楽天モバイル「1日10GBで3Mbps制限」の撤廃!総務省パブリックコメントの影響か?Turbo5Gはもう不要で固定回線利用可能

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本記事はPRによる消費税込みの価格表示です

使い放題で3,278円のはずの楽天モバイルがひそかに実施していた公然の速度制限ルールが「1日10GB超過で通信速度3Mbps」です。

午前0時を過ぎると順次速度制限解除とはなるものの、やはり1日10GBで速度制限していながら「使い放題で3,278円」は納得のいかないところでしょう。

この速度制限ルールが2022年10月11日ころから撤廃されたようで、Twitterなどで盛り上がりを見せています。

この現象の裏には総務省の「消費者保護ルールに関するガイドラインに関する意見徴収(いわゆるパブリックコメント)」の影響があるようです。

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楽天モバイルが「1日10GBで通信速度3Mbps」速度制限を撤廃!?

速度制限ルールの変更は10月16日?

管理人
管理人
Twitter上での第一報は2022年10月16日のツイート。

管理人
管理人
しかし、同日に別の方は10GB制限にかかっている模様。

地域ごとに制限撤廃を進めている?

ぞくぞくと速度制限撤廃の報告が・・・

管理人
管理人
しかし、この日以降、ぞくぞくと「1日10GB制限撤廃!」の報告ツイートが!

管理人
管理人
全国的に楽天モバイル自社回線エリアでの「1日10GB制限」は撤廃されているようです。
ドコモの5Gプラン以外はauもソフトバンクも実現できていない「真の無制限」となっているようです。
これで月額3,278円なので楽天モバイルもはや最強!(ただし自社回線エリア内に限る)

新サービス「Rakuten Turbo5G発表」の予兆か!

管理人
管理人
いきなりの「1日10GBで速度3Mbps」制限の撤廃に、ネット上では「12月に出るらしいホームルーターRakuten Turbo5Gに向けての予兆では?」というコメントもあります。

たしかにWiMAX +5Gやhome5Gそしてソフトバンクエアーを相手取ってのホームルーターサービスを開始するなら「1日10GBで速度3Mbps」は見向きもされないでしょう・・・

一方で今後の速度低下を懸念する人も・・・

管理人
管理人
たしかに、速度制限撤廃によりみんなが必要以上にデータ通信消費しまくることで、全体的な速度低下は心配されるところですね。

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「1日10GBで3Mbps」速度制限ルール撤廃の裏には総務省のパブリックコメント?

ホームルーターサービス「Rakuten Turbo5G開始の予兆か?」というコメントもありますが、実際のところは総務省が公開した「電気通信事業法ガイドライン」に関するパブリックコメントによる影響のようです。

総務省パブリックコメント

2022年7月には「消費者保護の観点」から電気通信事業法が改正され、長期定期契約の禁止や高額な解約時違約金の撤廃などが実施されました。

これらの施策の効果や今後の方針策定などに向けて、総務省では一般の方からの意見(パブリックコメント)を募集していますが、今回それが公開されています。

「電気通信事業法の消費者保護ルールに関するガイドライン」の改正案に対する意見及びそれに対する考え方 | 総務省
※PDFが開きます

そして、このパブリックコメントの中に楽天モバイルの「1日10GBで3Mbps」速度制限を例にとっての意見があります(「個人7」さんの意見)。

第2章第2節(5)電気通信役務の内容(第3号)

⑦その他の利用制限

通信サービスにおける通信可能容量・速度制限は料金プランの根幹となる極めて重要な要素であるにも関わらず、実際には大容量プランにおける速度制限の詳細についてはほとんど消費者に明らかにされていない。
具体的に、ある 1 社では、プラン紹介として「100GB でも 200GB でも自社回線エリアはデータ無制限」として広告されており、重要事項説明書においては「お客様に公平にサービスを提供するために有益鑑みてる通信速度の制御」が行われるとしている。しかし、実態としては 0 時を基準として 1 日に 10GB を超える通信を行うと 3Mbps に規制される、単純な基準による運用が 2 年以上行われていると考えられ、月 200GB 使うようなユーザを想定した場合通常の利用用途範囲内で制限が行われている可能性が高いと考えられる。
他社でも、実態としてほぼ制限が行われていないものの、その制限内容の説明は極めて不明瞭である。
ここで、ガイドラインにおいて、「制限の内容を説明する必要がある」とし、その内容が具体的に説明されているにも関わらず、そのあとに記載された「不適切な例」を読むと、一切制限がないように装わなければ問題がないとも読むことができる文章になってしまっている。
従って、不適切な例に以下を追加するように改正することを提案する。

・データ無制限プランにおいて、一定基準に従って制限を行っているにも関わらず、その内容を説明しないで契約締結に至ること。
また、1 例目を以下のように改正することを提案する。
・プラン説明や広告内容などから鑑みて、想定される利用方法を大幅に超える通信が認められた場合に例外的に帯域制御等を発動する可能性があるにもかかわらず、インターネット接続のデータ使用量や速度に一切制限がないかのように装って勧誘すること。
【個人7】

【「電気通信事業法の消費者保護ルールに関するガイドライン」の改正案に対する意見及びそれに対する考え方】より抜粋

「個人7」さんの意見は楽天モバイルを例にとりながらも通信業界全体に対して「無制限を謳いながらも一定基準で一律速度制限するなら無制限ではなく制限ルールを明記すべき」というまっとうな意見です。

しかし、楽天モバイルの「月額3,278円で無制限(自社回線エリア)」に対して「事実上、1日10GBで3Mbps」制限を例とし、それが公開されたことで楽天モバイルが反応したのではないか?ということになります。

楽天モバイルへのプラチナバンド付与コメントも

パブリックコメントには複数の「楽天モバイルにプラチナバンドを付与すべき!」という意見があがっています。

楽天モバイルにプラチナバンドを再割り当てすることやそのやり方の是非はおいておいて、一般国民の意見としてのパブリックコメントはなかなか面白いです。

楽天モバイルにプラチナバンドが配分されてませんので、楽天モバイルのユーザーはプラチナバンドなしの通信しかできません。現在配分されている 1700MHz の電波では屋内で繋がりにくいです。今のままだと災害時の通信が困難になり、楽天モバイルのユーザーを見殺しにしてしまいます。

消費者の保護をするのならまず、プラチナバンドの割り当てをするべきです。天下りの関係で身動きが取りにくいのはわかりますが、国民の命がかかっているので人命第一で考えて欲しいです。
最近、プラチナバンドが議題にすらあがらないのが総務省の異常性の表れだと思います。
【個人1】

楽天モバイルの利用者がプラチナバンドを利用できない今の状況は災害などから消費者保護できないのではないだろうか?
プラチナバンドの特性上屋内などに電波が届きやすい性質があるが、利用できないと地下空間などに閉じ込められた際に通信ができないのは明白だ。
災害は今日起こってもおかしくないため、消費者保護の観点からプラチナバンドの再割り当てを実施すべき。
消費者保護の意味合いで本件と関連性はあると思う。逆に関連性がないと判断するのであれば、プラチナバンド利権を守りたいという意思の現れではないかと疑ってしまう
【個人4】

端末代金の割引に対する意見も

電気通信事業法によって禁止された高額スマホの割引と引き換えの長期契約販売に関する意見もありました。

「スマホが安く買えなくなった!昔の仕組みにもどしてくれ」という内容なのですが、一転して国内スマホメーカー保護の観点にすり替わっていて面白いです。

端末 1 台 20 万円以上するので 2019 年の改正電気通信事業法の前に戻して欲しい。
それが無理なら日本スマホメーカー保護のために全ての国家公務員とその家族に一人当たり月 8000 円(2 年で 19.2 万円)のレンタル契約をする必要あります。
その後メーカーに返却して中古品として販売(価格の目安は 10 万円くらい)そうしないと 5G 普及出来ないと思う。
消費者は通信契約を結んでいる人でなく端末購入しやすさも消費者保護ルールになると思う。
総務省は端末購入者を無視した政策を行っているのでそのツケが今になって非常に重くなっているとおいます。
通信価格を安くしたイギリス、フランスの端末メーカーは殆ど中国スマホになってしまった(安全性に問題あり)。

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Turbo5Gを待つまでもなく「楽天モバイルを固定回線化」が可能に

楽天モバイルホームルーター「Rakuten Turbo 5G」

楽天モバイルでは2022年12月にはホームルーター「Rakuten Turbo5G」が発売、現在のモバイルサービスに加えてWiMAXやhome5Gに対抗するホームルーターサービスに参入する、とのうわさがあります。

事実、楽天モバイルCEOのタレク・アミン氏は海外メディアのインタビューに「12月に日本でFWA(ホームルーター)サービスを開始する」「すでにデバイス(ホームルーター)は製造過程」と述べています。

そして、実際にTurbo 5Gは日本国内での技適を通過しています。

ネット上ではこのホームルーターサービスにおいて「1日10GB制限は撤廃してくるだろう」「料金は据え置きかなぁ?」という話しも交わされています。

しかし、今回の「1日10GBで3Mbps」制限の撤廃により、Turbo5Gによるホームルーターサービスの登場を待つまでもなく、現在の契約プランにおいて自宅固定回線として利用できる格安の通信サービスとなったわけです。

楽天モバイルを固定回線として使おう!

楽天モバイルの自社回線エリアも順調に広がってきています。

自宅が安定的に楽天モバイル自社回線の電波をつかめるのであれば、楽天モバイルを自宅の固定回線として十分利用することができます。

そして今回の「1日10GB超過で3Mbps」速度制限の撤廃により、WiMAX +5Gやhome5Gとも十分張り合えるホームルーターサービスになります。

本来は2022年12月に開始予定といわれる「Rakuten Turbo 5G」を待ってからのホームルーターサービスですが、速度制限が撤廃されたことで現状プラン「楽天モバイルUN-LIMIT」でも十分自宅固定回線として利用することができます。

楽天モバイル固定回線利用のおすすめルーター

楽天モバイルを固定回線として利用する場合、おすすめホームルーターの定番は「Speed Wi-Fi HOME 5G L11」です。

簡単な操作で楽天モバイル自社回線(Band3)に固定できるうえに、楽天モバイルの5G通信も利用可能な高性能ルーターです。

本来はWiMAX +5G向けのホームルーターですが、アマゾンやメルカリなどで新品・中古品が多く出回っておりお手頃価格で購入できるのも定番の理由でしょう。

スマホをUSB接続して簡単固定化(iPhone対応)

パソコンいじりが好きな方には「OpenWrtルーターでスマホUSB接続」をおすすめします。

中古ルーター(1,000円程度)を買ってきてOpenWrtというOSS(オープンソース)のファームウェアをインストールすることで万能ルーターとなります。

この万能ルーターと楽天モバイルのスマホをUSB接続することで、楽天モバイルを固定回線として使うことができる、という仕組みです。

「ファームウェアをインストール」と言っても特にむつかしいことではなく、通常のルーターのファームウェアアップデートと同じ手順でOpenWrtのファームウェアを読み込ませるだけでインストールできてしまいます。

万能ルーター「OpenWrtルーター」であれば、ルーターとスマホを必要な時だけUSB接続することで楽天モバイルを固定回線として利用できます。

つまり、外出先でも自宅でも通信費は楽天モバイル1本で済んでしまう、という環境ができてしまいます。

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