2021年9月14日、ソフトバンクはホームルーターサービス「Softbank Air」の新しい端末「Airターミナル5」と新料金プラン「4G/5G共通プラン」を発表、2021年10月以降順次発売開始となります。
新端末「Airターミナル5」は現在の4G(LTE)通信に加えて5Gにも対応した新端末、「4G/5G共通プラン」は「Airターミナル5」利用時に必須のプランであり、また「契約期間なし、解約時違約金なし」のプランとなっています。
そして、新端末「Airターミナル5」発表前に現行プランを契約することでお得(?)に「Airターミナル5」が利用できる「スタート割プラスキャンペーン」を実施しています。
このキャンペーン、果たしてお得なのでしょうか?
この記事ではソフトバンクが実施中の「スタート割プラスキャンペーン」のワナと上手なキャンペーン利用方法を解説していきます。
5G対応新端末「Airターミナル5」の性能は?
2021年9月14日、ソフトバンクからホームルーターサービス「Softbank Air」の新しい端末「Airターミナル5」が発表されました。
ソフトバンクの5G通信に対応した点が目玉となります。
また、合わせてAirターミナル5専用プラン「4G/5G共通プラン」も発表されています。
まずは新端末「Airターミナル5」の仕様からSoftbank Airがどう変わるのか?と検討していきます。
新端末「Airターミナル5」および比較にために従来端末「Airターミナル4」の製品仕様は以下のようになっています。
名称 | Airターミナル5 | Airターミナル4(旧) | |
---|---|---|---|
サイズ (幅×高さ×厚さ)/重さ |
103mm × 225mm × 103mm / 1,086g | 103mm × 255mm × 103mm / 635g | |
通信方式 | 5G | n77(3.4GHz/3.7GHz) | – |
4G | AXGP(2.5GHz) TDD-LTE(3.5GHz) FDD-LTE(2.1GHz) |
AXGP(2.5GHz) TDD-LTE(3.5GHz) FDD-LTE(2.1GHz) |
|
通信速度 | 5G | 下り最大2.1Gbps | – |
4G | 下り最大838Mbps | 下り最大962Mbps | |
Wi-Fi | 通信速度 | 最大2.1Gbps | 最大1.3Gbps |
規格 | IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax | IEEE802.11a/b/g/n/ac | |
最大接続数 | 128 | 64 | |
LANポート | インターフェス | 1000BASE-T 100BASE-T 10BASE-T |
1000BASE-T 100BASE-T 10BASE-T |
伝送速度 | 最大1Gbps | 最大1Gbps | |
ポート数 | 2ポート | 2ポート |
SoftBank Air初、5G対応「Airターミナル5」を提供開始 | ソフトバンク
5G対応、ミリ波非対応、4G転用5G非対応
Airターミナル5の最大の特徴は「5G対応」です。
5Gエリア(n77エリア)において、下り最大2.1Gbpsという光回線を超える通信速度が期待できる高速通信が魅力です。
ミリ波には非対応
Airターミナル5は5G対応であっても5Gの本領が発揮される「ミリ波」には非対応です。
しかし、これは現時点では当然の仕様だと言えます。
日本国内ではまだまだミリ波の整備が進んでおらず、最新の5G対応スマホであるiPhone12シリーズでさえミリ波には対応していません。
また、同類のホームルーターサービスである「WiMAX+5G」や「home5G」でもミリ波には対応していません。
4G転用5Gにも非対応
注意すべきは「4G転用5G」にも非対応、という点です。
ソフトバンクはKDDIやドコモ以上に5Gエリアが広がっていますが、これには理由があります。
ソフトバンクは従来の4Gの設備をそのまま5Gとして転用して5Gエリアを広げており、このエリアを「4G転用5Gエリア」と言います。
※ネット上では「なんちゃって5G」などと言われています。
「4G転用5Gエリア」ではソフトバンクスマホのアンテナピクトに「5G」と表示されてなんとなくうれしいのですが、通信自体は「4G(LTE)」と全く同じなので5Gのメリットはありません。
Airターミナル5はこの「4G転用5Gエリア」において5G通信ができません。
よって、注意点としてはソフトバンクスマホをご利用の方が自宅で5Gピクトが表示されるからと言って、その表示が「4G転用5Gエリア」によるものであればAirターミナル5では5G通信にならない、という点です。
多くのエリアで5G通信は(現在のところ)できない
ソフトバンクはスマホの利用においては非常に広いエリアで5Gエリアが広がっており、ドコモやKDDIよりも「5Gエリア整備が進んでいる」という印象があります。
しかし、実態は上記のように「4G転用5G(なんちゃって5G)」によりエリアを広げているだけであり、その実態は4G通信です。
そしてAirターミナル5はこの「4G転用5Gエリア」での5G通信には対応していません。
では、純粋にAirターミナル5が対応する5Gエリアは「n77エリア」となり、これは非常に限られたエリアとなります。
Airターミナル5は現在のところ、多くのエリアにおいて5G通信を期待することはできません。
4G通信は変わらず
Airターミナル5の4G通信は以下の3つの周波数帯を利用して行われます。
これは旧端末と同じであることから、4G通信における通信サービスは従来と同じである、と予想されます。
しばらくはサービス品質は変わらない(?)
このように、新端末「Airターミナル5」は「4G転用5G(なんちゃって5G)非対応」「4G通信は従来端末と変わらず」という仕様になります。
Airターミナル5が対応する5Gエリア「n77エリア」が今後広がっていくまでは、「高速5G通信サービス」の期待は小さいと言えます。
全国の多くのユーザーにとっては、新端末「Airターミナル5」も従来サービスと同じであると予想されます。
5G端末専用プラン「4G/5G共通プラン」の内容は?
Airターミナル5を利用する場合には料金プランは新プラン「4G/5G共通プラン」での利用となります。
同様に旧端末Airターミナル4を利用する場合には料金プランは「2年契約プラン」での利用となります。
両プランを比較すると以下のようになります。
プラン項目 | 金額・内容 | ||
---|---|---|---|
4G/5G共通プラン | 2年契約プラン | ||
初期費用 | 契約事務手数料 | 3,300円 | 3,300円 |
Airターミナル5 端末代金 |
71,280円 | 59,400円 | |
月額料金 | 基本料金 | 5,368円/月 | 5,368円/月 |
月月割 | -1,980円/月 ※36か月間 |
-1,650円/月 ※36か月間 |
|
月額料金 合計 |
1~36か月間 | 3,388円/月 | 3,718円/月 |
37か月目以降 | 5,368円/月 | 5,368円/月 | |
契約形態 | 契約期間 | 契約期間なし | 2年契約 自動更新あり |
契約解除料 (違約金) |
違約金なし | 10,450円 |
「契約期間の縛りなし」「解約違約金なし」
なにかと契約縛りが多いソフトバンクが新プラン「4G/5G共通プラン」でついに契約縛りを無くしてきました。
新プラン「4G/5G共通プラン」では「契約期間なし」「解約違約金なし」での契約となり、いつ解約しても違約金等は必要ありません。
一方の旧プラン「2年契約プラン」では「2年契約・自動更新あり」での契約となるため、契約更新月以外での解約では違約金10,450円が請求されます。
まず、この契約形態の違いが新旧プランの大きな違いとなります。
端末代金は値上げ、3年継続利用で実質無料
Softbank Airを利用する場合には専用端末Airターミナルの購入が必要、これは一括払い・分割払い・レンタルなどでの購入・借用が可能です。
一般的には「分割払い」での購入を選ぶのがよいでしょう。
新プラン「4G/5G共通プラン」でも旧プラン「2年契約プラン」でも、一括または分割払いの場合には端末代金を補填する「月月割」の割引が適用され、3年間(36か月間)の継続利用を前提に機種代金実質無料となる仕組みです。
よって、新プランでも旧プランでも端末は基本的にレンタルではなく一括購入または分割購入がおすすめ、さらに「36回分割払い」が一番わかりやすい購入方法だと言えます。
一方で分割払いの場合に端末代金完済前に通信サービスを解約すると端末代金の残債が一括請求されることになります。
これをネット上では「3年縛り」という声もありますが、そもそもが一括払いすべきものを分割払いも可、しかも「36回分割払いなら毎月相殺」という仕組みを利用しているだけなので「3年縛り」という言い方はちょっと大袈裟かな?と思います。
お得に機種変更できる「スタート割プラス」キャンペーンのワナ!?
Softbank Airの新端末「Airターミナル5」は2021年10月以降順次発売されます。
これを前提に現在ソフトバンクでは「スタート割プラスキャンペーン」(25歳以下の場合にはU-25限定割引キャンペーン)が開催されています。
このキャンペーンは「まずは従来のAirターミナル(4/4NEXT)で契約しよう!」「そして新端末Air5が発売されたら機種変更しよう」という狙いのキャンペーンです。
ポイントは以下のようになります。
- まずは旧端末「Airターミナル4/4NEXT」を契約
※料金プランは「2年契約プラン」
※毎月の月額料金を大幅割引適用(スタート割/U-25限定割引) - 新端末が発売されたら「Airターミナル5」へ機種変更
※料金プランは「4G/5G共通プラン」
※「2年契約プラン」の違約金免除
※新プランでも旧端末の月月割は継続
⇒ 継続利用で実質旧端末無料
ここからは、この「スタート割プラス」「U-25限定割引」キャンペーンは果たしてお得なのか?ソフトバンク特融のワナはないのか?について検証していきます。
まずは「Airターミナル4/4NEXT」を「2年契約プラン」で使う
このキャンペーンはまずは現行機種「Airターミナル4/4NEXT」を契約するところから始まりますが、当然ながら将来的には「Airターミナル5」へ機種変更することを前提としています。
キャンペーン利用で契約すると以下のような料金プランとなります。
契約者が26歳以上の場合
契約者が26歳以上の場合には「Softbank Airスタート割プラス」キャンペーンが適用され、以下のようなプランとなります。
費用項目 | 費用 | |
---|---|---|
初期費用 | 事務手数料 | 3,300円 |
端末代金 | 59,400円 ※36回分割払いで購入すること! |
|
月額費用 | 基本料金 | 5,368円/月 |
端末代金 割賦金 |
1,650円/月 | |
月月割 | -1,650円/月 | |
スタート割プラス ※24か月間 |
-1,188円/月 | |
月額費用 合計 |
4,180円/月 | |
契約形態 | 契約期間 | 2年契約・自動更新あり |
違約金 | 10,450円 |
キャンペーンのポイントは「スタート割プラス」による毎月1,188円の割引です。
この毎月1,188円の割引が利用開始から24か月間継続して適用される点がポイントです。
契約者が25歳以上の場合
契約者が25歳以上の場合には「U-25限定Softbank Air割引」キャンペーンが適用され、以下のようなプランとなります。
費用項目 | 費用 | |
---|---|---|
初期費用 | 事務手数料 | ⇒ 0円 |
端末代金 | 59,400円 ※36回分割払いで購入すること! |
|
月額費用 | 基本料金 | 5,368円/月 |
端末代金 割賦金 |
1,650円/月 | |
月月割 | -1,650円/月 | |
スタート割プラス ※24か月間 |
-2,200円/月 | |
月額費用 合計 |
3,168円/月 | |
契約形態 | 契約期間 | 2年契約・自動更新あり |
違約金 | 10,450円 |
キャンペーンのポイントは「事務手数料が無料」と「U-25限定割引」による毎月2,200円の割引です。
この毎月2,200円の割引が利用開始から24か月間継続して適用される点がポイントです。
キャンペーン適用により2年間結構安く使える
この「スタート割プラス(26歳以上)」「U-25限定割引(25歳以下)」のキャンペーン適用によって、Softbank Air(4Gサービス)が2年間は結構安く使えます。
つまり、まずは新端末「Airターミナル5」にこだわらなければ、スタート割プラスキャンペーンの適用によるAirターミナル4/4NEXTの契約は悪くありません。
新端末「Airターミナル5」へ機種変更!どうなる?
新端末「Airターミナル5」が発売以降は、お好きなタイミングでAirターミナル5へ機種変更することができます。
キャンペーン利用で「Airターミナル4/4NEXT(2年契約プラン)」から「Airターミナル5(4G/5G共通プラン)」へ機種変更する場合のポイントは以下のようになります。
- 「2年契約プラン」の違約金(10,450円)は免除
- 「Airターミナル4/4NEXT」の月月割は継続される
この結果、現行プラン「Airターミナル4/4NEXT(2年契約プラン)」から「Airターミナル5(4G/5G共通プラン)」へ機種変更後の料金プランは以下のようになります。
費用項目 | 費用 | |
---|---|---|
初期費用 | 事務手数料 | ⇒ 0円 |
端末代金 | 71,280円 ※36回分割払いで購入すること! |
|
月額費用 | 基本料金 | 5,368円/月 |
端末代金 割賦金 (Air4用) |
1,650円/月 | |
月月割 (Air4用) |
-1,650円/月 | |
端末代金 割賦金 (Air5用) |
1,980円/月 | |
月月割 (Air5用) |
-1,980円/月 | |
契約形態 | 契約期間 | 契約期間の縛りなし |
違約金 | 違約金なし |
ポイントは新端末「Airターミナル5」の月月割(-1,980円/月)に加えて「Airターミナル4/4NEXT」の月月割(-1,650円/月)も継続適用される、という点です。
- 使い続ける限り「Airターミナル4/4NEXT」は実質無料
- 使い続ける限り「Airターミナル5」は実質無料
このように、使い続ける限り「Airターミナル4/4NEXT」も「Airターミナル5」も実質無料となります。
この「使い続ける限り」がポイントであり、新プラン「4G/5G共通プラン」はせっかくの「契約期間縛りなし」「違約金なし」のプランですが、解約した場合には以下の点に注意です。
- Airターミナル4/4NEXTの残債があれば一括請求
- Airターミナル5の残債があれば一括請求
このように、キャンペーン利用で新端末「Airターミナル5」へ機種変更した場合、最初の契約から3年以内に解約した場合にはAirターミナル4/4NEXTの残債が一括請求される点がリスクとなります。
そもそも、機種変更した時点で旧端末「Airターミナル4/4NEXT」は利用しないわけなのですが、この旧端末(Airターミナル4/4NEXT)に対しても「最初の契約から3年間は残債がある」という点がワナになります。
旧端末「Airターミナル4/4NEXT」に対しても、利用期間中は月月割が適用されることで実質無料なのですが、解約したとたんにすでに使っていない端末の残債が請求される、という点がキャンペーンの大きなリスクとなります。
スタート割プラスキャンペーンのメリットとデメリット
スタート割プラスキャンペーン(U-25限定割引キャンペーン)は、将来的に5G対応端末「Airターミナル5」への機種変更を前提としてまずは現行機種「Airターミナル4/4NEXT」を契約して使い始めましょう!という販売促進キャンペーンです。
旧端末「Airターミナル4/4NEXT」利用時はどうなる?
スタート割プラスキャンペーン(U-25限定割引キャンペーン)を利用して、まずはAirターミナル4/4NEXTを利用する場合、かなり高額な月額割引が適用されることで最大2年間は安く使い続けることができます。
まず、これがスタート割プラスキャンペーンのメリットです。
また、新端末「Airターミナル5」に機種変更するときでも、旧契約「2年契約プラン」から新契約「4G/5G共通プラン」への契約変更時に契約解除料(違約金)の11,000円は免除されるので負担はありません。
さらに、新契約「4G/5G共通プラン」に移行した後も旧端末「Airターミナル4/4NEXT」の月月割(-1,650円/月)は継続となります。
- 毎月の月額割引で安く使える
- 機種変更しても端末割引(月月割)は継続される
- 機種変更しても旧プラン(2年契約プラン)の違約金は免除される
新端末「Airターミナル5」へ機種変更後はどうなる?
旧端末(旧プラン)から新端末(新プラン)への移行においては旧プランの違約金は免除されます。
新プランでの新端末「Airターミナル5」は別途購入となります。
また、キャンペーンにより旧端末「Airターミナル4/4NEXT」向けの月月割は継続、加えて新端末「Airターミナル5」向けの月月割も追加されます。
- 機種変更しても旧端末の支払いは継続
この時点で「旧端末は月月割があるとしても支払いは継続」という点に注意してください。
すぐに5G端末を使いたい人は利用すべき?←「NO!」
新端末「Airターミナル5」をできるだけ早く使いたい人は「スタート割プラス」「U-25限定割引」キャンペーンを利用するべきではありません。
素直に新端末「Airターミナル5」の発売をまってから「4G/5G共通プラン」で契約すべきです。
ちょっとしか使わないのに旧端末の支払いが継続
新端末「Airターミナル5」が発売されてすぐに機種変更した場合でも、旧端末「Airターミナル4/4NEXT」の支払いは継続されます。
キャンペーンにより新プラン「4G/5G共通プラン」においても旧端末「Airターミナル4/4NExT」の月月割は継続されるため、使い続ける限り「Airターミナル4/4NEXT」は実質無料となりますが、もし端末代金完済前に解約した場合には使ってもいない端末「Airターミナル4/4NEXT」の残債を一括請求されてしまいます。
すぐにでも新端末「Airターミナル5」を使いたい、という人は「スタート割プラス」「U-25限定割引」キャンペーンを利用すべきではありません。
素直に「Airターミナル5」の発売を待ちましょう。
5G端末を急がない人は利用すべき?←「YES!」
一方で、あまり新端末「Airターミナル5」にこだわりがなく、従来サービス「Airターミナル4/4NEXT」で十分という人にはお得なキャンペーンと言えます。
たとえば、ADSLからの乗換先を探している、という人にはお得な選択肢になるでしょう。
2年間の月額割引をとことん利用しよう!
「スタート割プラス」U-25限定割引」キャンペーンを利用すると24か月間にわたって大幅な月額割引が適用され、非常に安くSoftbank Airを利用することができるようになります。
理想で言えば、最長で2年間は従来端末「Airターミナル4/4NEXT」を利用して、月額料金割引の恩恵を最大限に利用すると良いでしょう。
そして、月額割引が終了する時点で最新端末「Airターミナル5」へ機種変更するのがもっともお得なキャンペーンの使い方となります。
「スタート割プラス」キャンペーンを利用してまずは「Airターミナル4/4NEXT」を契約し、「Airターミナル5」へ機種変更する場合のプラン内容の変化は以下のようになります。
プラン項目 | 金額・内容 | |||
---|---|---|---|---|
Airターミナル4/4NEXT | ⇒ 機種変更 |
Airターミナル5 | ||
2年契約プラン | ⇒ 契約変更 |
4G/5G共通プラン | ||
初期費用 | 契約事務手数料 | 3,300円 | – | |
機種変更手数料 | 3,300円 | |||
Airターミナル 端末代金 |
59,400円 ※36回分割で購入 |
⇒ 追加購入 |
71,280円 ※36回分割で購入 |
|
月額料金 | 基本料金 | 5,368円/月 | 5,368円/月 | |
スタート割 プラス |
-1,188円/月 ※24か月間 |
⇒ 終了 |
– | |
端末割賦金 (Air4/4NEXT) |
1,650円/月 ※36か月間 |
⇒ 継続 |
1,650円/月 ※36か月間 |
|
月月割 (Air4/4NEXT) |
-1,650円/月 ※36か月間 |
⇒ 継続 |
-1,650円/月 ※36か月間 |
|
端末割賦金 (Air5) |
⇒ 新規追加 |
1,980円/月 ※36か月間 |
||
月月割 (Air5) |
– | ⇒ 新規追加 |
-1,980円/月 ※36か月間 |
|
月額料金 合計 |
1~24か月間 | 4,180円/月 | 5,368円/月 | |
25か月目以降 | 5,368円/月 | 5,368円/月 | ||
契約形態 | 契約期間 | 2年契約 自動更新あり |
⇒ 契約変更 |
契約期間なし |
契約解除料 (違約金) |
10,450円 | ⇒ 違約金免除 |
違約金なし |
つまり、キャンペーン利用の最大のメリットは「スタート割」で月額1,188円の割引が最大24か月間受けられる点です。
キャンペーンを上手に利用するためには、このスタート割をできるだけ長く適用してから「Airターミナル5」へ機種変更することだと言えます。
そもそもソフトバンク5Gの普及には時間がかかる
この記事の最初に説明したように、現在全国で広く展開しているソフトバンクの5Gエリアは「4G転用5Gエリア(なんちゃって5G)」であり、本来の5G通信ではありません(スマホに「5G」と表示されるだけ)。
新端末「Airターミナル5」は4G転用5Gに非対応
新端末「Airターミナル5」はこの「4G転用5Gエリア」に対応していません。
仮に自宅でスマホに「5G」とピクト表示されていても、それが4G転用5Gによる「5G表示」であれば、そこで「Airターミナル5」は5G通信はできず従来通りの4G通信となります。
ソフトバンクの5G(n77)エリアの展開は?
ソフトバンクは他社(ドコモ・KDDI)よりも広いエリアで5G展開していますが、その多くのエリアは「4G転用5Gエリア(なんちゃって5G)」であり、5G本来の「n77エリア」はまだまだピンポイントです。
そして、このn77エリアが全国に広がるためにはまだまだ時間が必要です。
「Airターミナル5」への移行を急ぐ必要はない?
これらのことから、新端末「Airターミナル5」は5G対応ということでいち早く使ってみたい気がするのですが、当面は従来機種「Airターミナル4/4NEXT」と同等の4G通信が主となるサービスと考えられます。
このため、あまり新端末「Airターミナル5」への移行を急ぐ必要はない、と思います。
そうであれば、せっかくの「スタート割プラスキャンペーン」「U-25限定割引」を利用して、最大2年間お得に「Airターミナル4/4NEXT」を使い倒してから新端末「Airターミナル5」へ機種変更、というのがお得なキャンペーンの利用方法である、と言えます。
Softbank Airのお得な申し込み窓口
Softbank Airはサービス提供元のソフトバンク以外にも多くの販売代理店が契約窓口となって販売しています。
どの窓口から申し込んでも2021年9月15日以降の新規Softbank Air申し込みには「スタート割プラス」「U-25限定割引」のキャンペーンが適用され、将来的にAirターミナル5への機種変更特典が約束されています。
では、どの窓口から申し込むのがお得なのか?という話になりますが、大きくは以下の2点を比較すると良いでしょう。
- キャッシュバック特典
- 他社乗換の場合の違約金補填特典
注意点としては、ソフトバンクの窓口はあの手この手で「安く見せる」「縛りを設ける」という表現がされている点です。
たとえば「高額キャッシュバック!さらに月額料金が安くなります」という表現ながらも、実は単純にキャッシュバックを契約期間(2年間)で割って割引相当として見せかけている、という表現です。
「キャッシュバック」「月額割引」の2点を強調していても実質的にはキャッシュバックのみです。
本当の月額料金はソフトバンク本体で決まっており、前章で説明したとおり、これ以外の月額料金割引はありません。
キャッシュバックで決める
Softbank Airを契約した場合の月額料金は前章で示した月額料金の通りであり、これ以外のプランはありません。
よって、「さらにお得に」という場合の判断基準は申し込み窓口の「キャッシュバック」になります。
キャッシュバックの金額(額面)やキャッシュバック方式(現金?ポイント?)さらにはキャッシュバック受け取りまでの期間と手続きを調べて判断すると良いでしょう。
他社乗り換えの場合の違約金補填特典
さらに現在どこかの通信サービスをご利用の方で、違約金を払ってSoftbank Airに乗り換える場合に発生する「解約違約金」がある場合に、これを補填してくれる申込窓口もあります。
違約金を払ってSoftbank Airへ乗り換える場合には、この「他社違約金補填特典」も大きな判断材料となるでしょう。
まず基本はソフトバンク公式窓口
申込窓口として一番安心なのはソフトバンクの公式窓口でしょう。
サービス提供元へ直接申し込むことになるので、安心感があります。
現在、ソフトバンク公式窓口では「スタート割プラス」「U-25限定割引」のキャンペーンを実施しており、これ以外の特典はありません。
そして、この公式特典である「スタート割プラス」「U-25限定割引」のキャンペーンは他の申込窓口からの申込でも適用される特典です。
ほぼ公式、Yahoo!BBでキャッシュバック
Yahoo!BBではキャッシュバック付きでSoftbank Airの申し込みを受け付けています。
Yahoo!BBの実態はソフトバンク、ソフトバンクのブロードバンド事業を運営しているのがYahoo!BBという位置づけです。
つまり、Yahoo!BBもソフトバンク公式と同じ、ということになります。
そして、Yahoo!BBからの申込なら通常キャッシュバック付きの特典が受けられます。
「公式としての安心感」と「お得な特典」の両立がYahoo!BBの魅力です。
Yahoo!BBのキャッシュバック特典
Yahoo!BBでの申込では公式キャンペーンに加えて高額キャッシュバックの特典がついてきます。
キャッシュバック金額は25,000円で、開通から5か月後に普通為替でのキャッシュバックとなります。
キャッシュバック | 25,000円 ※開通5か月後に普通為替でキャッシュバック |
---|
かなり大きな減額となるため、早めの申込が良いですね。
キャッシュバックは普通為替
Yahoo!BBのキャッシュバックは普通為替によるキャッシュバックとなります。
キャッシュバックは登録住所へ普通為替が送られてくるので、それを郵便局へ持っていき現金に換えてもらう、という方法です。
キャッシュバックは最短5か月目
キャッシュバック(普通為替の送付)はSoftbank Airの利用開始から5か月目以降に行われます。
仮に今月(2024年11月)が利用開始月だとすると、キャッシュバック(普通為替の送付)は2025年3月以降となります。
あんしん乗換キャンペーン
Yahoo!BBではキャッシュバック特典に加えて「他社違約金補填」となる「あんしん乗換キャンペーン」も実施しています。
他社の回線サービスからSoftbank Airに乗り換える場合に他社への解約違約金や設備撤去費用が発生する場合、10万円を上限としてキャッシュバックにより補填してくれる特典です。
補填対象となる他社通信サービスは?
他社回線サービスの解約補填の対象は以下のようになります。
補填対象サービス | 補填対象費用 | 補填金額 |
---|---|---|
他社ブロードバンド回線 | 違約金 設備撤去費用 |
上限10万円 |
他社モバイルブロードバンド回線 | 違約金 端末代金残債 |
上限10万円 ※端末代金残債は上限4.5万円 |
あくまでも「他社回線サービス」であり、ソフトバンク系列の回線サービスは補填対象外である点に注意してください。
たとえばワイモバイルやソフトバンク系列のCATVなどは自社ですので、補填サービスの対象とはなりません。
具体的にはソフトバンク系列以外の光回線・ADSLサービスや、KDDI系列のWiMAXなどが対象となります。
9/27からキャッシュバック減額なのでお早めに!
キャッシュバック最高額を狙うなら代理店「株式会社NEXT」
Softbank光やSoftbank Airを申し込む場合にYahoo!BBはかなり条件の良い申込窓口であり、かつ実態はソフトバンクなのでほぼ公式という安心感もあります。
しかし、徐々に特典も悪くなってきているのも事実です。
そんな中でキャッシュバックの条件が良い申込窓口が株式会社NEXTという販売代理店になります。
30,000円キャッシュバック、しかも2か月後と早い
株式会社NEXT経由でSoftbank Airを申し込んだ場合には現金30,000円のキャッシュバックがもらえます。
金額は現在の(2021年9月26日までの)Yahoo!BBキャッシュバック特典には劣りますが、Yahoo!BBが9月27日以降のキャッシュバック減額を決定していることからそれ以降は最高額キャッシュバックとなります。
また、キャッシュバックが銀行振り込みによる現金キャッシュバックであること、そして最短で「課金開始から2か月後のキャッシュバック」と早くもらえる点が魅力です。
キャッシュバック金額 | 30,000円 ※銀行振り込み |
---|---|
キャッシュバック時期 | 課金開始(利用開始)から2か月後 ・今月(2024年11月)から利用開始と仮定 ・キャッシュバックは2025年1月振込 |
課金開始とはSoftbank Airを利用開始、ということです。
例えば今月(2024年11月)から利用開始したとすると課金開始は今月(2024年11月)なのでその2か月後で2025年1月にはキャッシュバックが銀行に振り込まれることになります。
「あんしん乗換キャンペーン」も適用可能
Yahoo!BBの特典と同じように他社からの乗換サポートとして「あんしん乗換サポート」も提供されます。
他社の回線サービスからSoftbank Airに乗り換える場合に他社への解約違約金や設備撤去費用が発生する場合、10万円を上限としてキャッシュバックにより補填してくれる特典です。
補填対象となる他社通信サービスは?
他社回線サービスの解約補填の対象は以下のようになります。
補填対象サービス | 補填対象費用 | 補填金額 |
---|---|---|
他社ブロードバンド回線 | 違約金 設備撤去費用 |
上限10万円 |
他社モバイルブロードバンド回線 | 違約金 端末代金残債 |
上限10万円 ※端末代金残債は上限4.5万円 |
あくまでも「他社回線サービス」であり、ソフトバンク系列の回線サービスは補填対象外である点に注意してください。
たとえばワイモバイルやソフトバンク系列のCATVなどは自社ですので、補填サービスの対象とはなりません。
具体的にはソフトバンク系列以外の光回線・ADSLサービスや、KDDI系列のWiMAXなどが対象となります。
株式会社NEXTってどんな会社?
Softbank Airの申込窓口として高額特典を提供しているのは光回線の大手販売代理店である「株式会社NEXT」という会社です。
Softbank Airだけでなく、フレッツ光やauひかりなど光回線を中心に多くの回線サービスを手掛けており、また「@スマート光」という格安のフレッツ光コラボを自社で運営している会社です。
「光回線の代理店」と聞くと、迷惑電話や強引な訪問セールスなどのイメージがありますが、株式会社NEXTは「正規販売代理店」「一次代理店」であり、かつ毎年どこかの通信事業者から「ベストパートナー認定」されているいわゆる「優良代理店」となります。
会社名 | 株式会社NEXT(ネクスト) | |
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代表 | 川井 剛 | |
所在地 | 〒169-0074 東京都新宿区北新宿1-12-12 MIビル4階 |
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連絡先 | 03-5337-1245(代表) | |
設立 | 2008年12月 | |
代理店届け出番号 | C1900012(届出年月日:令和元年10月1日) | |
Softbank Air 申し込みサイト |
運営責任者 | 藤井 惟之 |
サービスに関する 問い合わせ先 |
0120-687-135 ※10:00~21:00 |
光回線のセールスに関する問題
光回線のセールスでは迷惑電話や強引なセールスなどが問題となっています。
光回線の販売代理店は通信事業者(NTTやKDDIなど)と直接契約を結ぶ「一次請け(一次代理店)」の下に二次・三次がぶら下がった構造になっており、もはや販売元のNTTやKDDIソフトバンクなどからも実態が見えなくなっています。
そして、迷惑電話や強引なセールスはこれら二次・三次以降の代理店(いわゆる再委託店)が行っています。
「株式会社NEXT」はNTT・KDDI・ソフトバンクと直接販売委託契約を結んでいる一次代理店です。
毎年どこかの事業者から感謝状が贈られている
株式会社NEXTは毎年NTT・KDDI・ソフトバンクなどの大手通信事業者から感謝状を受け取っています。
感謝状をもらっているからすごい会社というのではなく、大手通信事業者による直接監視下にある一次代理店であるということです。
自社でのフレッツ光コラボ運用も行っている
そして近年、株式会社NEXTでは販売代理店の枠を飛び越えて、自社でフレッツ光コラボのサービス提供を行っています。
「@スマート光」というと名前を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか?
「工事費不要」「月額料金最安値」など独自の強化サービスによりかなり人気のあるフレッツ光コラボであり、また特筆すべきはそのサポート体制もネット上では評判が高い、という点です。
「光回線の販売代理店」というと一部の悪質な二次代理店・三次代理店などの迷惑行為によりあまり良いイメージを持っていない方もいらっしゃるかと思いますが、大手通信事業者の直接監視下にある一次代理店においては安心かつお得に契約できる特典提供など利用すべき契約窓口となります。