楽天モバイルは2021年4月に「第四のキャリア」としてサービス開始しました。
新しいキャリアの参入は2006年のソフトバンク(ボーダフォンを買収して参入)以来、実に14年ぶりとなります。
「どれだけ使っても月額3,278円」という料金プランや無料通話・無料SMSが利用できるアプリ「楽天リンク(Rakuten Link)」など、画期的なサービスを提供し続けています。
この記事では楽天モバイル「UN-LIMIT」の料金プラン・特徴と、メリット・デメリットを詳しく説明していきます。
- 楽天モバイル「UN-LIMIT」の料金プラン
- 楽天モバイルのデメリット
- 楽天モバイルのメリット
- メリット① 「使わなければ無料」の従量制プラン
- メリット② eSIM契約なら申し込み直後にすぐ使える
- メリット③ SIMカードからeSIMへの変更がすぐにできる
- メリット④ eSIMの再発行(機種変更)が無料で即発行
- メリット⑤ 「~3GB/月」の小容量なら月額1,089円/月
- メリット⑥ 「~20GB/月」の中容量でも1,000円安い
- メリット⑦ 使い放題でも最大3,278円/月で業界最安
- メリット⑧ 海外でも2GB/月まで使える
- メリット⑨ 楽天リンクで国内・海外で無料通話
- メリット⑩ 楽天リンクなら海外での着信料不要
- メリット⑪ 最安無料でかけ放題スマホの出来上がり
- メリット⑫ 料金支払いに楽天ポイントが使える
- メリット⑬ 支払い金額に対して楽天ポイントが付与される
- メリット⑭ 楽天モバイル利用者ならSPUポイントアップ
- メリット⑮ 口座振替払いができる
- メリット⑯ 店舗サポートが利用できる
- メリット⑰ キャンペーンが派手!スマホが激安
- 楽天モバイルの評価・口コミ
- 楽天モバイルの総合評価
楽天モバイル「UN-LIMIT」の料金プラン
楽天モバイルの主力料金プランは「UN-LIMIT」のたったひとつです。
楽天モバイルの唯一の料金プラン「UN-LIMIT」のプラン内容は以下のようになっています。
UN-LIMIT | ||
---|---|---|
月額基本料金 | ~1GB/月 | 0円/月(無料) ※2回線目以降は1,089円/月 |
~3GB/月 | 1,089円/月 | |
~20GB/月 | 2,178円/月 | |
20GB/月~無制限 | 3,278円/月 | |
音声通話 | 標準通話料金 | 22円/30秒 |
Rakuten Link 利用時 |
|
|
データ通信 | サービス | 4G/5G通信:楽天モバイルエリア 4G通信:パートナーエリア |
低速通信 | なし(無制限):楽天モバイルエリア 5GB/月超過時は1Mbps:パートナーエリア |
|
海外利用 | 86の国・地域で利用可能(海外パートナーエリア) | |
契約形態 | 最低利用期間なし 違約金なし |
|
手数料 | 契約手数料 | なし |
解約手数料 | なし | |
MNP転出 手数料 |
なし | |
SIMカード再発行 手数料 |
なし | |
SIMカード交換 手数料 |
なし ※SIMカード⇔eSIM |
「使った分だけ払う」4段階従量制プラン
楽天モバイルの唯一の料金プラン「UN-LIMIT」の最大の特徴は「使った分だけ支払う4段階従量制プラン」です。
使わなかった月は0円(~1GB/月)、最大でもギガ無制限で月額3,278円と他社大手3キャリアと比べると特徴的かつ非常に安い料金プランになっています。
1GB/月未満ならホントに無料
楽天モバイルの4段階従量制プランで驚きなのは「~1GB/月なら月額料金無料」という点です。
別途通話料金やオプション料金が発生している場合には請求が発生しますが、それらがない場合(基本料金のみの場合)は本当に請求が発生しません。
請求額がない場合にはユニバーサルサービス料などの負担金も無料(楽天モバイル負担)となり、本当に請求が発生しません。
「2回線目以降」とは?
「1GB/月」でも「2回線目以降」は月額料金1,089円です。
楽天モバイルは同一名義で最大5回線まで回線契約することができます。
複数回線契約の場合には一番契約日が古い回線が「1回線目」であり、「1回線目」は「~1GB/月」の場合月額料金無料となります。
「一番契約日が古い回線」は毎月月初(1日)に自動的に契約内容を見て判断しています。
たとえば、一番契約日が古い回線を解約したとしても、翌月1日にはその時点で一番契約日が古い回線が「1回線目」となります。
LINEMO・povo対抗!「~3GB/月で月額1,078円」
2段階目の料金が「~3GB/月で月額1,078円」です。
「3GB/月」と言えばLINEMOの新プランLINEMOミニプランやpovo2.0の「3GBチャージ」がライバルとなり、どれも月額990円~1,078円となります。
LINEMOミニプランの強みは月額990円の3GB/月でもLINE使い放題が適用されるという点で、LINEヘビーユーザー向けのプランです。
一方で楽天モバイルでは「~3GB/月で月額1,078円」に加えて後述する無料通話アプリ「楽天リンク(Rakuten Link)」で国内通話無料となる点が強みとなります。
ahamo(アハモ)対抗!「~20GB/月で月額2,178円」
3段階目の料金が「~20GB/月で月額2,178円」です。
「20GB/月」と言えばahamo(アハモ)やLINEMOスマホプランになります。
ahamo(アハモ)は月額2,970円、LINEMOスマホプランは月額2,728円になります。
この段階での楽天モバイルの強みは「安い!」とニュースにもなったahamo(アハモ)LINEMOスマホプランより1,000円安い!という点です。
さらに楽天モバイルなら無料通話アプリ「楽天リンク(Rakuten Link)」で国内通話無料もついてきます。
上限3,278円、どれだけ使っても半額
そして4段階目が「どれだけ使っても月額3,278円」です。
つまり「無制限」「使い放題」で月額3,278円であり、これはドコモ・au・ソフトバンクの無制限プラン(月額6,500円ほど)の約半額となります。
料金プラン変更不要、使った分だけ支払う
楽天モバイルではこのように4段階従量制プランを採用しているため、ギガの利用予定に合わせてプラン変更などする必要なく完全に「使った分だけ請求」されるプランになっています。
データ通信の多い時と少ない時の差が激しい人などはわざわざプラン変更する必要もなく、月末に結果として請求、しかも「~1GB/月」ならユニバーサルサービス料などの負担もなく(楽天モバイルが負担)完全に請求が行われません。
4段階従量制プランにより誰でも簡単にデータ通信費を大手キャリアの約半額にできるのが楽天モバイルの料金プラン「UN-LIMIT」の特徴です。
楽天リンク(Rakuten Link)で国内・海外で無料通話
楽天モバイルが提供する無料通話・SMSアプリ「楽天リンク(Rakuten Link)」を使えば、国内・海外で無料通話・無料SMSが利用できます。
楽天モバイルはLINEなどと同じIP電話の仕組みを使った無料通話アプリですが、電話番号(090/080/070番号)での通話ができる点がポイントであり、相手にも電話番号通知されるし、相手からの着信も可能です。
IP電話の仕組みなので、海外滞在時に日本国内からの着信があった場合などの海外着信料金も不要にもなります。
最安無料でかけ放題スマホになる
楽天リンク(Rakuten Link)はIP電話の仕組みを使った音声通話なので、通話にはデータ通信を利用します。
しかし、楽天モバイルの仕組み上「楽天リンク(Rakuten Link)はデータ通信容量(ギガ)を消費しない」仕組みになっており、つまりどれだけ無料通話してもデータ通信容量はゼロです。
楽天モバイル「UN-LIMIT」なら「~1GB/月」までなら月額料金無料なので、楽天リンク(Rakuten Link)でどれだけ無料通話しても月額料金無料にできてしまいます。
iOS版楽天リンクの仕様変更にちょっと注意
楽天リンク(Rakuten Link)はAndroid版とiOS版が提供されています。
従来はどちらも同じ仕様・同じ動作だったのですが、2021年7月よりiOS版の楽天リンクに仕様変更が入りました。
【重要】Rakuten LinkアプリiOS版の仕様変更に関するお知らせ(2021年7月5日更新)| 楽天モバイル
変更点は以下の3点です。
楽天リンク以外からの着信 | 従来仕様 | 楽天リンクに着信 |
新仕様 | iOS標準電話アプリに着信 | |
楽天リンク以外へのSMS送信 | 従来仕様 | 楽天リンクからSMS送信 |
新仕様 | iOS標準メッセージアプリからSMS送信 | |
楽天リンク以外からのSMS受信 | 従来仕様 | 楽天リンクでSMS受信 |
新仕様 | iOS標準メッセージアプリでSMS受信 |
影響① 楽天リンク以外からの着信
楽天リンクを使っていない人から着信した場合、従来は楽天リンクに着信していましたが仕様変更後はiOS標準の電話アプリに着信するようになりました。
この仕様変更の影響は以下の2点になります。
- 着信履歴から折り返すときに標準電話アプリからの発信になる(無料通話にならない)
- 海外滞在時に日本国内からの着信で海外着信料金が課金される
「1.着信履歴からの折り返しに注意」は、iOS標準アプリにしか着信履歴が残らないのでそのまま折り返すとiOS標準電話アプリで折り返してしまうからです。
この点については「注意して楽天リンクから折り返しましょう」となります。
「2.海外滞在中の着信で海外着信料金が課金」については、楽天リンクで着信できないことにより通常の国際通話着信になるとなる、ということです。
※これらはiOS版の仕様変更なので、Android版楽天リンクをお使いなら「楽天リンクで着信する」「海外着信料金も課金されない」というままです。
影響② 楽天リンク以外とのSMS送受信
iOS版楽天リンクをご利用の方は仕様変更により「相手が楽天リンクを使っていなければiOS標準メッセージアプリの送受信となる」となります。
つまり、相手が楽天リンクを使っていない場合には通常のSMSとなります。
この場合、相手がiPhoneであればiPhoneのFacetimeメッセージ機能によりSMSメッセージ無料となります。
相手がiPhoneでなければ通常のSMSなので標準SMS送受信料金が課金されます。
※これらはiOS版の仕様変更なので、Android版楽天リンクをお使いなら「楽天リンクでSMS送受信する(送受信料金無料)」というままです。
豊富なスマホセット、iPhoneも選べる
iPhoneがお得に使える「アップグレードプログラム」
楽天モバイルではiPhoneの取り扱いを開始、最新モデルであるiPhone12シリーズもセット契約することができます。
そして楽天モバイルでは「iPhoneアップグレードプログラム」を提供、iPhoneを48回分割払い(金利・手数料不要)で購入し一定期間後にお使いのiPhoneを返却し別機種へ機種変更することで、残りの分割支払いが免除されるというプログラムです。
iPhoneは毎年新型が発表されますが、「2年ごとに最新型に乗り換えたい」という場合にお得で便利なプログラムです。
楽天モバイルiPhoneアップグレードプログラム | 楽天モバイル
楽天ポイントが貯まる・使える
楽天ポイントで支払える
月々の支払を楽天ポイントで支払うことができます。
「すべてポイント払い」や「一部ポイント払い」などの設定をmy楽天モバイルで設定することができます。
ただし、ポイント支払いができるのは支払い方法が「クレジットカード払い」「デビットカード払い」の場合で、「口座振替払い」の場合にはポイント払いはできません。
月々の利用料金の支払いに、楽天ポイントは使えますか | 楽天モバイル
支払いに応じて楽天ポイントが貯まる
月々の支払100円ごとに1ptの楽天ポイントが付与されます。
また、楽天モバイルでは月々の支払を楽天ポイントで支払うこともできますが、ポイント支払いの場合でもポイントが付与されます。
楽天モバイルの利用代金に対して楽天ポイントは付与されますか | 楽天モバイル
楽天SPUポイントがアップする
楽天モバイル契約者なら楽天一番での「SPU(スーパーポイントアップ)」が+1倍になります。
楽天モバイルのデメリット
デメリット① 楽天モバイル自社回線エリアが狭い・不安定
楽天モバイルが最高のコスパを発揮する「楽天自社回線エリア」がまだまだ狭いです。
といっても2020年4月のサービス開始を考えると急速に広がりましたが、まだまだパートナーエリア(au回線)に頼る場所が多いのが実態です。
楽天モバイルを検討するならエリアマップや友人・知人の話しを聞いて、自分が使えるエリアを十分把握しておきましょう。
「楽天自社回線エリア」と「パードナーエリア(au回線)」ではコスパが大きく違ってきます。
デメリット② パートナーエリアでは高速通信5GB/月まで
楽天自社回線エリアでは「月間のデータ通信容量無制限」の使い放題ですが、パートナーエリア(au回線)では「高速通信は5GB/月まで」の制限があります。
高速通信5GB/月を使い切ると速度制限されますが、低速通信でも1Mbpsと動画も十分みれるほどの通信速度が使い放題です。
楽天モバイルのサービスが開始された2020年4月時点では、パートナーエリアであっても「月額3,278円でau回線が5GB/月も使える!」という結構良い評価でしたが、その後楽天モバイルの料金プランが「使った分だけの4段階従量制プラン」になってからは「高速通信5GB/月なのに低速で使っても課金される」と言う状態になり、逆にパートナーエリアでの不満となっています。
デメリット③ 電波圏外の場所がある
楽天モバイルでは自社回線エリアが急速に広がっています。
そして、自社回線エリアが広がることでパートナーエリアは終了していきます。
このエリア拡大の仕組みの結果、自社回線エリアの電波が十分でないのにパートナーエリアが終了したことで、電波の隙間が生じています。
この場合は「圏外」となり、都内や大阪・名古屋などで多く報告されています。
そして、今後自社回線エリアが全国に広がっていく過程で、どこでも同じ現象になる可能性があります。
デメリット④ 楽天モバイル対応スマホが限られる
楽天モバイルの自社回線エリアは周波数帯としてBand3を使っています。
現在国内に出回っている多くのスマホや通信機器はほとんどがBand3に対応しているので、SIMフリー機であれば「そのまま楽天モバイルで使える」ということになります(理論上)。
たしかにそうなのですが、Band3に対応していても音声通話「Rakuten VoLTE」に対応していなければ通話・SMSサービスを利用することができません。
また、これはパートナーエリア(au回線Band18)においても同様で、Band18において「Rakuten VoLTE」に対応していなければ通話・SMSサービスを利用できません。
Band3対応またはパートナーエリアでのBand18対応スマホは多いものの、音声通話「Rakuten VoLTE」対応のスマホはあまり多くありません。
そのため、楽天モバイルで使えるスマホは公式サイトでの動作確認が絶対に必要です。
デメリット⑤ 2回線目からは使わなくても1,089円/月
楽天モバイルの料金プラン「UN-LIMIT」は「使った分だけの4段階従量制プラン」になっており、使わない月(1GB/月未満)の場合には月額料金無料となります。
月額料金無料の場合は月額料金以外にもユニバーサルサービス料なども無料(楽天モバイル負担)となり、本当に請求されません。
しかし、この場合「使わない月は月額料金無料」は1回線目のみであり、2回線目からは1,078円/月となります。
同一名義で複数回線契約の場合、「使わなければ月額無料」は1回線目のみとなります。
「1回線目」とは?
楽天モバイルでは同一名義で最大4回線まで契約することができます。
この場合、契約日が一番古い回線を「1回線目」と定義しており、毎月月初(1日)に契約内容を確認して一番契約の古い回線を1回線目とします。
よって、複数回線契約がある状態で1回線目(契約が一番古い)の回線を解約しても、次の月には自動的に「契約の一番古い回線」が1回線目となります。
楽天モバイルのメリット
メリット① 「使わなければ無料」の従量制プラン
楽天モバイルの料金プランは「UN-LIMIT」ただひとつです。
そして、「UN-LIMIT」プランは「使った分だけ支払う4段階従量制プラン」になっています。
UN-LIMIT | ||
---|---|---|
月額基本料金 | ~1GB/月 | 0円/月(無料) ※2回線目以降は1,089円/月 |
~3GB/月 | 1,089円/月 | |
~20GB/月 | 2,178円/月 | |
20GB/月~無制限 | 3,278円/月 |
このように、月のデータ通信量が1GB/月未満であれば、その月の基本料金は無料となります。
基本料金無料でもその他で通話料金やオプション料金が発生する場合にはその分は請求されますが、基本料金だけの場合は「基本料金無料」すなわち「請求額ゼロ」となります。
請求額がない場合にはユニバーサルサービス料などの負担金も無料(楽天モバイル負担)となり、ほんとうに請求額ゼロとなります。
メリット② eSIM契約なら申し込み直後にすぐ使える
楽天モバイルをeSIMで契約すると、契約申し込み後に即楽天モバイルが利用できるようになります。
楽天モバイルでは本人確認にスマホ撮影による本人確認「eKYC」を導入しているため、契約申し込みの流れの中で本人確認が完了してしまいます。
さらにeSIM契約なら本人確認完了後に即eSIMダウンロードできるので、「契約申し込み完了即利用開始」ということができてしまいます。
メリット③ SIMカードからeSIMへの変更がすぐにできる
楽天モバイルではSIMカード契約していてもeSIMへのSIMカード変更が手数料無料、しかもeSIMは手続き直後にダウンロードすることができます。
povoなどeSIM対応の格安スマホプランもありますが、povoはSIMカードをeSIMへ変更できないなどの制限も多く、比較すると「楽天モバイルはeSIMの使い勝手が非常に良い」というメリットがあります。
たとえばiPhoneをお持ちでeSIMで遊んでみたいなら断然楽天モバイルです。
メリット④ eSIMの再発行(機種変更)が無料で即発行
SIMカードであれば他のスマホに差し替えることで機種変更できますが、eSIMだと再発行(再ダウンロード)となります。
楽天モバイルならeSIM再発行は手数料無料、手続き後即ダウンロード可能です。
楽天モバイルならeSIM契約でもSIMカードからeSIMへの変更でも、いつでも無料で機種変更(eSIM再発行)できます。
メリット⑤ 「~3GB/月」の小容量なら月額1,089円/月
データ通信を全然使わないわけではないけど、「3GB/月以内」という場合は月額1,089円になります。
「3GB/月で月額1,089円」と言えば、先日ソフトバンクがLINEMO(ラインモ)ミニプランで「3GB/月で月額1,089円」を発表しましたが、スマホをご利用の半分くらいの人はこのプランで足りるはずです。
ソフトバンク利用者の60%が3GB/月未満、ということです。
メリット⑥ 「~20GB/月」の中容量でも1,000円安い
さらに、ahamo(アハモ)・povo・LINEMO(ラインモ)スマホプランが提供する「20GB/月で3,000円程度」というプランに対して、楽天モバイル「UN-LIMIT」なら「20GB/月までなら2,178円」とさらに1,000円安く使えます。
先述したように「スマホ利用者の60%は3GB/月で足りる」という中で、毎月20GBも使う人に人気となっているahamo(アハモ)などの格安プランですが、楽天モバイル「UN-LIMIT」ならそれよりさらに1,000円安くなります。
メリット⑦ 使い放題でも最大3,278円/月で業界最安
そして、20GB/月を超えるとどれだけ使っても3,278円/月です。
大手キャリアのドコモ・au・ソフトバンクの大容量・無制限プランが7,000円程度であることから、いかに楽天モバイル「UN-LIMIT」が安いプランになっているかがわかります。
パートナーエリアでの注意点
楽天モバイルのパートナーエリア(au回線)では「高速通信は5GB/月まで」となっており、5GB/月を超過しても結構速い低速通信1Mbpsが使い放題です。
「UN-LIMIT」は使った分だけの従量制プランですが、パートナーエリアにおいて低速通信で消費したギガも通信量としてカウントします。
自社回線エリアなら高速通信をどれだけ使っても最大で3,278円ですが、パートナーエリアでは低速通信1Mbpsをだらだら使うと最大3,278円となります。
パートナーエリアではちょっと損した気分になります。
メリット⑧ 海外でも2GB/月まで使える
楽天モバイル「UN-LIMIT」は海外66の国・地域でも「海外パートナーエリア」として2GB/月までデータ通信が利用できます。
別途費用は発生せず、月額料金の範囲内で海外利用することができます。
もちろん、「使った分だけの従量制」とは「自社回線エリア」「国内パートナーエリア」「海外パートナーエリア」の3つのエリアでの通信量を合算して最終確定します。
メリット⑨ 楽天リンクで国内・海外で無料通話
楽天モバイルが提供する無料通話・SMSアプリ「楽天リンク(Rakuten Link)」を利用すると、国内・海外で電話番号(090/080/070番号)による音声通話が通話料無料となります。
相手は楽天リンク利用者だけでなく、他社スマホや固定電話への通話も通話料金無料となります。
楽天リンク(Rakuten Link)は4段階従量制プラン「UN-LIMIT」と並び楽天モバイルの大きな特徴となっています。
メリット⑩ 楽天リンクなら海外での着信料不要
楽天リンク(Rakuten Link)を使えば、海外渡航時でも日本国内へ無料通話を使うことができます。
さらに海外滞在時に日本国内から着信があった場合の海外着信料金は不要です。
※iOS版の場合には海外着信料金が必要
海外滞在の多い人は海外着信料金無料となることで、コストメリットも大きくなります。
iOS版楽天リンクの仕様変更によりiPhoneは着信がかかる
2021年7月に楽天リンク(Rakuten Link)のiOS版は仕様変更を行い、それにより「着信時は楽天リンク(Rakuten Link)ではなくiOS標準電話アプリに着信する」となりました。
この仕様変更により、海外滞在時の日本国内からの着信について「海外着信料金」が課金されるようになりました。
従来の楽天リンクおよびAndroid版の楽天リンクなら着信時でも楽天リンク(Rakuten Link)へ着信するため、海外滞在時の着信には海外着信料金が課金されません(国際通話ではないため)。
しかし、2021年7月以降、iOS版の楽天リンクでは海外での着信時には海外着信料金が課金されるようになりました。
メリット⑪ 最安無料でかけ放題スマホの出来上がり
楽天リンク(Rakuten Link)はIP電話の仕組みを使った無料通話・無料SMSのサービスです。
しかし、楽天モバイルの料金の仕組みとして「楽天リンクのデータ通信容量はカウントしない」となっています。
つまり、楽天リンク(Rakuten Link)を使ってどれだけ無料通話をしても、データ通信容量(ギガ)は消費されない、ということです。
楽天モバイル「UN-LIMIT」は「使わない月(~1GB/月)の月額料金は無料」であり、楽天リンク(Rakuten Link)はどれだけ通話してもデータ通信容量を消費しないので、楽天リンク(Rakuten Link)の無料通話だけならどれだけ無料通話しても月額料金無料、となってしまうわけです。
最安の音声通話かけ放題が楽天モバイルということです。
メリット⑫ 料金支払いに楽天ポイントが使える
楽天モバイルでは毎月の月額料金の支払いに楽天ポイントを使うことができます。
支払いは「全額ポイント払い」「部分ポイント払い(いくらをポイントで払う)」などの設定を事前に設定しておくことができます。
※ポイント払い設定時にポイント不足の場合は不足分がクレジットカード請求となります。
メリット⑬ 支払い金額に対して楽天ポイントが付与される
楽天モバイルの月額料金の支払い100円ごとに1ptの楽天ポイントが付与されます。
先述の「楽天ポイントによる支払い」の場合でも楽天ポイントが付与されます。
メリット⑭ 楽天モバイル利用者ならSPUポイントアップ
楽天モバイルの契約者なら「SPUポイントが+1倍」になります。
メリット⑮ 口座振替払いができる
楽天モバイルは支払い方法として「クレジットカード払い」と「口座振替払い」を選ぶことができます。
ただし、支払い方法に「口座振替」を選んだ場合は振替ごとの手数料として110円が加算引き落としされる点と、「楽天ポイントによる支払いができない」という点に注意が必要です。
メリット⑯ 店舗サポートが利用できる
楽天モバイルは数まだ少ないですが実店舗展開を行っています。
契約時に相談しながら契約したい、などの場合、お近くの楽天モバイルショップを利用することができます。
メリット⑰ キャンペーンが派手!スマホが激安
楽天モバイルはとにかく常時キャンペーンを実施しています。
内容はほとんどが「新規契約」「スマホ同時契約」に対して楽天ポイントバラマキキャンペーンです。
楽天モバイルを新規で契約する人は、「キャンペーン利用でスマホセットが実質無料」での契約がデフォルトです(笑)。
楽天モバイルの評価・口コミ
料金に関する評価・口コミ
楽天モバイルの請求金額が可愛すぎる〜1年使ってみて、最低金額は、66円でした(写真右)。基本料金無料ですが、気をつけてないとなんかしらかかります(笑)最高金額は、5852円。電話をLINKではなく、普通のでやっちまったぜ!🤤大体数百円の月が多かった pic.twitter.com/KbWS6Idf1z
— 蒼井アオ🍋 (@aoteen__) July 29, 2021
楽天モバイル契約して月料金2,000円→1,000円になった上に予定してたポイントが6,400も貰えるのはマジでありがたい pic.twitter.com/iqnqZLw0gH
— こなこな (@konakona329) July 28, 2021
楽天モバイルに変えたら月額料金が0円になった…!(引きこもり漫画家) pic.twitter.com/4SJETIpMfp
— ちさこ🍣🍣🍣🍶 (@chicochisako) July 28, 2021
楽天モバイルのパケが… pic.twitter.com/x38XOX8BQE
— のんだくれ (@Have_fun_inlife) July 28, 2021
電波・エリアに関する評価・口コミ
楽天モバイル最近圏外が増えた気がする😂
楽天回線が繋がらない時はパートナー回線…すらも繋がらず、圏外になってんのかな…— 名前 (@nemuimin_) July 28, 2021
いつの間にか家でも楽天モバイルの電波入るようになってたw pic.twitter.com/nKQKyfRXEQ
— ムッシュ🍓 (@mussyu226) July 28, 2021
初めてワイモバイルが楽天に負けてるところを見た
それぐらい楽天モバイルは電波立たない pic.twitter.com/AWRpjIW7L5— ちゅうい (@Chuui_games) July 29, 2021
楽天モバイル屋内局見つけにジョーシン富山本店に
お店は1階が駐車場、2,3階は店舗の構成です。階段で2階に上がると直ぐ天井に画像の1個設置してますね。更に電測を見ると2個目もひっかかり同じフロアに発見。2セルの充実エリアw
3階もあるかと探しに行くもパートナー回線(>_<)#楽天モバイル #基地局 pic.twitter.com/UGzELaFzcw— rakusnow (@rakusnow1) July 29, 2021
国立競技場近くの坂にドコモAC35局があった
少し登ると楽天モバイルのピコセルがある pic.twitter.com/ZRd3uHZIhB— Big (@Big_5G) July 27, 2021
楽天モバイルの40m級基地局、上下で2つスペースがあるけど、上は4G用で下は5G用かな?
この前割り当てられた1.7GHz帯の基地局も置けるようにしてるのかな?(耐荷重的な意味で)#楽天モバイル pic.twitter.com/3birUvbJBV— Big (@Big_5G) July 23, 2021
みんな自社回線エリアの拡大に期待しているようです
楽天リンクに関する評価・口コミ
サポートに関する評価・口コミ
楽天モバイル一本化無理だった。。くーー
①サポート体制の不安:担当がコロコロ変わって説明し直しの無限ループに陥る、問題解決に時間がかかり過ぎる。
②電波と速度の不安:生活圏内でパフォーマンスが出なかった(東京)
③ポイント⚪︎倍加算されず:2ヶ月程度待ち指示発生#楽天モバイル
— TOKCHAN (@TOKCHAN1009) July 28, 2021
楽天モバイル、ほんと使えない…楽天モバイルからUnlimitedに乗り換えをしたのに前の楽天モバイルからの請求がまだ発生してるから調べて欲しいのに、サポートセンターに全然つながらない。#楽天Unlimited
— ivory (@alohajun77) July 22, 2021
楽天モバイルのチャットサポート
1往復毎に担当者変わるの辞めてほしい…
責任の所在がうやむやになる
これも作戦なのか…— 毒パピコちゃん (@mire_io811) July 29, 2021
楽天モバイルのチャットサポート、今日は回答までヤケに早かった。
いや、そこまで早くはない(初回回答まで10分)けど、今までの数時間〜数日返事こないところからは大きな進化だ。— ぬるぽん@基地局さがし (@nullpon44011) July 26, 2021
自社回線エリアと一緒にサポート品質も発展途上ということですね。
どちらも今後に期待です
楽天モバイルの総合評価
楽天モバイルの料金プラン「UN-LIMIT」や無料通話アプリ「楽天リンク(Rakuten Link)」は非常に良いサービスです。
もはやドコモもauもソフトバンクもいらない!と言えるほどのサービスなのですが・・・
とにかく現時点では「自社回線エリアが狭い」「パートナーエリアとの境界線で圏外になる」という点が発展途上です。
よって、現時点での楽天モバイルの評価としては「期待してるけど、今乗り換えるか??」ということに尽きます。
「使った分だけの従量制プラン」で料金プランは最高!
楽天モバイルの従量制プラン「UN-LIMIT」のコスパは最高です。
使わない付(~1GB/月)は月額料金無料だし、ahamo(アハモ)・povo・LINEMO(ラインモ)と同等(20GB/月)に使っても1,000円安いし、ドコモ・au・ソフトバンクの大容量・無制限と同じ使い方をしても3,000円も安くなります。
また、音声通話もコスパ最高です。
無料通話・SMSアプリ「楽天リンク(Rakuten Link)」を使えば国内・海外で無料通話使い放題です。
楽天リンク(Rakuten Link)はデータ通信容量を消費しないため、楽天リンク(Rakuten Link)と料金プラン「UN-LIMIT」を合わせれば「音声通話かけ放題が無料で持てる」となります。
電話を使わない人でも「楽天リンク(Rakuten Link)」おすすめ
電話をほとんどかけない、という人でも、ちょっとした手続きや問い合わせなどで電話を掛ける場合があるでしょう。
電話を使わない人でも楽天モバイルをご利用なら楽天リンク(Rakuten Link)はぜひインストールしておきたいアプリです。
エリアが狭い、不安定!仕事使いならちょっと待った!
楽天モバイルはコスパ最大の楽天自社回線エリアが安定して全国カバーできれば非常に良い通信サービスです。
しかし、現時点では発展途上であり、問題も・・・・
正直、メインスマホ特に仕事で使っているスマホなどでの乗換はおすすめしません。
「まぁ、たまに繋がりにくくてもいいかな?」という方やサブのスマホなどでのご利用は、今のうちにぜひ乗り換えておきましょう。
現時点ではまだまだ自社回線エリアは全国カバーできていませんが、自社回線エリアも急速に拡大しています。
期待を込めて、今のうちから使っておくのも良いかもしれません。