構な労力を取られそう…😭 pic.twitter.com/G1zPHEcqZS— びびで〜 (@bibidee_) September 11, 2022
4G通信でも5G通信でも安定した電波環境でL11で100Mbps出ているならL12でも同等のはず。
ドコモのhome5G専用ルーター「HR01」のように、WiMAX +5G専用ルーターでも「5G通信無効」の設定ができると使用感が違ってくるのでしょうが・・・
モバイルルーターのおすすめ「Galaxy 5G Mobile Wi-Fi」
WiMAX +5G用のモバイルルーターには「Galaxy 5G Mobile Wi-Fi」と「Speed Wi-Fi 5G X11」の2機種があります。
WiMAX +5Gサービス開始時から提供されている先発モデルが「Galaxy 5G Mobile Wi-Fi」で、後発モデルが「Speed Wi-Fi 5G X11」になります。
機種名末尾でわかるように「Speed Wi-Fi HOME 5G L12」が後発(新型)と言えます。
しかし、おすすめは断然先発ルーター「Galaxy 5G Mobile Wi-Fi」です。
WiMAX +5Gホームルーターのスペック比較
Speed Wi-Fi 5G X11とGalaxy 5G Mobile Wi-Fiの両者スペックを比較してみます。
製品名 | Galaxy 5G Mobile Wi-Fi | Speed Wi-Fi 5G X11 |
---|---|---|
製造元 | Samsung | NECプラットフォームズ株式会社 |
対応ネットワーク | ・5G(sub6/sub6ミリ波以外の周波数) ・4G LTE ・WiMAX2+ |
・5G(Sub6/NR化) ・4G LTE ・WiMAX2+ |
質量 | 約203g | 約174g |
同梱物 | ・SIM取り出し用ピン(試供品) ・取扱説明書 |
・つなぎ方ガイド ・ご利用にあたっての注意事項(保証書) |
外形寸法(mm) | 約W147×H76×D10.9mm | 約W136.0×H68.0×D14.8mm |
UIMカードバージョン | au Nano IC Card 04 LE U | |
バッテリー容量 | 5,000mAh | 4,000mAh |
バッテリー使用時間 | 連続通信時間:約1,000分(初期設定時) 連測待受時間:約790時間(初期設定時) |
連続通信時間:約490分(初期設定時) 連測待受時間:約400時間(初期設定時) |
無線LAN規格 | IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax(2.4GHz/5GHz) | |
最大同時接続数 | USB接続1台 Wi-Fi接続10台 |
USB接続1台 Wi-Fi接続17台 |
どちらもスペック的には同等なルーターです。
Galaxy 5G Mobile Wi-Fiおすすめの理由
Speed Wi-Fi 5G X11よりもGalaxy 5G Mobile Wi-Fiがおすすめの理由はホームルーターのおすすめ理由と全く同じで「Speed Wi-Fi 5G X11には致命的な問題が2つある」からです。
- L12は通信による発熱が大きく、次第に通信不安定になっていく
- KDDI(au)の5G通信エリア状況との相性が悪い(?)
問題点① 発熱による速度低下の問題
Speed Wi-Fi X11は使っているとだんだん通信速度が落ちてくる現象があります。
これは通信による発熱が問題だと思われ、電源を切ってしばらくすると(本体を冷ますと)通信速度は改善されます。
Speed Wi-Fi 5G X11はNECプラットフォーム社製のルーターですが、NECプラットフォーム社のWiMAXルーターはWiMAX2+時代から発熱の問題が改善されないままになっています。
問題点② KDDI(au)の5G通信との相性問題(?)
X11もGalaxy 5G Mobile Wi-Fiもau 5G通信に対応したルーターなので、au 5Gエリアにおいては5G通信を利用することができます。
この点において「X11は積極的に5G通信を行う」「Galaxyは安定した5Gでなければ4G通信を行う」という違いがあるようです。
この結果、現在進行形でエリア拡大中の5Gエリアにおいて「積極的に5G通信を行うX11はパケ詰まりが多い」という問題点が指摘されています。
この問題はX11の問題というよりもau 5Gエリアの問題なのですが、結果として「積極的に5G通信を行うX11はパケ詰まりが多い」という現象が発生します。
この問題はau 5Gが十分成熟することで解決される問題なのですが、それまではGalaxyの方が安定的な通信が期待できます。
WiMAX +5Gモバイルルーターの口コミ
これらSpeed Wi-Fi 5G X11とGalaxy 5G Mobile Wi-Fiの2つの問題点を踏まえて、ネット上でのホームルーターの口コミを見てみましょう。
もうWiMAX X11の発熱酷すぎるからこうするしかねえ😡 pic.twitter.com/afiY35JuRY
— おまわり (@omawariv) September 14, 2022
モバイルルーターはバッテリー駆動なので本体が発熱すると通信が不安定になる問題に加えてバッテリー劣化の問題もあります。
Wimaxが勝手に落ちたり、勝手に再起動したり、、、
4Gと5Gの切替えが永遠に終わらなかったり、、、問合せても製品の問題でもないとのこと。同じような方いますか?#WiMAX #通信障害 #不良品 #不誠実 #X11 #りんくらいふ— ミソサザイ_SUPサーフィン始めたい (@SUP33surfing) September 10, 2022
「発熱による問題」「不安定な環境での5G通信の問題」です。
ブロードWiMAXに変えたんだけど
Galaxyのルーター持ってるしNECのX11選んだけどなにこのゴミ…
10年前ぐらいのユーザーインターフェースにクソみたいな操作性で液晶ちっさいしなぜにボタン式…
電池持ちも悪くなってるしこれほんと最新機?
こんなんSIMだけGalaxyに戻して使うわ pic.twitter.com/LqWDOfc55N— ケン (@Kenji_siro) September 13, 2022
Galaxy 5G Mobile Wi-Fiの実態はAndroidスマホをルーター化したものなので設計思想がちょっと異なります。
でもモバイルルーターなんてほとんど触ることないからあまりUIは関係ないと思うのですが・・・
WiMAXのルーターをNECからGALAXYに変えたら、電池持ちが倍になった
Speed Wi-Fi 5G X11
Galaxy 5G mobile Wi-Fi— グラベる? (@Y0RXUCQkFfgBjtW) September 11, 2022
その分、Galaxy 5G Mobile Wi-Fiは本体が巨大で重いです。
またX11は不安定な5G環境での電波切り替えにおいてバッテリー消費が大きいのかもしれません。
まとめ、BIGLOBE WiMAX +5G月額割引キャンペーン
BIGLOBE WiMAX +5Gの実施中キャンペーンは月額料金大幅割引キャンペーンです。
利用開始月無料、1か月目1,166円/月の大幅割引に加えて、2~25か月目の2年間が月額3,773円/月という大幅割引です。
税込みで月額3,773円なので税抜き表示だと「月額3,050円」となります。
加えてBIGLOBE WiMAX +5Gは「SIMのみ契約可能」「契約縛りなし」の契約形態なので、大幅割引キャンペーンと合わせると2年間の通信費が大幅節約できるキャンペーンになっています。
BIGLOBE「ギガ放題プラス」月額割引キャンペーンの詳細
BIGLOBE WiMAX +5Gの月額料金割引キャンペーンの料金プラン・契約形態は以下のようになります。
費用・契約項目 | ギガ放題プラス | |
---|---|---|
初期費用 | 事務手数料 | 3,300円 |
端末代金 | 21,912円 ※24回分割払い(913円/月×24回) |
|
端末送料 | 無料 | |
月額料金 | 0か月目 ※利用開始月 |
0円/月 ※無料 |
1か月目 | 1,166円/月 | |
2~24か月目 | 3,773円/月 | |
25か月目以降 | 4,928円/月 | |
オプション | プラスエリア 利用オプション |
1,100円/月 ※使った月だけ |
キャンペーン特典 | 月額料金大幅割引 ※上記「月額料金」に反映済 |
|
契約形態 | 端末購入契約 | 任意 ※通信サービスのみ(SIMのみ)契約も可能 |
契約期間 | 契約期間の縛りなし | |
契約解除料 | 契約解除料不要 |
特典① 月額料金たったの3,773円/月(2年間)
2年間の月額料金がたったの3,773円/月(税抜2,970円/月)です。
「安い!」と評判の楽天モバイルよりさらに月額11円安くなっています。
特典② 利用開始月・1か月目の月額料金も安い
しかも、利用開始月は無料、翌月は1,166円という割引も加わります。
つまり契約して利用開始から2年間(25か月間)の平均月額は「月額たったの3,133円(税抜き2,848円/月)」となり楽天モバイルを超える安さになっています。
BIGLOBE WiMAX +5Gなら「SIMのみ契約」ができる
BIGLOBE WiMAX +5GはWiMAXプロバイダーでは珍しい「端末購入を伴わない契約(SIMのみ契約)」ができます。
「以前使っていた5G端末を持っている」「メルカリなどで中古品を安く購入する」という使い方において、端末同時購入不要でさらに安くWiMAX +5Gを使うことができます。
ホームルーター「Speed Wi-Fi HOME 5G L11」の出品を見てみる | メルカリ
モバイルルーター「Galaxy 5G Mobile Wi-Fi」の出品を見てみる | メルカリ
BIGLOBE WiMAX +5Gなら「契約縛りなし・違約金なし」
BIGLOE WiMAX +5Gの契約形態は「契約縛りなし・解約時違約金なし」での契約となります。
使ってみて不満ならいつでも無料で解約することができます。
また、すでにWiMAX +5G専用ルーターをお持ちなら「光回線の開通まで」のような短期間利用も可能です。
BIGLOBE WiMAX +5Gなら楽天モバイルより安く固定回線が使える
BIGLOBE WiMAX +5Gの月額料金割引キャンペーンでは「2年間月額料金3,773円」に加えて「初月(利用開始月)無料」「1か月目1,166円」の大幅な月額料金割引で提供しています。
2年間(25か月間)の月額料金総額は78,331円であり、25か月間の平均月額料金は3,133円/月(税込)です。
さらにBIGLOBE WiMAX +5Gならメルカリで安く5G対応ルーターを購入(7,000円~10,000円程度)することで、端末代金も安くすることができます。
ADSLからの乗り換え検討などで楽天モバイルを検討している方、BIGLOBE WiMAX +5Gの利用がおすすめですよ!