WiMAXの新サービス「WiMAX +5G」が2021年4月にスタートしました。
まずは2021年4月8日、WiMAXの本家「UQコミュニケーションズ」が「UQ WiMAX ギガ放題プラス」を開始しました。
その後、Broad WiMAXやカシモWiMAXなども早期参入してきました。
WiMAX2+の人気プロバイダー「カシモWiMAX」が新サービス参入することで、各社のキャンペーン競争もより一層高まってほしいものです。
この記事では新サービス「WiMAX +5G」と従来サービス「WiMAX2+」のサービスの比較、そしてカシモWiMAXのメリットとデメリットを見ていきます。
2021年4月、カシモWiMAXが「WiMAX +5G」提供開始
2021年4月、新サービス「WiMAX +5G」スタート
2021年4月に開始された「WiMAX +5G」はサービス提供元のUQコミュニケーションズ「UQ WiMAX」をはじめとし、数社が取り扱いを開始している状態でしたが、2021年8月に入り多くのプロバイダーが「WiMAX +5G」の取り扱いを開始します。
人気プロバイダー「カシモWiMAX」も4月22日よりサービス開始
人気のポケットWi-Fi「WiMAX」の従来サービス「WiMAX2+」サービスで大きなシェアを持つ「カシモWiMAX」も同月4月22日より新サービス「WiMAX +5G」の提供を開始しています。
カシモWiMAX、4月22日より5G対応の新サービスを提供開始 | MARKET ENTERPRISE
WiMAX2+サービスで大きな人気とシェアを持つカシモWiMAXが「WiMAX +5G」の取り扱いを開始することで、「WiMAX +5G」の新規契約者や多くの乗換需要が発生するでしょう。
2021年8月、主要プロバイダーが「WiMAX +5G」へ参戦
そして2021年8月、主要プロバイダーの「WiMAX +5G」参入が本格化してきました。
WiMAX2+でも最大手クラスの「BIGLOBE」や「GMOとくとくBB」をはじめとした大手プロバイダーが「WiMAX +5G」の提供を開始しました。
いよいよWiMAXでも5Gサービスが本格化してきます。
WiMAX +5GとWiMAX2+のサービスを比較
比較① 標準通信モードで「より速く」「より繋がりやすく」なった
WiMAX2+にもWiMAX +5Gにも「標準」通信モードと「オプション」通信モードがあります。
WiMAX2+は「ハイスピードモード(標準」と「ハイスピードプラスエリアモード(オプション)」、WiMAX +5Gでは「スタンダードモード(標準)」と「プラスエリアモード(オプション)」です。
どちらも「オプションモードを使うことでより快適」になるけど「オプションモードでは別途料金が発生する」という通信モードです。
ここからが本題です。
新サービス「WiMAX +5G」では従来サービス「WiMAX2+」と比べ、標準モードでの通信が「より速く」「より繋がりやすく」なりました。
従来サービス「WiMAX2+」ではオプションだった通信が新サービス「WiMAX +5G」では標準で使えるようになったからです。
比較② 標準通信モードで「au 5G通信」が使える
新サービス「WiMAX +5G」および従来サービス「WiMAX2+」の標準モードで使える電波は以下の電波です。
サービス | 標準通信モードで使える電波 |
---|---|
WiMAX +5G |
スタンダードモード通信
|
WiMAX2+ |
ハイスピードモード通信
|
新サービス「WiMAX +5G」の最大のウリは高速通信「au 5G通信に対応」です。
WiMAX +5Gでは標準モードでこの5G通信を利用することができ、5Gエリア内であれば「下り最大2.7Gbps」という光回線を超える通信速度が期待できます。
ただし5G通信エリアはまだまだピンポイントであり、今後のエリア拡大に期待というところです。
比較③ 標準通信モードで「au 4G LTE」が使える
新サービス「WiMAX +5G」の本当の魅力は(今のところ)「5G通信対応」ではありません。
本当の魅力は「標準通信モードでau 4G LTEが使える」ようになったところです。
従来サービス「WiMAX2+」ではオプションだった「au 4G LTE(Band1/3)」が標準モードで使えるようになりました。
サービス | 標準通信モードで使える電波 |
---|---|
WiMAX +5G |
スタンダードモード通信
|
WiMAX2+ |
ハイスピードモード通信
|
これにより、従来サービス「WiMAX2+」の標準モードでは繋がりにくかった場所でも「WiMAX +5G」ならサクサクつながるようになります。
「auスマホが使える場所ならWiMAX +5Gも使える」ということです。
もともとWiMAXという通信サービスは「大容量に強い」「高速通信に強い」という特徴を持つ「WiMAX2+(Bando41/42)」の電波をウリにしたサービスです。
ところがこの「WiMAX2+(Band41/42)」はデータ通信には強いけど高周波であるため障害物に弱いという弱点がありました。
新サービス「WiMAX +5G」では標準モードで使える電波のメインをWiMAX2+(Band41/42)」からスマホで使える電波「au 4G LTE(Band1/3)」に切り替えたサービスになります。
比較④ オプション通信モードで「auプラチナバンド」も使える
新サービス「WiMAX +5G」が標準モードで「au 4G LTE(Band1/3)」が使えるのなら、オプションモード通信はどうなるの?ということになります。
新サービス「WiMAX +5G」でのオプションモード通信では、なんと「auプラチナバンド(Band18)」が使えます。
auプラチナバンド(Band18)は全国の繋がりにくい場所を中心に整備されてきた電波であり、極端な話し「地下鉄に乗っていてもWiMAX +5Gが使える」ということになります。
サービス | オプション通信モードで使える電波 |
---|---|
WiMAX +5G |
プラスエリアモード通信
|
WiMAX2+ |
ハイスピードプラスエリアモード通信
|
ただし、このオプションモード通信は「月間の通信量上限15GBまで」という制約があり、月間15GBを超過すると月末まで速度制限128Kbpsとなってしまいます。
オプションモード通信は最後の砦として、使い過ぎに注意です。
比較⑤ 制限も大幅に緩和「3日で15GB」
新サービス「WiMAX +5G」も従来サービス「WiMAX2+」も標準通信モードでの月間のデータ通信量には上限がありませんが、短期間の使い過ぎには制限ルールがあります。
従来サービス「WiMAX2+」では「3日で10GBを超過すると速度制限(1Mbps)」というルールでしたが、新サービス「WiMAX +5G」では「3日で15GBを超過すると速度制限(1Mbps)」と50%も緩和されました。
また、従来サービス「WiMAX2+」では速度制限されても規制は緩く、「速度制限でも1Mbps(動画も見れる程度)」「速度制限の時間帯も18時~26時(日中は無制限)」という比較的緩い速度制限ルールでした。
この点については新サービス「WiMAX +5G」でも同様のルールとなっています。
比較⑥ オプション通信の制限も「月間15GBまで」に大幅緩和
新サービス「WiMAX +5G」では標準通信モードで「au 4G LTE」が使えるようになったことから、オプション通信モード「スタンダードモード」を使う機会はなくなるかもしれません。
それでも新サービス「WiMAX +5G」ではオプション通信モードの使い過ぎルールを大幅に緩和してきました。
サービス | オプション通信の速度制限ルール |
---|---|
WiMAX +5G | オプション通信モードで月間15GBまで ⇒ 超過すると128Kbpsへ制限(月末解除) |
WiMAX2+ | オプション通信モードで月間7GBまで ⇒ 超過すると128Kbpsへ制限(月末解除) |
従来サービス「WiMAX2+」ではオプション通信を「月間7GB以上使うと速度制限(128Kbps)」という厳しいルールでした。
新サービス「WiMAX +5G」ではオプション通信での制限を「月間15GB以上」と倍以上に緩和してきました。
比較⑦ オプション通信の制限が標準通信に影響しない(改善!)
オプション通信での大きな改善点は前述の「月間15GBへ緩和」ではありません。
従来サービス「WiMAX2+」ではオプション通信が速度制限されると標準通信まで速度制限されてしまいました。
これでは安心してオプション通信(au 4G LTE)を利用することができません。
新サービス「WiMAX +5G」ではオプション通信(auプラチナバンド)を使いすぎても標準通信に影響を与えません。
サービス | オプション通信制限時の影響 |
---|---|
WiMAX +5G | オプション通信が速度制限 ⇒ 標準通信には影響なし! |
WiMAX2+ | オプション通信が速度制限 ⇒ 標準通信も速度制限(128Kbps) |
新サービス「WiMAX +5G」ではオプション通信モードを使うことはあまりないかもしれません。
だって標準通信で「au 4G LTE」が使えるからです。
新サービス「WiMAX +5G」でのオプション通信は、たとえば「地下鉄に乗っているときにWi-Fi使いたい」という場合でしょうか・・・
こんな使い方でオプション通信を使いすぎても、標準モードでは「au 4G LTE」が「月間のデータ量の上限なし」で使い続けることができます。
比較のまとめ:最大の特徴は標準モードでau 4G LTEが使えること
新サービス「WiMAX +5G」と従来サービス「WiMAX2+」を比較してきました。
新サービス「WiMAX +5G」の最大の特徴は「標準モード(スタンダードモード)通信でau 4G LTE(Band1/3)が使える」ようになったことです。
「つながらない!」の声が多かったWiMAX2+
従来サービス「WiMAX2+」の口コミでよく見るのが「WiMAX2+、繋がらない!」という点です。
「WiMAX2+」の標準通信モードで使える電波は「WiMAX2+(Band41/42)」だけです。
この電波は「大容量通信に強い」「高速通信ができる」というメリットがある反面、高周波数帯であることから「障害物に弱い」「建物の中で繋がりにくい」という弱点があります。
この結果、従来サービス「WiMAX2+」では「つながらない!」という口コミが多くみられる結果となりました。
繋げるためには「オプションモード」通信が必要
この「WiMAX2+(Band41/42)で繋がらない!」という弱点に対する対策として登場したのがオプション通信モード「ハイスピードプラスエリアモード」です。
「ハイスピードプラスエリアモード」で通信するとスマホの電波「au 4G LTE(Band1/3)」が使えることから、このオプション通信モードでは「つながらない!」が大きく改善されました。
ただし、このオプション通信モードでは「月間通信データ量の上限7GBまで」という制限と、オプション通信を使う(au 4G LTEを使う)ためにはオプション料金が別途必要というデメリットがありました。
さらには、オプション通信モードで月間7GBを超過した場合は、本来「月間データ量の上限なし」であるはずの標準モード通信まで速度制限を受けるという仕様でした。
- WiMAX2+はつながらない!
- オプション通信モードで「au 4G LTE」を使って解決!
- ※オプション通信モードは別途オプション料が必要
- ※オプション通信モードは月間7GBまで
- ※オプション通信モードの速度制限は標準モードも制限される
WiMAX +5Gでは標準モードで「au 4G LTE」が使える
従来サービス「WiMAX2+」の「つながらない!」はオプション通信モードの「au 4G LTEが使える」で解決されています。
問題はこのオプション通信モードが「別途有料」「月間上限7GBまで」「7GBを超過すると標準モード通信も制限される」という仕様です。
新サービス「WiMAX +5G」ではこの点が大きく変わり、もはや別の通信サービスになりました。
標準通信モード(無料)で「au 4G LTE」が使えることで「つながらない」から解放、さらにオプションの「auプラチナバンド(Band18)」を使いすぎても標準モードは速度制限されない、という2点です。
新サービス「WiMAX +5G」は従来サービス「WiMAX2+」の「つながりにくい」から完全に開放されたサービスです。
旧サービス「WiMAX2+」と新サービス「WiMAX +5G」の完全比較は以下の記事を参考にしてみてください。
カシモWiMAX +5Gのデメリット
デメリット① 月額料金が少し高くなる
カシモWiMAXが提供している従来プラン「WiMAX2+」の標準月額料金と、新サービス「WiMAX +5G」での標準月額料金は以下のようになります。
サービス | 標準月額料金 |
---|---|
(新)WiMAX +5G | 4,750円/月(税込) |
(旧)WiMAX2+ | 3,971円/月(税込) |
標準月額料金は少し高くなりました(3,971円/月⇒4,750円/月)。
しかし、新サービス「カシモWiMAX +5G」ではキャンペーン特典により「初月無料」「1か月目4,500円(税込)」の特典が適用されることから、3年総額での料金はあまりかわりません。なります。
デメリット② 5Gルーターが必要、いままでのルーターは使えない
WiMAX +5GはWiMAX2+とは全く別のサービス、使える電波も違います。
このため、WiMAX +5Gを利用するためには「WiMAX +5G対応ルーター」が必要です。
従来のWiMAX2+用のルーターはWiMAX +5Gでは使えません。
5G対応ルーター |
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---|
デメリット③ 別プランなので乗り換えが必要
新プラン「WiMAX +5G」と従来プラン「WiMAX2+」は完全に別サービス・別プランとなるため、現在WiMAX2+をご利用の方がWiMAX +5Gを利用するためにはプランの乗換が必要です。
おそらく多くの方がWiMAX2+では3年契約となっており、乗り換えるためにはWiMAX2+の解約が必要、そして契約更新月以外での解約では違約金が発生します。
乗換キャンペーンも予定されている
カシモWiMAXでは現在カシモWiMAX2+をご利用の方に対して、新サービス「BIGLBOE WiMAX +5G」への乗換サービスを実施しています。
「カシモWiMAX 2+」をご利用のお客さまに対しては、Webでの乗り換え手続きの準備が整うまではお電話にて乗り換えを受付いたします。
専用の特典を提供予定です。詳しくは、サービス提供開始後のサービスページをご確認ください。
デメリット④ 「3年契約・自動更新あり」とちょっと契約縛りが長い
カシモWiMAX +5Gの契約形態は「3年契約・自動更新あり」という契約形態にあります。
スマホのプランでは「契約縛りなし」が一般的になってきた中で、ちょっと縛り期間が長くなっています。
デメリット⑤ 契約更新月以外で解約する場合の違約金が高い
カシモWiMAX +5Gの契約は「3年契約・自動更新あり」で、3年ごとに「契約更新月」が訪れます。
「契約更新月」で解約しなかった場合には自動的に次の3年契約がスタートします。
そして、「契約更新月」以外で解約する場合には契約解除料金が発生します。
契約解除料金は利用開始からの利用期間によって変額し、以下のようになります。
利用期間 | 契約解除料金 |
---|---|
0~24か月目 | 16,000円 |
25~36か月目 | 11,000円 |
37か月目 | 契約更新月のため不要 |
38か月目以降 | 10,450円 ※契約更新月は不要 |
カシモWiMAX +5Gはきちんと「契約更新月」を管理し、「契約更新月で解約する」ことを意識しておきましょう。
デメリット⑥ 3年以内に解約すると5G端末代金25,000円を返金
カシモWiMAX +5Gの特徴として「5G端末代金(25,000円)が無料!」という特典があります。
初期コストが抑えられる非常に魅力的な特典ですが、もし「3年以内に解約すると端末代金を返金」しなければなりません。
「3年以内に解約」するともちろん契約解除料金も必要なので、以下のようにとんでもないことになります。
利用期間 | 契約解除料金 | 端末代金返金 |
---|---|---|
0~24か月目 | 16,000円 | 25,000円 |
25~36か月目 | 11,000円 | |
37か月目 | 契約更新月のため不要 | 不要 |
38か月目以降 | 10,450円 ※契約更新月は不要 |
デメリット⑦ 口座振替払いができない
カシモWiMAX +5Gは毎月の料金の支払い方法は「クレジットカード払い」のみとなります。
「口座振替払い」など、クレジットカード払い以外の支払方法は選べないので注意してください。
カシモWiMAX +5Gのメリット
メリット① 5G対応ルーターが無料
カシモWiMAX +5Gでは契約時に5G対応ルーターが無料提供されます。
通常価格で25,000円の5G対応ルーターが無料という特典で、初期コストを大きく抑えることができます。
無料で提供される5G対応ルーターはモバイルルーター「Galaxy 5G Mobile Wi-Fi」またはホームルーター「Speed Wi-Fi HOME 5G L11」で、どちらか好きなほうを選ぶことができます。
3年以内の解約には注意が必要
デメリット欄でも記載しましたが、「3年以内に解約すると5G端末代金は返金」という規定があります。
つまり、「3年後の最初の契約更新月までは必ず使う!」という強い意志が必要です。
メリット② オプション通信料が無料
カシモWiMAX +5Gではオプション通信モード「プラスエリアモード」を使うことで、auプラチナバンド(Band18)を利用した通信ができます。
通常、「プラスエリアモード」を使った場合、使った月だけオプション料金1,100円/月が請求されます。
カシモWiMAX +5Gでは、キャンペーン特典により「プラスエリアモード」での通信を利用した月でもオプション料金1,100円は無料となります。
※契約期間中はずっと無料です。
メリット③ 5G対応で通信速度が速くなる
カシモWiMAX +5Gではauの高速通信「au 5G通信」に対応しました。
au 5Gの対応エリア内であれば「下り最大2.7Gbps」という超高速通信が利用できます。
しかも、この「au 5G通信」は別途オプション料金など不要で、標準の通信モードで利用できる点も大きなメリットです。
メリット④ 標準通信モードでau 4G LTEが使える
従来サービス「WiMAX2+」の主力電波である「WiMAX(Band41/42)」は障害物に弱いという決定があるため、自宅の奥まった場所ではなかなかつながりにくいという評判が多くありました。
たとえば、以下のような口コミです。
家のWi-Fiがずっと死んでる…
電波も立ってるし、速度制限も掛かってないのにここ何日間全然ネット繋がらないよー💦
ちなみにWiMAX。— KAORI (@yopihime) July 30, 2021
雨だからか☔️WiMAX全然繋がらない😰
結局、今までのポケットWiFiをこの位置に固定したら上り速度安定した。
なんなん… pic.twitter.com/vG3NSfvSax
— たべるさん (@taberusan) July 18, 2020
新サービス「WiMAX +5G」では標準通信モードで「au 4G LTE」が使えることで、auスマホが繋がる場所ならWiMAX +5Gもつながるようになりました。
よほどの場所でなければ「WiMAX +5G」では「つながらない!」という評判はなくなる(少なくなる)でしょう。
メリット⑤ オプション通信モードで「auプラチナバンド」も使える
WiMAX +5Gでは標準の通信モードで5G通信もau 4G LTEも使えるようになりました。
ではオプションモードでは何が使えるの?と言えば、KDDI(au)の最後の砦である「auプラチナバンド(Band18)」が使えるようになりました。
もはや、新サービス「WiMAX +5G」でオプション通信モードを使うのは地下鉄乗車中くらいになるのではないでしょうか・・・
メリット⑥ 3日間での使い過ぎ制限が大幅に緩和
従来の「WiMAX2+」では「3日で10GB」を超過すると翌日は速度制限(1Mbps)となりました。
新サービス「WiMAX +5G」ではこれが「3日で15GB」と大幅に緩和されました。
また、制限されても比較的速い「1Mbps(動画も見れる程度)」の速度制限であり、さらに制限される時間帯も「18時から26時の間だけ」であり日中は無制限というルールはそのままです。
メリット⑦ オプション通信での使い過ぎも大幅緩和
従来サービス「WiMAX2+」ではオプション通信モードでは「月間のデータ通信量の上限7GB」「超過後は月末まで128Kbpsに速度制限」という結構厳しいルールがありました。
新サービス「WiMAX +5G」ではオプション通信モードでは「月間のデータ通信量の上限は15GB」と大幅に倍以上に緩和されました。
そもそも、新サービス「WiMAX +5G」では標準通信モードで「au 4G LTE」が使えるので、オプション通信モードを使う機会はほとんどないのではないでしょうか・・・
メリット⑧ オプション通信を使いすぎても標準通信が制限されない
従来サービス「WiMAX2+」ではオプション通信を使いすぎて速度制限されると標準通信も速度制限されてしまいました。
新サービス「WiMAX +5G」ではオプション通信を使いすぎても標準通信が巻き添えを食うことはありません。
安心してオプション通信の「auプラチナバンド(Band18)」を試してみることができますね。
メリット⑨ 最速で明日からWi-Fiが使える
WiMAXは工事不要なのでルーターが届けばすぐにWi-Fiが使えるようになります。
カシモWiMAXは基本的に「申し込みの当日にルーター発送」なので、本州内であれば明日にはルーターが手元に届きます。
Wi-Fiが必要なときに、最短で明日から使えるというスピード感もカシモWiMAXの魅力です。
メリット⑩ 8日以内なら無料で解約できる
通信サービスには「初期契約解除制度」という制度があり、商品(ルーターやスマホなど)を受け取ってから8日以内であれば理由を問わずに解約することができます。
これは法制度なので、どの通信サービスにも適用され、当然カシモWiMAXでも使える制度です。
もしカシモWiMAX +5Gのルーターが手元に届き、実際に使ってみたら気に入らなかった場合などは、ルーターの受け取りから8日以内に「初期契約解除制度を使って解約」と申し出ることで違約金等不要で解約できます。
ただし、この場合でも「初期費用3,300円」と「利用開始月の月額料金」は請求されます。
カシモWiMAX「WiMAX +5G」キャンペーン情報
カシモWiMAXの「WiMAX +5G」は2021年4月22日より提供開始となりました。
WiMAX2+でも大きな人気でシェアを獲得したカシモWiMAXであり、新サービス「WiMAX +5G」のキャンペーンも開始されました。
カシモWiMAX「高速通信5Gプラン」キャンペーンの詳細
カシモWiMAX +5Gが新サービス「WiMAX +5G」対応の新プラン「高速通信5Gプラン」の提供を開始、同時にキャンペーンも開始されました。
キャンペーンの特徴は「5G端末代金無料」「オプション通信料無料」の豪華特典です。
費用・契約項目 | 高速通信5Gプラン | |
---|---|---|
初期費用 | 事務手数料 | 3,300円 |
端末代金 | ⇒ 無料 |
|
端末送料 | 無料 | |
月額料金 | 0か月目 ※利用開始月 |
1,408円/月 ※日割り計算なし |
1か月目~ずっと | 4,455円/月 | |
オプション | プラスエリア 利用オプション |
⇒ 無料 |
特典 | 5G対応端末 | 5G対応端末が無料 ※通常価格25,000円 |
オプション通信 | 「プラスエリアモード」通信料が無料 ※契約期間中ずっと無料 |
|
契約形態 | 契約期間 | 3年契約 ※自動更新あり |
契約解除料 | 20,900円(0~12か月) 15,400円(13~24か月) 10,450円(25~36か月目) 10,450円(契約更新月以外) |
|
特記事項 | 3年(36か月)以内の解約の場合5G端末代金返金 ※契約解除料+5G端末代金(25,000円) |
特典① 5G端末無料で初期コストが安くなる
通常価格25,000円の5G端末が無料でもらえます。
提供される5Gルーターはモバイルルーター「Galaxy 5G Mobile Wi-Fi」またはホームルーター「Speed Wi-Fi HOME 5G L11」のどちらか好きなほうを選ぶことができます。
特典② さらにオプション通信「プラスエリアモード」が無料
さらに契約期間中はずっと「プラスエリアモード利用料(1,100円/月)が無料」の特典があります。
「プラスエリアモード」の通信ではauプラチナバンドを利用することができます。
モバイルルーターをご利用で、たとえば地下鉄に乗っているときにWi-Fiが使いたい場合などえ「プラスエリアモード」を利用することが想定されます。
カシモWiMAX +5Gなら「プラスエリアモード」を利用してもオプション料金無料なので、auプラチナバンドを安心して使うことができます。
3年以内の解約は厳禁!
カシモWiMAX +5Gの契約形態は「3年契約・自動更新あり」で「契約更新月以外での解約は契約解除料金が必要」となります。
さらに「3年(36か月間)以内の解約なら端末代金(25,000円)返金」という規定もあり、もし3年以内に解約すると契約解除料金と合わせてとんでもないことになってしまいます。
カシモWiMAX +5Gは5G端末無料だったり月額1,100円のオプション通信料が無料だったりと非常にコストメリットの高いキャンペーンを実施していますが、「きっちり3年使って契約更新月で解約する」という気持ちで契約することが大事です。