WiMAX +5Gは多くのプロバイダー(通信事業者)がサービス提供しています。
通信サービス(エリア・速度など)はどのプロバイダーを選んでも同じサービスですが、キャンペーン特典や料金プラン体系はプロバイダーによってさまざまです。
その中で、「いつから課金が開始されるの?」「利用開始月(初月)の月額料金はどうなるの?」という2点についてはプロバイダーによってさまざまであり、プロバイダー別に調査・確認することで大きく得をしたり損したりします。
この記事ではWiMAX +5Gの主要プロバイダーについて「課金開始日の定義」「初月(利用開始月)の月額料金の仕組み」を詳しく解説していきます。
WiMAXプロバイダーの契約成立と課金開始の仕組み
WiMAX +5Gという通信サービスは多くの通信事業者(プロバイダー)がサービスを提供しています。
通信サービス自体はKDDI(au)系列の通信事業者「UQコミュニケーションズ」が提供しているので、どの通信事業者と契約しても通信サービス(エリア・速度など)は同じサービスです。
しかし、通信事業者によってキャンペーン特典や利用料金などに違いがあります。
このため、WiMAX +5Gの契約プロバイダーを選ぶ場合には「課金はいつから?」「利用開始月の料金はどうなる?」という点はプロバイダー選びの大きな判断基準になります。
WiMAX +5Gプロバイダーの「課金開始日」の定義
まず、WiMAX +5Gを契約すると「いつから課金開始される?」という点について説明していきます。
課金が開始されるのは「契約が成立した日」となりこれはどのプロバイダーでも同じですが、問題は「契約成立っていつ?」という点です。
この「契約の成立日(課金開始日)」はWiMAX +5Gを提供するプロバイダーによって異なり、大体以下の3パターンに分類されます。
- プロバイダーが機器(ルーター/SIMカード)を発送した日
- 契約者が機器(ルーター/SIMカード)を受け取った日
- 初めて通信した日、または機器発送日
パターン① 「プロバイダーが機器を発送した日」より課金開始
まず、一番多いのが「プロバイダーを機器を発送した日」が契約成立日(=課金開始日)というパターンです。
WiMAX +5Gを申し込むとプロバイダーは個人情報や支払情報に不備のないことを確認したうえで5G専用ルーターやSIMカードを発送します。
この機器(ルーター/SIMカード)の発送をもって「契約成立(=課金開始)」となるパターンです。
このパターンに当てはまるプロバイダーとして以下のプロバイダーが該当します。
- GMOとくとくBB
- カシモWiMAX
- Broad WiMAX
- BIGLOBE WiMAX(SIMのみ契約の場合)
これらのプロバイダーの特徴として「申し込みから機器発送までが非常に速い」という点があります。
早ければ申し込み当日には機器発送、遅くても申し込みの翌日には機器発送が行われます。
よって、申し込みはしたものの「翌日からちょっと出張!」などで受け取りが遅れた場合においても、すでに契約は成立(=課金開始)しているという点に注意が必要です。
パターン② 「契約者が機器を受け取った日」より課金開始
次に、契約者(あなた)が危機を受け取った日が契約成立日(=解禁開始日)というパターンです。
ルーターやSIMカードなどは宅配業者によって自宅へ届けられるので、受け取り状態や受取日はプロバイダーで確認することができます。
そして、契約者が機器を受け取った日が契約成立日(=課金開始日)となります。
このパターンに当てはまるプロバイダーとして以下のプロバイダーが該当します。
- BIGLOBE WiMAX(端末セット契約の場合)
- So-net WiMAX
この場合、配送状況がわかるのであれば配達日を指定することで数日間の「課金開始日の調整」が可能ですね。
なお、注意点としてBIGLOBE WiMAXでは5G専用ルーターの同時購入を伴う「端末セット契約」と、5G専用ルーターの購入を伴わない通信サービスのみの「SIMのみ契約」ができますが、この契約形態の違いによって契約成立日(=課金開始日)の定義は変わってきます。
「端末セット契約」の場合には「契約者が機器を受け取った日」が契約成立日(=課金開始日)となりますが、「SIMのみ契約」の場合には「プロバイダー(BIGLOBE)がSIMカードを発送した日」が契約成立日(=課金開始日)となります。
- 端末セット契約の場合
⇒ 機器(ルーター/SIMカード)受取日が契約成立日(=課金開始日) - SIMのみ契約の場合
⇒ BIGLOBEがSIMカードを発送した日が契約成立日(=課金開始日)
パターン③ 「初めて通信した日、または発送日」で課金開始
ちょっと変わったパターンとして「初めてWiMAXでの通信を行った日が契約成立日(=課金開始日)」というプロバイダーもあります。
まず、WiMAXの本家「UQ WiMAX」では「契約者が初めてWiMAX通信を行った日、またはUQが機器発送して10日後」が契約成立日(=課金開始日)と定めています。
また、DTI WiMAXでは「契約者が初めてWiMAX通信を行った日、またはDTIが機器発送して8日後」が契約成立日(=課金開始日)と定めています。
- UQ WiMAX
⇒ 初めてWiMAX通信を行った日、または機器発送から10日後 - DTI WiMAX
⇒ 初めてWiMAX通信を行った日、または機器発送から8日後
この2つのプロバイダーは基本的に「初めてWiMAX通信を行った日」が契約成立日となるため、契約成立日(=課金開始日)をある程度自由にコントロールすることができます。
また、WiMAX通信を行わない場合においては「機器発送日から10日後(DTIは8日後)」が契約成立日(=課金開始日)となりますが、これは機器を受け取ったときの伝票に「発送日」が記載されているはずなので、発送日を1日目としてカウントすれば、いつから課金が開始されるのかがわかります。
プロバイダー別「課金開始日の仕組み」まとめ
では、ここまでの「課金はいつから?」についてまとめます。
プロバイダー | 「課金開始日」の定義 | |
---|---|---|
GMOとくとくBB | プロバイダーが機器発送した日 ※最短で申し込み当日 |
|
カシモWiMAX | プロバイダーが機器発送した日 ※最短で申し込み当日 |
|
Broad WiMAX | プロバイダーが機器発送した日 ※最短で申し込み当日 |
|
BIGLOBE WiMAX | 端末セット 契約の場合 | 契約者が機器を受け取った日 |
SIMのみ 契約の場合 |
プロバイダーがSIMカード発送した日 ※最短で申し込み翌日 |
|
So-net WiMAX | 契約者が機器を受け取った日 | |
UQ WiMAX | 契約者が初めてWiMAX通信を行った日 またはプロバイダーが機器発送した日から10日後 |
|
DTI WiMAX | 契約者が初めてWiMAX通信を行った日 またはプロバイダーが機器発送した日から8日後 |
このように、契約プロバイダーによって課金開始の基準日が異なってきます。
WiMAXを最大限お得に利用するためには、自分が契約するプロバイダーの契約成立日(=課金開始日)がいつなのか?をきちんと把握しておくことが大切ですね。
WiMAXプロバイダーの初月の料金はどうなる?
WiMAXプロバイダー別の「契約成立日(=課金開始日)」がわかったところで、次はプロバイダー別に「初月(利用開始月)の月額料金はどうなる?」という点について説明していきます。
契約が成立(=課金の開始)したからと言って、必ず料金が発生するわけではありません。
プロバイダーの実施しているキャンペーンによって「初月(利用開始月)は月額料金無料」というプロバイダーもあるからです。
ここからは「契約成立日(=課金開始日)」と「初月(利用開始月)の利用料金」について、見ていきましょう。
「初月(利用開始月)」の定義
まず、「初月(利用開始月)」とは「契約成立日(=課金開始日)を含む月」と定義され、これはどのプロバイダーでも同じです。
たとえば「契約成立日は9月30日」という場合、初月(利用開始月)はたった1日しかありません(翌日は10月ですね)。
パターン① 「初月は日割り計算」のプロバイダー
初月(利用開始月)の月額料金の基本的な扱いは日割り計算でしょう。
「契約成立日(=課金開始日)を基準とした日割り計算」です。
初月日割り計算のプロバイダーには以下のプロバイダーがあります。
- GMOとくとくBB
- Broad WiMAX
- UQ WiMAX
- DTI WiMAX
初月日割り計算のプロバイダーであれば、いつから課金開始されたとしても公平であるため、特に申し込みのタイミングに注意する必要はないのでは?と思われます。
パターン② 「初月無料」のプロバイダー
WiMAX +5Gには課金開始日にかかわらず「初月(利用開始月)の月額料金無料」という特典を提供しているプロバイダーがあります。
この場合、課金開始日が1日であれば丸々一か月分が無料になるわけです。
キャンペーン特典により「初月(利用開始月)の月額料金無料」のプロバイダーと契約するなら、できるだけ契約成立日(=課金開始日)を月初にすることで、最大限にWiMAXをお得に使うことができますね。
- BIGLOBE WiMAX(端末セット契約/SIMのみ契約)
- So-net WiMAX
初月無料のプロバイダーであれば、できるだけ課金開始日を月のはじめに持ってくることで、無料期間を最大化することができます。
パターン③ 「初月でも全額請求」のプロバイダー
「初月(利用開始月)でも一か月分全額請求」というプロバイダーもあります。
この場合は課金開始日との関係において最大限に注意が必要です。
課金開始とほぼ同時に翌月になった場合、ほとんど使っていないにもかかわらず一か月分が満額請求されると非常に損した気分になるからです。
この注意すべき「初月(利用開始月)でも一か月分全額請求」のプロバイダーは以下のようになります。
- カシモWiMAX
カシモWiMAXの初月(利用開始月)の月額料金は通常月の月額料金より非常に安い料金に設定されています。
それでも、初月満額請求については十分注意して申し込む必要があります。
プロバイダー別「初月の月額料金の仕組み」まとめ
では、ここまでの「課金はいつから?」についてまとめます。
プロバイダー | 「初月の月額料金」の仕組み | |
---|---|---|
GMOとくとくBB | 課金開始日基準の日割り計算 | |
カシモWiMAX | 課金開始日によらず全額(一か月分)請求 | |
Broad WiMAX | 課金開始日基準の日割り計算 | |
BIGLOBE WiMAX | 端末セット 契約の場合 | キャンペーン特典により初月無料 |
SIMのみ 契約の場合 |
キャンペーン特典により初月無料 | |
So-net WiMAX | キャンペーン特典により初月無料 | |
UQ WiMAX | 課金開始日基準の日割り計算 | |
DTI WiMAX | 課金開始日基準の日割り計算 |
このように、契約プロバイダーによって初月(利用開始月)の月額料金の仕組みは異なってきます。
特に「初月無料」のプロバイダーや、逆に「初月でも全額請求」のプロバイダーにおいては、課金開始日を適切にコントロールする必要がありますね。
まとめ、プロバイダー別「お得な申し込みタイミング」
ここまででWiMAXプロバイダーの「課金開始はいつから?」と「初月(利用開始月)の月額料金はどうなる?」について説明してきました。
最後に主要WiMAXプロバイダー別に、契約時のタイミングについての注意点をまとめます。
GMOとくとくBB WiMAX +5G
高額キャッシュバックキャンペーンで人気のWiMAXプロバイダーがGMOとくとくBBです。
GMOとくとくBBの「課金開始日」と「初月(利用開始日)の月額料金」は以下のように定められています。
課金開始日 | GMOとくとくBBが機器(ルーター/SIMカード)を発送した日 ※最短で申し込み当日 |
---|---|
初月の月額料金 | 課金開始日基準の日割り計算 |
課金開始は最速で「申し込み当日」
GMOとくとくBBは申し込みから機器発送までが非常に早く、平日なら15:30までの申し込み、土日なら14:00までの申し込みについては当日発送となり、それ以降は翌日発送となります。
- 平日は15:30までの申し込みは当日発送(=課金開始)
- 土日は14:00までの申し込みは当日発送(=課金開始)
- これ以降は翌日発送(=課金開始)
つまり、最速で「申し込み当日には課金開始」となります。
初月料金は日割り計算
GMOとくとくBBの初月(利用開始月)の月額料金は課金開始日基準の日割り計算です。
つまり、いつ申し込んでも日割り計算なので特にお得な申し込みタイミングというのはありません。
しかし、前述のように「最速で申し込み当日より課金開始」となるため、月末日に申し込み(=機器発送)であれば機器(ルーター/SIMカード)が手元に届いた時点で初月は終わっていることになります。
1日分の日割り計算といえども、使っていない月の月額料金が請求されるのはあまり気持ちがよくありません。
この点が気になる場合、GMOとくとくBBでは月末ぎりぎりでの申し込みは避けるとよいでしょう。
申し込み必須オプションの「最長2か月間無料」に注意
GMOとくとくBBの初月の月額料金は課金開始日基準の日割り計算となるため、特にお得なタイミングというのはありません(日割り計算なので公平です)。
ただし、GMOとくとくBBには「申込時必須オプション」として「安心サポート(550円/月)」と「公衆無線LAN(385円/月)」があります。
これらのオプションは「最長2か月間無料」であり、不要であれば無料期間中に会員サイト「BBNavi」から簡単にオプション解除することができます。
この「最長2か月間無料」というのは「初月(利用開始月)およびその翌月末まで」という期間になります。
このため、月額料金は日割り計算なので公平ですが申し込み時必須オプションを評価するためにはできるだけ課金開始日を月初に設定することをおすすめします。
※つまり、できるだけ月の初めに申し込む、ということです。
BIGLOBE WiMAX +5G
BIGLOBE WiMAXはWiMAXでは珍しい通信サービスのみの契約「SIMのみ契約」ができるプロバイダーです。
このためすでに5G専用ルーターをお持ちの場合や中古品を安く購入する予定の方などがお得に契約できます。
また、現在実施中のキャンペーンでは2年間限定で月額料金がたったの3,773円/月(税抜きで3,050円/月)という低価格で提供されており、2年間利用に限定するともっとも安くWiMAXが使えるプロバイダーでもあります。
このBIGLOBE WiMAXでの課金開始日は契約形態(端末セット契約 or SIMのみ契約)により異なる、という点が注意点となります。
課金開始日 | 端末セット契約 | 契約者が機器(ルーター/SIMカード)を受け取った日 |
---|---|---|
SIMのみ契約 | BIGLOBEが機器(SIMカード)を発送した日 ※最短で申し込み翌日 |
|
初月の月額料金 | 初月無料 ※キャンペーン特典 |
契約形態による課金開始の違いに注意!
BIGLOBE WiMAXはWiMAXではめずらしい「SIMのみ契約」が可能なプロバイダーです。
一般的なプロバイダーでは通信サービス契約時に5G専用ルーターの同時購入が必須(端末セット契約)が一般的ですが、BIGLOBE WiMAXではこの「端末セット契約」に加えて5G端末同時購入を伴わない通信サービスのみの「SIMのみ契約」ができます。
そして、BIGLOBE WiMAXの「課金開始日」の定義は契約形態により異なり「端末セット契約は契約者が機器(ルーター/SIMカード)を受け取った日」であり、「SIMのみ契約はBIGLOBEが機器(SIMカード)を発送した日」が課金開始日となります。
- 端末セット契約は「契約者が機器(ルーター/SIMカード)を受け取った日」が課金開始日
- SIMのみ契約は「BIGLOBEが機器(SIMカード)を発送した日」が課金開始日
この、契約形態の違いにより課金開始日が異なる、という点に注意してください。
キャンペーン特典により「初月(利用開始月)の月額料金無料」
BIGLOBE WiMAXではキャンペーンにより初月(利用開始月)の月額料金は無料という特典がついてきます。
「初月」とは課金開始日を含む月を言うので、「初月無料」をトコトン利用するならできるだけ月初めに課金開始日となるように工夫する必要があります。
BIGLOBE WiMAXでは一般的に「申し込みの翌日に機器発送」なので月末日に申し込むことで翌日から数日以内に課金が開始されることになります。
よって、BIGLOBE WiMAXは月末日の申し込み、またはできるだけ月の始めに申し込むと良いでしょう。
カシモWiMAX +5G
カシモWiMAXは「ずっと変わらないシンプル料金体系」や「使い続けることで端末代金実質無料」「解約後に5G端末を買い取ってくれる」などの独自サービスで人気のプロバイダーです。
課金開始日についても一般的にシンプルな「カシモが機器(ルーター/SIMカード)を発送した日」としており、最短で申し込み当日に機器発送(=課金開始)となります。
課金開始日 | カシモが機器(ルーター/SIMカード)を発送した日 ※最短で申し込み当日 |
---|---|
初月の月額料金 | 全額請求 ※課金開始日によらず一か月分請求 |
注意点としては「初月(利用開始月)の月額料金は満額請求」となる点です。
最速で当日課金開始または翌日課金開始
カシモWiMAXの課金開始日は「カシモが機器(ルーター/SIMカード)を発送した日」としており、カシモWiMAXでは申し込み当日または翌日には機器発送(=課金開始)となります。
この点についてはGMOとくとくBBと同様ですが、GMOとくとくBBのように申し込み完了時間で発送日(=課金開始日)がわかる、という仕組みにはなっていないので当日発送か翌日発送になるかわかりません。
いずれにしてもカシモWiMAXでは「申し込みの当日か翌日に課金開始となる」と覚えておきましょう。
初月は満額請求!月末申し込みは避けよう
カシモWiMAXを申し込む場合に最大限に注意すべき点は「初月(利用開始月)の月額料金は満額請求」という点です。
カシモWiMAXを月末近くに申し込む場合、最短で申し込み当日または翌日には課金開始となりその月が初月(利用開始月)となります。
しかし、あまりに月末に申し込んだ場合は機器(ルーター/SIMカード)が手元に届くのは翌月になります。
この場合、機器を受け取った時点ですでに初月(利用開始月)は終了しており、つまり「使ってないのに満額請求」という最悪の状態となります。
カシモWiMAXは課金開始日によらず「初月の月額料金は満額請求」なので、できるだけ課金開始日が月初めになるように申し込むとよいでしょう。
つまり、カシモWiMAXの申し込みはできるだけ月初に行うということです。
Broad WiMAX +5G
かつてWiMAX2+の時代には高額キャッシュバックなどでGMOとくとくBBと人気を二分していたのがリンクライフ社が提供するBroad WiMAXです。
最近は派手なキャッシュバックキャンペーンがなくなりましたが、他社回線からの乗り換えサポートなど充実したサポートサービスは継続しています。
Broad WiMAXの「課金開始日の定義」および「初月(利用開始月)の月額料金」は以下のようになります。
課金開始日 | Link Lifeが機器(ルーター/SIMカード)を発送した日 ※最短で申し込み当日 |
---|---|
初月の月額料金 | 課金開始日基準の日割り計算 |
課金開始は「Link Lifeが機器を発送した日」、初月料金は課金開始日基準の日割り計算、と一般的な料金体系になっています。
最短で申し込み当日には発送(=課金開始)
Broad WiMAXは申し込みから機器(ルーター/SIMカード)の発送までが非常に早く、平日13時までの申し込み分については当日発送、それ以降および土日は翌日発送となっています。
よって、最短では申し込み当日が課金開始日ということになります。
初月料金は日割り計算
また、初月(利用開始月)の月額料金については「課金開始日基準の日割り計算」となります。
初月の月額料金は課金開始日基準の日割り計算であるため、課金開始日をコントロールしても「初月月額料金の損得」という点ではあまり意味はありません。
それでも「できるだけ月初めに申し込むべき」理由
Broad WiMAXの初月(利用開始月)の月額料金は「課金開始日基準の日割り計算」なので、月額料金としてはいつ申し込みをしても公平です。
しかし、それでもBroad WiMAXにはできるだけ月初めに申し込んだほうが良い理由があります。
Broad WiMAXには申し込み時の必須オプションとして「安心サポートプラス(605円/月)」と「My Broadサポート(998円/月)」という2つのオプションがあります。
「安心サポートプラス」は課金開始日から月額満額請求となります。
また「My Broadサポート」は初月およびその翌月は無料となります。
この2つのオプションは不要であれば利用開始後に会員サポートサイトでオプション解除できますが、あまりに月末ギリギリに課金開始日がくると不要な月額料金を満額支払いすることになります。
このため、Broad WiMAXはできるだけ月初めに申し込みを行い、2つの必須オプションを評価および不要な場合のオプション解除を余裕をもってできるようにコントロールすべきでしょう。
UQ WiMAX +5G
UQ WiMAXはWiMAX +5G通信サービスを運営しプロバイダーへ提供しているWiMAX +5Gの本家です。
このため、月額料金は少し高いですが電話サポートの充実や無料公衆無線LANサービス・固定IPアドレスサービスなど豊富なサービスが特徴です。
あまりネットに詳しくない人でサポートを頼りたい方へおすすめのプロバイダーです。
そして、UQ WiMAXの課金開始日の定義も他社プロバイダーとはちょっと違い、以下のように定義されています。
課金開始日 | 契約者が初めてWiMAX通信を行った日 または、UQが機器(ルーター/SIMカード)発送してから10日後のどちらか早いほう |
---|---|
初月の月額料金 | 課金開始日基準の日割り計算 |
課金開始日が「初めてWiMAX通信を行った日」という条件が入っており、契約者がある程度自由に課金開始日をコントロールできるのが特徴ですね。
特徴的な「初めてWiMAX通信を行うと課金開始」
UQ WiMAXでは「初めてWiMAX通信を行った日、またはUQが機器(ルーター/SIMカード)を発送した日から10日後のどちらか早いほう」が課金開始日と定義されています。
このため、課金開始日をいつにするかを契約者がある程度(発送から10日の範囲内で)コントロールすることができます。
機器(ルーター/SIMカード)を受け取ったときの伝票に発送日が記載されているので、その日を1日目として最長で10日後には課金開始される、という仕組みです。
初月料金は日割り計算
UQ WiMAXでは上記のように比較的自由に課金開始日をコントロールできるのが特徴ですが、初月の月額料金は課金開始日基準の日割り計算であるため、課金開始日をコントロールしてもあまり意味はありません。
ただし、UQ WiMAXでは現在「最大5,938円キャッシュバック」の特典を提供しており、このキャッシュバックは利用開始月(=課金開始日を含む月)を1か月目として4か月後の月末に振り込まれる仕組みになっています。
この点について、少しでも早くキャッシュバックを受け取りたい場合には課金開始日を早くする(できるだけ早くWiMAX通信を行う)工夫が必要です。